フリーランス/自営業者が絶対身につけておきたい4つの最強習慣
フリーランス、自営業、一人社長、個人事業主。
価値観がめまぐるしく変わる昨今、特定の組織に属するいわゆるサラリーマンではなく、こういった個人として活動する人たちは今後さらに増えてくるだろう。
そこで、約10年間、僕が個人で仕事をしてきた中で、「もっと早くこうすべきだった」と感じた、フリーランスや自営業者が身につけておくべき、4つの最強習慣を紹介する。
これも本当は教えたくない。ここから先は有料で的なことをしたい。したくてたまらない。
でも全部正直に無料でお伝えする。
ポイントは、サラリーマンができないことに重点を置くことで、彼らとどんどん差別化を図るという点。
そうすることで、量産化される人間ではなく、替えがきかない自分だけの価値を日々作っていくということ。
「仕事を聞かれて、会社名で答える奴には負けない」
というコピーが昔あったが、これからの時代、まさに会社名や職歴だけで戦おうとする人間にはさらに厳しい時代になる。
「君の会社がすごいのはわかったけど、君自身はなにができるの」ということが問われる。その会社がなかったら、世間からどんな需要があり、どんな供給ができるのか。
それがない限りは、会社にしがみつくしない。出たが最後、価値はリセットされる。
なのでサラリーマンの人も、参考に見ておくといいかもしれない。
1.自分への投資時間を確保する
フリーランスになると、常に前に進んでいる実感が得られないと不安になり、仕事と直接的に繋がることばかりに時間を使いがちだが、自分への投資を絶対に怠ってはならない。
目先の金や日々の仕事に追われていると、一見前に進んでいるようで、同じ円をただぐるぐる回っているだけということが往々にして起こる。これではサラリーマンと同じだ。
なので、自分がスキルアップしたいと思っていることを、一日約90分程度は勉強に充てる。例え忙しくても。
ジャンルはなんでもいい。自分が極めたいと思っていること、自分の目標の人が勉強していたこと、自分の弱点に感じていること。
僕でいうと頭がクリーンな午前中に、3教科、各30分ずつ勉強に充てている。
サラリーマンがこれをやろうと思ったら、毎朝4時くらいに起きるか、休日を潰すしかなくなる。フリーランスのアドバンテージは、この自分への投資時間の確保にある。
サラリーマンが会社で「この作業意味ねー」とぼやきながら労力を費やしているうちに、こちらはどんどん先に行く。
ここでのポイントは、タップできる情報ソースを使わないということ。
フリーランスは自由だ。
朝からエロサイト見ようとYouTube見ようと誰にも怒られない。そのため、誘引性が強いツールを使うのは非常に危険。
なので僕は、勉強が終わるまでパソコンも開かない。勉強はダラダラやらずに、時間を決めてきっちりやる。
このあたりも参照。
2.アウトプットを怠らない
勉強したことは、必ずアウトプットしないといけない。
吸収した素養は閉じ込めておくと育たない。アウトプットしない勉強は意味がないとまで断言しておく。
例えば、なにか学んだことを人に話そうとすると、所々「あれ、なんだっけ」「名前は忘れたけど…」といったことがよく出てくるだろう。
一見覚えたようで、アウトプットしようとすると抜けているポイントがたくさんあることに気づく。自分の弱点が可視化されるのだ。
覚えたことは、人に伝えることができてはじめて完結する。
昔はアウトプットする場所がなく、常に実戦勝負だったけど、今はネットを媒介にすれば試せる場所は山程ある。
なので、ネット上でのアウトプットを日常的におこなっていくことで、無限にスキルアップができる。
サラリーマンだと、個人で自由に発信するのは難しいためこれもフリーランスの強みである。
ネットの反響を気にする人も多いが、インプット同様、あくまでこれも自分への投資が第一目的なので、反響第一主義にならないように気をつけないといけない。
フォロワー数やいいね数ばかり追いかけるようになると、自分が学びたい主旨からどんどん外れる。
手段と目的を混合すると、必ず最後に迷子になる。
ここでも言及したが
勉強するために大学へ行くのに、いい大学に入るために勉強する。やりたことがあるからお金を貯めるのに、お金を貯めることがやりたいことになる。手段と目的の逆転だ。
