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2年間、ほぼ外に出ずに磨けたこと

先日、お世話になった監督を囲う会に参加しました。
この2年間、メイク道具をほぼ封印していた私。
でも行けば「ヘアメイクのちあきさん」として紹介され、
実際そう言うしかない状態なのは
なんだか変な感じでした。笑
監督から次回作のお話もいただきました。
まだどうなるかわからないですけどね。
次は若手メイクの指導でどうですか、みたいに言ってくれました。
私がまだ今年33歳で若手だと思うのだが。笑

でも、メイクでアカデミー賞受賞したカズ・ヒロさんは20代後半で講師もしてたことも考えると、遅いくらいか・・・。

そして私自身現場第一線でやりたいという欲望がもうお陰様で満たされてしまったもので
そんな風に役に立てるなら嬉しいと思いました。
ほんと、まだどうなるかわかりませんが。

私がヘアメイクで評価をいただいた「にしきたショパン」


評価していただいたのは「感情表現」でした。
とてもやりがいのある脚本でした。
この映画のヘアメイクを受けるまでの経緯を書いた記事がこちら↓

改めて思うのはヘア・メイク・ファッションは
キャラクターそのものを1から作ることもできるけど
もう既に存在している人物(脚本の登場人物)の感情を意図的に作ることができる、ということに私はやりがいを感じていたようです。

嬉しい日・やる気満々の日・やる気が出ないとき・誰かに会いたい日・
一人になりたい日・・・
この日はどういう気持ち?どんな顔してる?髪の状態は?なんの服を選ぶ?

そういう考え方が、この監督が表現したい作品と相性が良かったんだなあとしみじみ。

コロナ渦中はメイク道具を完全に封印してたわけですが、
代わりに メイクを始める前から当たり前のように好きだった
「絵を描く」「歴史に残る絵画や写真を細かく鑑賞する」というのを
意図的に詰めてやることで
自分の感性をじっくり分析できたように思います。

オンラインで知り合った抽象画アーティストの方と少し前お話しした時に
「さがんさん、メタ認知の能力を磨かれたんですね」
みたいなこと言われて・・・「何それ?」って言ったんだけど(笑)

この記事が分かりやすかったです。

自分を第三者目線で分析する・・・
このコロナ禍中の2年間はそういう期間だったのかもしれない。
そしてそれができたのは、リモートで色んな人に出会えたおかげ。
次回の記事はそのへんの話をしようかな(๑╹ω╹๑ )

ありがとうございました♪