maruねえ@ライフ&メンタル&キャリアカウンセラー

肩に力をいれずに楽に生きるヒントを考えています。ハルニレ相談室主宰。 舞台女優→プライ…

maruねえ@ライフ&メンタル&キャリアカウンセラー

肩に力をいれずに楽に生きるヒントを考えています。ハルニレ相談室主宰。 舞台女優→プライム上場企業→NPO法人勤務→行政の専門職→人材紹介会社のキャリコン→ 企業・公共・大学キャリコン/メンタルカウンセラー/福祉ソーシャルワーカー https://lit.link/hiroyom

最近の記事

あなたのミカタ

4月から「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が施行されました。みなさん知っていましたか? これは、女性支援に関する法律のもともとの立てつけが「売春防止法」という古い法律のままで、現代の多くある問題、若年女性の問題(虐待、性被害、妊娠等)や女性の貧困などに対応できなかったために、法改正の動きがあり、新たに新しく女性全体を支援する法律に変わったものです。 なぜこういった女性を支援する法律が必要なのでしょうか。 それは社会構造の問題として、まだまだ女性が不利な立場に

    • オンライン上に「かくれが」ができました

      3/1にNPO法人ライフリンクさんがWeb上に「かくれが」をリリースしました。ライフリンクさんは長く自殺対策を行っているNPOです。 詳しくはこちら↓ 現在、どこの無料相談もパンク寸前で相談員が対応しています。それほどまでに「つながりたくてもつながれない」状況のひとたちが多いということです。それが課題でありつつ、具体的な相談ではないけれど、なんとなく「死にたい」とか「消えたい」とかぼんやり感じてしまう人に対して、安心してそのままの気持ちをちょっと吐き出せる場所が、Web空間

      • 「バカの壁」ならぬ「ジジイの壁」

         こんにちは。まるねぇです。 先日、なかなか日本のあらゆる組織が変わりにくいのはなぜだろうと友人と話していたところで、今日、面白い記事を発見しました。 河合薫さんが「ジジイの壁」と名付けた、日本特有の意思決定権を持つひとたちが「ジジイ化」しているために、組織改革が起こりにくいという記事。 この「ジジイ」とは、別に妙齢の男性を指しているのではなく “性別や年齢に関係なく、組織の中で権力を持ち、その権力を組織のためでなく自分の保身のために使う人たちのこと”。 そのために、意思決

        • 不安と不満を手放そう

          2024年 明けましておめでとうございます。 さて新年早々、だからこそお伝えしたい。 いつまでもそこに留まらずに、手放してみましょう、という話です。 私は仕事柄、女性向けのセミナーをよく担当します。 そして、そのたびに色々なかたちで、「手放す」ことについて話をします。 なぜなら、苦しさの中にいる人や悩んでいる人は、その多くが不安と不満をずっと抱えてきていて、その手放し方がが分からなくなっているからです。 「ここで手放してしまったら、許してしまうようでくやしい」 「こちら

          幸福が逃げる3つの“ない”

          最近、ライフプランのセミナーでよくお話する「しあわせ」の4大因子の話。幸福学(well being)の研究は日本ではまだまだあまりメジャーではありませんが、アメリカではかなり前から研究がおこなわれています。 心理学者のセリグマン博士は、ポジティブ心理学の提唱者と言われていますが、そこでは「しあわせ」には5つの要素があると言われています。 1.Positivity (ポジティビティ): 肯定的な感情や楽しい経験。 2.Engagement (エンゲージメント): 熱中すること

          ホンネとタテマエ

          年明けから随分お久しぶりになってしまいました。 久しぶりにnoteを見ていたら、猫山課長さんの記事が目にとまり 「ふむふむ、そうだよなあ」と思ったりしています。 ここでも取り上げられている、経済産業省の「未来人材ビジョン」 面白いので、ご興味のある方は資料を読まれるといいと思います。 例えば、すでに愛社精神を失って久しい日本人ですが、しっかり数値に現れています。 エンゲージメントとは会社と従業員が双方によい貢献し合える関係が築けているかどうかですが、とっても低い日本です

          何歳からでもできるリスキリング

          こんにちは。maruねえです。今年も残すところ数時間となりました。 今年はあたらしいシングルマザーためのキャリアデザインの講座をやらせていただく機会があり、久しぶりに自分がやりたいことをそのまま盛り込んで作れた講座だったので、とても楽しくできました。受講生から「シングルに限らず、女性全般に共通する講座でした」との感想をいただき、もともと女性全体に向けて作成したので、意図が伝わり嬉しく思いました。そこでもお伝えしたのが、このタイトル「リスキリング」についてです。 少し前に話題に

          デジタル人材は若者じゃないとだめなの?