YouTuberやインフルエンサーを目指しているなら致し方ないが、そもそもここはすでにレッドオーシャンであると認識しておいたほうがいい。
ネット上へのアウトプットはバズったらラッキー程度にとどめ、あくまで自分への投資と理解しておくこと。
可能であれば顔も名前も晒してやるべきだろう。ネットを、トイレの落書きスペースのように扱うのではなく、リアルに近い感覚で扱うことで、信用の担保を積み上げ、バズを狙わずともスムーズな仕事の受注に繋げられるからだ。
なので、ネットをトイレの落書きとして扱っている人と向き合うと、そのまま便所の底に引きずり込まれてウ○コまみれにされる。なので絶対に避けること。
堀江貴文氏と西野亮廣氏は、これを『バカと付き合うな』と称した。
3.時間を支配する
人が病気になる要因のほとんどが、ストレスからではないだろうか。そして、このストレスを生む根源が、人間関係ではないだろうか。
そして週末になれば欲求の解放に時間とお金を散財し、平日また我慢するという負のループ。これが心の金属披露を蓄積させ、病気と老いの呼び水となる。
サラリーマンが朝バタバタしながら家を飛び出て駅へと向かい、満員電車に押し込まれて出勤してる中、フリーランスは優雅にコーヒーを飲みながら自宅で勉強に勤しむことができる。
サラリーマンが小うるさい上司と我儘な後輩に囲まれ、なんで俺がここまでやんなきゃいけないんだと忙殺されてる中、温泉旅行に出かけることもできる。
僕は年に何回も旅行に行く。大きな仕事が始まる前や、終わった後など。
なにせ平日は道も空いてるし宿も安い。平日の昼間から温泉につかり、湯上がりに飲むビールは格別だ。世間が慌ただしく仕事をしている中で飲む背徳感と多幸感に包まれる。
時間に支配されるのではなく、時間を支配する。それができるのも、フリーランスの強みだ。
しっかり勉強し、効率的に仕事し、賢く遊ぶ。
そうすることで、心身にかかるストレスを極限まで落とし、快適な日々を送る。すると嫌でも、プライベートも仕事も充実してくる。
年収1億稼ぎたいということが第一目標なら悠長なことも言えないだろうが、人並みの生活と、ストレスフリーの日々と、やりたいことがやれる人生が得られれば十分ということであれば、今これを読んでいるあなたでも、この生活を手に入れることは可能だ。
時間に支配されていたらサラリーマンと同じ。時間を支配し、自分の思い通りに生きることができるがフリーランスの特権だ。
これをしっかり行使して、自分だけの心の利益を享受する。
すると「人生って本当にいいもんですね」と水野晴郎ばりの微笑みが自然にこぼれる。
4.マイペースな運動
僕はこの10年、いや、高校生から体重が変わっていない。
人生100年時代と言われている現代において、ムキムキになれとまでは言わないまでも、とりあえず体重だけ気にしておけば、あらゆる合併症のリスクをかなり抑えられる。
サラリーマンも同様ではあるが、フリーランスこそ身体が資本である。健康を維持するのも大事な仕事の一つ。
僕は起きたらまずストレッチをし、朝食後は外に出て徒歩でコンビニへ行く。
フリーランスは自宅作業が多く、日光を浴びる習慣が乏しくなりがちなので、運動と日光浴と兼ねて、朝一緒にやってしまう。そしてこれが夜の深い睡眠にも繋がるので一挙三得である。
サラリーマンは時間の融通が効かないので、ジムに入会したきり月に一度くらいしか行けず会員費をムダにしがちだが、フリーランスは自分のタイミングで動けるので、しっかり身体にも投資して、快適に過ごす。自分のペースで。
以上、4つ。
会社員だったらできないことを徹底的に行使し、会社員が辿り着けない地点に到達する。それをしなければ、それができなければ、独立した意味はないと考える。
フリーランスとして生きていく術がこれだけ増えたのは、インターネットの普及に他ならない。
もう10年遅く生まれていたいたら、今のような生き方はできなかったかもしれない。時代に感謝してもしつくせない。
この恩恵を享受せず、ストレスに忙殺されている日々を送っているのは、視野が狭すぎる、あるいは、妙な情報に振り回されてしまっている情弱と感じざるをえない。
サポートしてくれたら今日は「麦とホップ」から「エビスビール」に変えます。本当にありがとうございます。