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『大豆』といえば醤油、味噌、納豆、豆腐、豆乳、たくさんの商品が思いつきます。タンパク質を豊富に含むことから畑の肉とも呼ばれ、他にも抗酸化作用のある大豆サポニン、お肌の調子を整える大豆イソフラボンなど栄養豊富なことからスーパーフードとも呼ばれています。「節分に年齢の数だけ豆を食べると体が丈夫になり風邪をひかない」と言われているのも理由があってのことですね。この大豆を使ってこだわりの商品を開発し続ける企業があります。佐賀県武雄市にある(株)宮本邦製菓です。昭和32年より菓子作りを始め、平成に入ってから豆菓子、特に大豆菓子の製造・卸を行っています。

こだわり

『大豆のお菓子』といえば節分に食べる豆をイメージしますが、宮本邦製菓は美や健康意識の高い方を意識した商品を作っています。また、美味しいのは当たり前、原材料や食感、パッケージにもこだわりを持っています。

〇原材料:大豆は佐賀県産フクユタカを中心に国内産大豆を、味付けに使う材料も佐賀県産、国産を使用。
〇食感:硬い大豆菓子をサクッとした触感にするために温風で焙煎。
〇パッケージ:大豆の持っている成分が何か、健康にどのように作用するのかを消費者に分かりやすく表示。

新製品開発

(株)宮本邦製菓では、これまでにたくさんの大豆菓子を発売してきましたが、令和元年度に新たに商品を開発。さがフード&コスメラボのトライアルユース補助事業を活用して、新商品の成分分析等を行い、食物繊維や鉄分などが豊富に含まれていることがわかりました。また、さがフード&コスメラボでは官能評価の支援も行いました。これにより「一番搾り生しょうゆ大豆」と「黒蜜きなこ大豆」が令和2年2月12日に発売。令和2年夏より大手スーパーでも取り扱いされているようです。

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(株)宮本邦製菓が発売した商品のラインナップはこちら。

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たくさんありますね。このうち、いくつかの商品はさがフード&コスメラボで商品化の支援を行っております。ちなみに(株)宮本邦製菓の大豆菓子は、ANA全線の機内おつまみにも採用されているんですよ!

株式会社宮本邦製菓
代表取締役 宮本邦敏
佐賀県武雄市武雄町大字富岡7774
TEL:0954-22-2445
URL:http://www.reijinmame.com/

<トライアルユース補助事業>
機能性のある健康食品や化粧品の開発を目指す県内事業者が、データ収集や機能性探索などの初期研究に対する経費の一部を補助する事業。補助限度額 100万円、補助率 2/3とし、毎年4月頃に公募を行っている。さがフード&コスメラボとの共同研究を条件としている。
<お問い合わせ>
この記事に関することの他、さがフード&コスメラボの補助事業や、支援内容に関するお問い合わせはこちらへご連絡ください。
電話:0952-37-9182
メール:sagafc@mb.infosaga.or.jp


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