          こんにちは。maruねえです。 随分しばらくぶりの投稿になってしまいました。 この数か月の間に、いつの間にやら決まったのか、やたらと「デジタル人材育成」なるものの事業が矢継ぎ早に始まりました。首都圏ではざっとならべてもこんなにたくさん。 「東京都 デジタル人材育成支援事業」 「東京都 女性向けデジタル・ビジネススキル習得訓練」 「東京都 ひとり親向けオンライン訓練・就活支援事業」 「埼玉県 女性のデジタル人材育成支援事業」

          デジタル人材は若者じゃないとだめなの?

          なぜ働く母親は罪悪感を抱くのか

          こんにちは。maruねえです。 今日は母の日ですね。 コロナ禍になってしばらくたち、正規でも非正規でも、育児と家事を担うママたちの中には仕事を辞める選択をせざるを得ない方が多くいらっしゃいました。そして、この記事のように罪悪感を抱いている人がとても多い。なぜなのでしょうか。 そもそも、もうほとんどの家庭では共働きでないと、子どもへの十分な教育や生活などをしていくのが難しい時代です。50年以上も前の古い古い体質「男は仕事、女は家庭」なんて、すでに幻となっているはずなのに、

          自分軸を持つということ

          こんにちは。maruねえです。 最近、色々なところで「自分軸」というキーワードを耳にする機会が増えました。 私自身も数年前から、セミナーなどお話しする機会があれば、自分軸について話をしています。女性対象のセミナーを受け持つことが多いので、自分だけではなく家族によってプランが左右されやすい女性にとってこのキーワードはとても大切になります。 時代の流れと自分軸の必要性 昭和の時代は、自分軸なんて持たなくても、どこかに所属して勤務していれば給料も待遇も徐々によくなり、多くの労働

          スラッシュワーカーとは

          こんにちは。maruねえです。 気が付いたらすでに今年も2月になってしまいました。毎月更新していたのに、なんと1月の更新ができなかった・・と残念がっても遅い。 さて、先日とある講座でお話したママワーカーさんが「私はスラッシュワーカーです」とおっしゃっていて、最初意味が分からなかったのですが、聞いていくと、私が使っているパラレルワーカーとほぼ同義語であるが、パラレルワーカーが、主たる仕事の他にいくつかの仕事をしているという意味で使われることが多いのに比べて、 スラッシュワ

          つながる つなげる つらなる

          こんにちは。 maruねえです。 忙しく日々を過ごしているうちに、すっかり12月。びっくりするほど1年が過ぎるのが早い。年を重ねるほど時間のすすみは加速するようです。 さて、ここのところいろんな研修を行ったり、参加したり。そんな中で、ふと耳にした「支援をしたいのではない」という発言について、ちょっと考えたことを書きたいと思います。 発言者の方は、長年女性の雇用環境や制度にに問題意識を持って団体を運営し活動をされていらっしゃる方でした。「支え合う」「みんなで声を挙げてい

          https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000089446.html

          https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000089446.html

          しあわせなライフプランを描く

          こんにちは。 しあわせ、という言葉を英訳するとよく「happy」と考えがちですが、日本語のしあわせに一番近い英語は「well being」になります。よりよく生きること、という感じにとらえるといいのかもしれません。よりよく生きるために、ある程度の人生の行動計画は必要になります。それを「ライフプラン」と呼びます。「ライフプラン」と調べると、最初に出てくるのはFPや銀行や証券会社などのお金の計画に関する記事やセミナーが多いので、一般的にはそちらで浸透しているのかなと思います。

          https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87671?imp=0

          リモートワークと製造業

          こんにちは。maruねえです。 コロナ渦で、リモートワークやリモートオフィスの整備が随分すすみました。私のかかわっているNPO法人でも、オリンピックに向けて準備していたリモートワーク体制のおかげで、スムーズにリモートオフィス化に成功しました。相談事業もオンラインの機能を活用し、どこにいても電話相談もできる体制を整え、平均年齢50台後半の女性集団なのに、slackやteamsやzoomやスプレットシートなどを駆使した時代の波に乗った仕事をしています。みんな最初は手探りでしたが