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きっかけの1冊。3月30日。

こんばんは。さいさいです。
毎日note30日目。
3月ももう終わり。
記事を書き続けて、段々と
書くスピードも速くなってきました。
さてさて、
以前は進路を決めるきっかけの1冊を
紹介しましたが、
今回は出版という業界にチャレンジしようと
決めたきっかけの本を紹介します。

◆就活の厳しさを目の当たりにする

私が一歩前進するきっかけとなった1冊に
辿りつくまでには
あと2冊の本の存在があります。
なので、まずはコチラから。
『シューカツ!』石田衣良

この本は、マスコミ系の就活を成功させるべく
6人のメンバーが集まり、動いていく話。
就活の流れがわかるから
すごく参考になる1冊だと思います。
ですが、
これを読んだ私は、正直めちゃくちゃビビりました。
こんなに対策しなければならないのか、
こんなに明確な答えがひつようなのか。
そんなことを思って
出版社を含むマスコミ系を受けるのは
やめようとしていました。

実際、就活の前半の時期は、
メーカーや銀行などをなんとなく
志望していたように思います。
そこから、どう変わったのか
次で書いていきます。

◆出版業界の面白さに気づく

就活をするなかで
思うように選考が進まず
自分が何をやりたいのかを
改めて考える必要性が出てきました。
その時期に読んだ本がコチラ。
『ミリオンセラーガール』里見蘭

出版社での書店営業の仕事を描いた小説。
1冊の本をミリオンセラーにすべく、
編集者や書店などを巻き込みながら
新しいことにチャレンジしていく話。
出版社って編集だけじゃないんだ、
こんなに面白いものをつくれるんだって、
ワクワクしたのを今でも覚えています。
だから、出版業界が斜陽産業なんて
言われているなかでも、
むしろ言われているからこそ
入っていったら面白いんじゃないかって
思ったのでした。
そんなわけで、
私の就活もガラッと180°方向転換。
出版社、編プロ、書店、
新聞社、WEBメディアの会社など
いろいろ受けることになったのでした。

◆きっかけをつくりたい

さて、そんな風に出版業界を面白いと
思ったわけなのですが、
こう、言葉として明確化しているわけではありませんでした。
そこで、私にとってまさにコレじゃんって
思った貴重な1冊がこの本。
『本屋になりたい―この島の本を売る』宇田智子

「本屋になりたい」と
東京の大型新刊書店から
沖縄の小さな古本屋へ移った宇野さんのお話。
そこで、書いてあったのが
書店は何かを始めようとする人を応援する場所だと
いうような内容。
何か勉強を始めるとき、
資格を取ろうとするとき、
仕事、育児、趣味などに挑戦するとき。
そんなとき、
私たちは1冊の本を手に取ることが多い。
そのとき、手伝うことができるのは書店員。
なるほど。
腑に落ちた。ストンと。
これは、書店員にフォーカスした話だけれど、
その本をつくっている
出版社、そして編集者、
その本を売る書店営業など
出版に関わることって
”応援する”ってことじゃんって。
何かスタートするきっかけをつくったり、
背中を押したりできるのって
いいなって思ったのです。
”きっかけをつくる”
”応援する”

っていうのが私のテーマだと明確になり、
私は一歩踏み出したのでした。
本は、頭の中にある
なんとなくのものを
言語化してくれる。
だからこそ、
私は本を読み続けるのです。
少し長くなりましたが、
今日はこのへんで。また明日♪

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