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突発性難聴発症後の体の異変②【肌よ、なぜ粉ふく?】

前回の髪が抜けた記事に続き、発症後に起きた体の異変について書かせていただきます。

髪の毛が大量に抜けた頃(1月中旬頃)、肌は…

めっちゃ粉ふきました。笑

寒い時期なので、ただの肌の乾燥?と自分でも思いましたが、髪に続き、引くほど粉ふいたんです。

そもそも、"粉をふいた肌"って個人差があって伝わりにくいかもしれませんが、私の場合は、乾燥した肌がひび割れ、皮膚がペリペリめくれるような状態でした。

医療職やお年を召した方と接する機会がある人は見たことあると思うのですが、肌着の内側に白い粉が付いてるのを見たことありますか?
あれです。
肌が乾燥して、肌着やらタイツやらに白い粉として付いてしまうのです。

私自身もデイケアでのリハビリで実際に見た経験がありました。
デイケアでのリハビリは機能訓練が多かったので、歩行訓練の前に下肢を動きやすくするため、足のリラクゼーションやストレッチを行います。
その際、ズボンの下から白い粉が出てきたり、知らないうちに自分の服についたりしたので、失礼のないよう人目のないところでパッパッと払っていたのです。

お年を召した方の肌の粉ふきは老人性乾皮症といいます。

加齢により生じる老人性乾皮症とは、肌のうるおいを保つ「セラミド・天然保湿因子(NMF)」の減少や、皮脂を作り出す機能の低下などにより、肌表面がザラザラしたり、浅いヒビ割れが無数に生じたりすることをいいます。乾皮症は皮脂欠乏症とも呼ばれます。症状が悪化すると、肌表面に白い粉をふいたような「鱗屑(りんせつ)」が生じます。

花王 介護現場の用語集より

老人性乾皮症の好発部位は、図にあるような箇所が多いです。


私もまさしく、下腿、大腿、腰部の肌が特に乾燥しており、ヒートテックのようなツルツル素材の服でも粉が付着していました。


ちなみに、私は先日36歳になったばかりです。
まだ老人ではないです。笑

髪も抜け、肌までこんな状態…
怖くなった私はまた打開策を見つけるために勉強し始めました。


実は、ここでもステロイドやイソソルビドの副作用を疑ってまた調べ直したのですが、副作用の影響は少なそうだったので割愛します。笑


ステロイド服用後の、外観変化について分かりやすい図があったので、誰かの役に立つかもしれないので載せておきます。

◯外観変化は皮膚の菲薄化が原因
外観変化は、ステロイド服用後早期に出現する(図1)。このCushing症候群※によく見られるような変化は、中心性の脂肪沈着や蛋白質の異化作用で生じた皮膚菲薄化が原因である。

※ Cushing症候群:副腎過形成または副腎腫瘍からコルチゾールが過剰分泌される症候群。

ちなみに、皮膚の菲薄化は私の顔の肌にも生じました。

ただし、"いい方向に"です。

ステロイド服薬中は顔の肌のキメが細かくなり、有難いことに化粧ノリがすごく良かったのです。

…が、

しばらくすると、上記の図にも記載されている、ニキビの症状が出始めました(^^;

これがステロイドによる副作用で出現したものか、ホルモン的なものなのか判断するのは難しいですが、外用薬を塗るほど困っていなかったので放置していたら、いつの間にか落ち着いていました。笑


話を戻しますが、
粉ふき肌の原因は、

①肌の乾燥
②ターンオーバーの乱れ
③誤ったスキンケア
この3つと言われています。

…冬の時期なので乾燥は当たり前。
…スキンケアはしっかりやっている。
となると、②ターンオーバーが怪しいと思い、深掘りしていきました。

◇ターンオーバーの乱れとは?

「ターンオーバー」とは肌の細胞が再生を繰り返す仕組み、新陳代謝のことです。健康的な肌は一定周期で細胞が入れ替わることによって皮膚のバリア機能を維持していますが、粉吹き状態になっている肌は、このサイクルが乱れています。

ターンオーバーが乱れると、通常は剥がれ落ちる古い角層が肌の表面に残り、粉を吹いているように見えます。ターンオーバーの乱れは加齢によるもののほか、不規則な生活習慣などでも起こるため、肌表面の状態以外も注意しなくてはなりません。

肌育研究所より
メディプラス 乾燥予防研究所より


◇ターンオーバーの乱れの原因

乱れる原因として、外的要因と内的要因の2つがあります。

①乾燥や紫外線などの外的要因

紫外線や摩擦、乾燥などによる肌へのダメージは、ターンオーバーを乱します。ダメージを受けると修復のためにターンオーバーが早まり、保水機能が不十分になります。
さらに、肌を守ろうとすることから、角質も厚くなってしまいます。
日焼けだけでなく、ゴシゴシ擦るなどの間違ったスキンケアや保湿不足もターンオーバーを乱す原因となるため気をつけましょう。

②ストレスや睡眠不足などの内的要因

精神的なストレスは、自律神経やホルモンバランスを乱す原因となり、肌のターンオーバーの乱れにもつながります。
また、睡眠中には成長ホルモンが活発に分泌され、肌のターンオーバーを促進します。ところが、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。

建栄製薬より


はい、きました。笑
なんとなく予想できていましたが、やっぱり原因は自律神経と睡眠不足による影響が大きいようです。

内的要因として、他にも
・栄養不足
・便秘
・喫煙
・飲酒
・運動不足
などがあるようです。

また自律神経と睡眠…

これらはすぐに改善するものでもないし、自律神経に限っては目に見えないもの…

だからといって、粉ふき肌を放って置けない私は、強制的に角質層の上部をボディースクラブで削り取ることにしました。笑

※肌の専門ではないので、これが正解かは謎です。
※本来なら、体の内側から代謝を高める習慣(睡眠、運動、食事)が改善に繋がるようです。

私の場合はスクラブで改善しました(*´-`)


スクラブを使ったことがある人なら分かると思いますが、スクラブ後は必ず保湿してくださいね。

粉ふき肌には、ヘパリン類似物質が含まれているものが良いらしいです。
ただ、ヘパリン類似物質系のクリームって香りがなくて気分が上がらないんですよね…


あまり有効成分は気にせず、自分が好きなボディークリームを塗りたくり、良い香りに包まれることで、病んでるメンタルも少し持ち直したような気がします。


使用していたボディークリーム達
ボディースクラブ

普段ボディースクラブは使ってなかったので、急遽適当に買ってきたものですが、香りも良く、程よく角質が削れたのでおすすめです。笑



ここまで読んでくださってありがとうございました(*´꒳`*)

ちょっと長いですね(^^;笑

突発性難聴を発症してしまった方へ。
耳の症状に加え、様々な体の不調がでるかもしれませんが、ゆっくり治っていくはずです。

今できることを、焦らずゆっくりやっていきましょう(*´-`)

私も頑張ってます!

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