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お肌に潤いを与えるヘチマ水!

100年以上前から愛用されている?!

正岡子規、といえば『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』で有名な俳人ですが、肺結核を患っていたため、痰や炎症に良いとされていたヘチマ水を、薬代わりに飲んでいたとされており、次のような句も残されています。

「をととひの へちまの水も 取らざりき」

そんなへちま水に目を付けたのが、佐賀県武雄市武内町で無農薬・化学肥料無使用でへちまの栽培・関連商品の開発を行う「へちまや群生舎」。武雄市武内町産太ヘチマのへちまの実・葉・ヘチマ水のサポニンの含量分析を行うために、平成27年度にさがフード&コスメラボが行う「トライアルユース補助事業」に応募されました。

お肌にも効果があることが分かった!

平成27年度のトライアルユース補助事業の結果、武雄市武内町産太ヘチマには、皮膚細胞を活性化し、日焼けやほてりに効く抗炎症作用があるサポニンや、 お肌に栄養と潤いを与えるペクチンが含まれていることが分かりました。

商品化へ

分析結果を踏まえ、平成30年1月から新しいデザインで「天然へちま水・せの 」という商品名で販売を行っています。ラボでは、ボトルデザインの見直しや包材選定の支援、また新たな商品展開として、へちまたわし、種の販路開拓、県内企業との共同プロジェクトなどの支援を継続しています。

<トライアルユース補助事業>
機能性のある健康食品や化粧品の開発を目指す県内事業者が、データ収集や機能性探索などの初期研究に対する経費の一部を補助する事業。補助限度額 100万円、補助率 2/3とし、毎年4月頃に公募を行っている。ラボとの共同研究を条件としている。
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電話:0952-37-9182
メール:sagafc@mb.infosaga.or.jp

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