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「すずめの戸締まり」の草太が唱える祝詞の意味と背景

映画「すずめの戸締まり」で、主人公の草太が戸締まりの際に唱える祝詞のような言葉です。祝詞とは、神道で神に対して云うお祈りのことで、古い日本語で書かれています。

現代語に訳すと、以下のような意味になります。

日不見(ひみず)の神よ:日光が当たらない場所に住むモグラの神様よ。または、火と水の神様よ。

遠(とお)つ御祖(みおや)の産土(うぶずな)よ:遠い先祖の土地の神様よ。

久しく拝領(はいりょう)つかまつったこの山河:長い間お借りしていたこの山や川。

かしこみかしこみ:とても畏れ多く。

謹んでお返し申す:謹んでお返しいたします。

つまり、草太は、モグラや火水の力を借りてミミズを鎮めることを願いながら、先祖から受け継いだ土地を土地の神様に返すことを宣言しています。これは、閉じ師という仕事の一環であり、草太は土地に対する敬意や感謝を表しています。

この言葉は、草太が自分で作ったものであり、日本神話や神道に由来するものではありません。

しかし、日本の古来の信仰や文化を感じさせる言葉であり、映画の世界観に深みを与えています。

P.S.
いかがでしたでしょうか。
なるほど、昔の言葉を引用したのかと思いきや創作だったんですね~

日光が当たらない場所に住む神様というのは、そういう意味があったとは。

参考になれば幸いです。
次で最後になります😊✨

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最後まで読んで頂きどうもありがとうございます。

それではまた次の記事でお会いしましょう♪

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