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雨の三ツ沢で大事なことを再確認できた

2020.10.17
僕はこの日を待ちに待っていた。
10月にアウェイ席が解禁されてから初めての遠征。やっと遠征に行ける、それだけでウキウキが止まらなかった。

僕は前日に東京に入って、東京に住むサポーターと恵比寿で前夜祭を行った。久々に会う仲間と久々の飲み会。話は尽きなかった。熊本では食べる機会がなかなかないもんじゃ焼き。美味かった!

翌日、関東で勝ててないということでスタジアムに行く前に川崎大師で護摩祈祷を行った。仲間5人で赤いユニフォームを着て「ロアッソ勝ちますように!」と祈りを捧げてきた。

そして、スタジアム(ニッパツ三ツ沢球技場)に到着。「久々ですね〜!」という言葉が飛び交ってた。関東在住のロアッソサポーターにとっては開幕戦。僕以上に心待ちにしている方ばかりだった。

冷たい雨にうたれながらの観戦は非常に辛いものがあった。この日から太鼓を叩いての応援が解禁されたが、声が出せないのでもどかしかった。手拍子をするたびに手が震えているのを感じた。

試合は一方的にロアッソが押しこむ展開だったが、1点が遠く0-0のドロー。J2昇格を目指す我々にとって非常に痛い勝点1となってしまった。

ただ、試合後の関東のサポーターは、「やっとロアッソを生で観れた!」「最後惜しかったけど楽しかった!」という声がほとんどだった。関東サポーターの表情をみてると、試合結果なんでどうでも良くなってしまった。僕も関東のサポーターと一緒に応援ができてほんとうに楽しかった。みんなと応援できたこと、これが全てだったような気がした。

試合後は恒例の飲み会。16時にお店に入ってお会計をしたのが21時くらい。みんな時間を忘れて飲みまくっていた。

この飲み会であることが発覚した。ロアッソは最後に関東アウェイで勝った日から1,911日間関東で勝ててないのだ。次の試合は同じ関東の相模原。関東サポのためにも何とか勝ってほしい。
今季のロアッソは昇格がかかっているので、試合を見るときにどうしても厳しい目になってしまう。だからこそ、「サッカーを観ることを楽しむ」ことを忘れないようにしたい。今回の遠征で気づかされたことだった。

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