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コラージュ療法で遊んでみる。

ご無沙汰しております。ようやく秋の足音がしてきた季節感。
秋といえば、芸術の秋ですか?食欲の秋ですか?

そろそろ、美術館にでも足を運びたいものですが、ここでは、
『おうちでもできるコラージュ療法』のご紹介をしていきたいと思います。

一人でも、みんなでも、親子でも。楽しみ方は自由です。

ちなみに、芸術も大切にしたいSAHANAにおいては、とても相性のいい心理療法・作業療法なのですが、こちらご存知でしょうか。
そもそも、それって何?から書いていきますね。

<コラージュ療法って何?> 

コラージュとは、フランス語で「糊による貼り付け」という意味ですが、1900年代初めに芸術家のピカソらによって開発された芸術的技法です。
この手法が、1970年代にリハビリテーションの一つである作業療法の分野に導入され、次第に、心理療法にも用いられるようになりました。 

こころを表現する上で負担の少ない方法だと言われています。

自由気ままに、テーマのイメージを切り抜きながら、その時々のこころの動きを見つめ、ちょっと立ち止まってみる。

慌ただしく過ぎる毎日の中、自分を表現して楽しむ時間を味わえるのです。

<作品例> 
百聞は一見に如かず。
10代男性、30代女性。どっちがどっちでしょう?

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さぁ、やってみよう!!!

<準備するもの>  4つ+オープンな気持ち!

・ハサミ 
・のり 
・カラー雑誌(ファッション紙、旅行冊子など) 
・A4~B4の白紙 

<コラージュ作品の作り方> 

歴史は深く、治療的な効果もありますが、方法はカンタンです!
作るのに30分、シェアに30分ほどで実施することができますが、適宜調整して構いません。 1人でやる場合は、自分のペースでお好きなように。

⓪ 上の準備するものを各自で用意する。
 ① テーマを決める。「好きなもの」・「気になったもの」などなど。
 ② 雑誌からテーマにそったものを自由に切り抜き、自由に白紙に貼る。
 ③ ②を繰り返して、自分なりの作品を作る。
 ④ 自分の作品に「タイトル」をつける。
 ⑤ それぞれの作品をみんなで味わう、感想をシェアし合う。 

作品を心理的に分析することもできますが、遊ぶことが主目的でOKです。

<コラージュ作りの楽しさ・効果>

① 癒される:この表現活動そのものに、自己治癒の効果があります。
② 遊びになる:子どもの心理的な成長、ストレス発散、喜びに。大人にも。
③ 作品になる:表現力・美意識が養われ、達成感も得られます。
④ 発見がある:今の自分に気づいたり、潜在的な自分に気づいたり。
⑤ 一緒に作る:参加者間での親近感がわき、信頼関係を構築するのに役立ちます。

 <対象>
小学生以上。ハサミが安全に使えること。監督者がいるとより安全ですね。
意外と、大人が楽しめます。

作品をシャッフルして、どれが誰の作品でしょう?と、当てっこゲームしても楽しいかもしれませんね。

楽しむことは、とても意義深いこと。
今日もあなたに笑顔がありますように。

For inner peace...

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