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月の鏡にうつる聲 の振り返り

7月3日
この日が初顔合わせ

2023年7月3日

7月3日初顔合わせ
この作品がどうなるのかもよく分からないままでのスタートでした
なぜなら
既に10年近く前に書き上がっていた作品ではあったが新たな作品に生まれ変わる為に
作家拓馬的には時間を必要としていた。全ては拓馬の頭の中にあったのだろうが、劇団員だからと言って細かなところまで分からないし尋ねる事はない。他のメンバーと同様、書き上がっているシーンから稽古がスタートし脚本がプラスされる度に少しづつ作品の全体像が見えてくるのを新鮮に感じていた
俳優としては稽古前半は脚本を待つことも多かったがみんなで乗り越えていく力が強固にもなってきた期間でもあった
最初は拓馬がどの様な展開の脚本に仕上げてくるのか想像出来なかったので、拓馬の作品の方向性の振れ幅を多くしてあげようと、提案として俺の役のメインは村人や他の家来やらの配役でよく、老桃太郎役でなくても構わないと拓馬には伝えていた。既にケイゴの俳優としてのポテンシャルの高さも見えたしアナタがどの様なキャラクターに育つのかも未知だったので、ケイゴが桃太郎を1人で演じるプランはどうか?の趣旨の提案だったのたが、、、、。
結果は
言わずもがな、そうにはならず
既に拓馬の中では、この作品の行先は見えていたのだと7月中頃に気づく。
そうと分かれば後は突っ走るだけだった。

兎に角稽古は7月だったぜ‼︎
海にも行かず花火大会も見ず‼︎夏らしい事を全くしなくても
夏を駆け抜けた感がめっちゃくちゃある。笑

いろいろとその都度、乗り越えていく事でメンバーとの絆も深まっていった様な気がする

稽古中頃には拓馬の演出家としての考え方、全員がチームというのも浸透してきて、それぞれがオープンにアイデアを出す様になったり拓馬とのディスカッションも増えてきて、メンバーの役への深掘りが始まった。
このメンバーでは
若手とは言われがちな、ましゅー、のすけ、ケイゴだけど俺から見ればこの浮き沈みの激しいエンタメ業界を渡り切ってきた凄腕の3人であり、見ていて頼もしい‼︎しかなかった。3人の仲の良さも稽古場には良い空気感をもたらしてくれていた

そしてベテラン勢の
こうせい君、太良君も、個性強っ‼︎だから見ていて面白い
こうせい君の役へのアプローチの仕方は面白いし。太良さんも豪快であるのだけれど言葉の使い方が繊細で学ぶべき事が多く、今更ながらもっと現場にいて2人の芝居見たかった

倫平くん、めぐみは、
おぼんろには欠かせない2人として
更に光を放っていたね 
倫平くんの大友
めぐみの幼桃
見ていてさすがだなぁと特に感じた

ギラギラの暑さの中
7月30日のラスト稽古まで
兎に角走り抜いた

途中 稽古場見学会なるものが
開催されたがこれは非常に作品を客観的に捉えて見定めるのにはとても良いタイミングであり開催でした。
あの場にお越し頂いた方に感謝します。あの会で俺的にはこの作品の勝算がグワっと!上がった。そんな1日でした。

本番は
ご覧頂いての通り
素晴らしいスタッフに支えられて
メンバーは体力、知力を使い果たし全集中で挑んだステージになりました
お越しくださりありがとうございました 

今後
メンバーはまたそれぞれの場で
光を放つ事でしょう
楽しみでしかないです

おぼんろは
年内はそれぞれの活動になる事でしょう しかしこの公演から得たものは大きく多く。また何かしらの形で、皆様へ還元できる様に。メンバーと話し合いたいと思っています。

個人的には今回もまた
力注げる役に出逢い素晴らしい体験ができました
しかしやはり反省も多く

稽古場で見た景色と本番で見た景色は全く違ったものであり、いつもの事ではあるのだが、いつもあってはならないのだが。
もっと早くそれを捕まえられていたらと思うと、今更ながらに悔しさも滲み出てくるのです
そろそろ乗り越えたいものです

総評的には
身体も心もガッツリハードな
エネルギーを出すのと同時に奪われる作品ではありますした


その様な作品に巡り合うこともなかなかにない時勢であり、この様な作品を書き上げた末原拓馬に感謝します

2023年8月18日までの
月の鏡にうつる聲
の生配信アーカイブにて、一旦エンディングを迎え、いつかBlu-ray上映会(あれば)でまたお会いしたいものです。がひとまず、さようなら です

ご参加、ご覧頂き
誠にありがとうございました

関係者の方々
お疲れ様でした

おぼんろTシャツを着ての記念写真
兎に角稽古
稽古!稽古‼︎稽古‼︎‼︎
稽古の日々
稽古場見学会


さひがし個人は
次に進みます
わかばやしめぐみと
「イエドロの楽語」 
という企画モノを行います

おぼんろで出てくる
さひがし演じる「弁士」
わかばやし演じる「ザリガニの妖精」の片鱗が
この「イエドロの楽語」
でございます。笑

タイミング合いましたら遊びに来てくださいね
観劇後お話しもしたいです
9月16日ー18日
最寄り駅は目黒駅です♪
Twitterにてまた告知出します

イエドロの楽語


あと家族写真
やはりこの方たちに
支えられないと舞台に立つ事は
出来ないので

娘はるかは観劇後必ず
アドバイスをくれる頼もしい子です
子供の目線は時に鋭く大人も見逃してしまう事を突いてくれる

老桃が後半
弓を引くシーン
二階席で観ていた
息子てるが突如立ち上がり一緒に弓を引いていた様です
役になりきっていたのだろうか?笑

優しいふたり


6月17日に父親が旅立ったのですが
全く振り返る事なく突っ走ってきました

千秋楽の次の日
実家ではお盆にあたる
8月14日

いわきの念仏踊りの
「じゃんがら念仏踊」
が実家に供養として来てくれました
「月の鏡にうつる聲」
のエンディングの様な
感覚でこの動画を何度も繰り返して見ています

明日からも
残暑厳しい夏やもしれませんが
お身体にはお気をつけて

皆様との
良き出逢いに感謝です

ひとまず お疲れ様でした
楽しかったです

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