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子育て卒業を機にベンチャーへ転職。おまけに女子大生になろうとしているデザイナーの話

こんにちは、セーフィーのデザインセンターの大川です!

私は専門学校を出てから20年以上、デザイン一筋です。
今年息子が成人式を迎えたので子育てが一段落し、気兼ねなく新しいチャレンジができる環境になり2021年3月セーフィーに入社しました。

デザイナーを続けたいひとの共通の悩み

・周期の早い流行に左右されやすい
・スキルの積み上げが難しい
・平均年収も全平均と比べて水準が低い

と、デザイナーで大成功できるのはほんの一握りで、キャリアアップしながら続けるのが非常に難しい職種だと思います。
だからこそ、早くにキャリアを考えより多くの可能性を広げていただきたいと思っております。

今回は自分のキャリアを振り返りながら、私が大事にしてきたことを伝えます。私も挑戦できるかもと、読んでいる方の希望になれたら嬉しいです。

現職までの経歴

・高校卒業後、服飾系デザインの専門学校に2年通う(中退)
・1社目:化粧品の雑誌広告などを制作する会社にデザイナーとして入社、2年間勤務
・2社目:ゲーム関連の広告代理店へ転職、グラフィックデザイナーとして1年間勤務
・出産後、3年間子育てに専念
・3社目:WEB制作会社に入社しメインデザイナーとして16年間勤務、企業のホームページ制作やLPデザインを担当
・4社目:このご時世の中転職活動、セーフィーに入社

小学6年生で“Macintosh”に出会い、将来の夢はデザイナー

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祖母が立ち上げた印刷会社を経営していた私の父は流行りモノをいち早く取り入れるタイプで、1984年に発売されたMacintoshという四角い箱をすぐに導入。今ではMacと呼ばれるコンピューターは、小学6年生だった私のおもちゃになり、マウスで絵を描くことに夢中になりました

その結果、"時代の先端でもあったコンピューターを使ってデザインができればいずれ親の会社を継いで社長になれるかもしれない"と、小学生の頃の文集には「将来の夢=デザイナー」と書きました

服飾系デザイン学校からデザイン事務所へ

高校卒業後はファッション関係の専門学校に入学しました。授業が楽しくて課題は必ず人の2~3倍提出するような学生で学年トップを継続するくらい成績もよく、アパレル企業への就職も考えおりました。
ただ最終的には、専門学校の講師の紹介もあり2年で中退。大手化粧品メーカーの広告を手掛けるデザイン事務所に就職しました。
選んだ理由は、広告業であれば実家の会社と同業種、最新のコスメも入手できる、何より芸能人に会える、というミーハー感覚でした。

そしてこの頃(21歳夏、ノストラダムスの大予言で人類滅亡が迫る1999年7の月)、結婚というものもしてみました(笑)

グラフィックデザイナーからWEB業界、出産を機に退職

2年間勤務した後、友人に誘われ時代の流行に乗りゲーム関係の広告代理店へ転職しましたがその後出産のため退職しました。
「三つ子の魂100まで」と言うので、息子と3年間べったり毎日遊んでいたのですが、シングルマザーとなりました。

息子のためにも「ガッツリ働かなくては!」と思っていた矢先、また同じ方に「独立をするからデザイナーとして手伝ってほしい」と誘われ、畑違いだったWebの世界へ入りました

息子のためにガムシャラに働き、気がついたら16年

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その頃は、一般家庭へのインターネット普及率がやっと50%に到達したような時代でした。自由なデザインはコーディングに反映しにくく、ものすごく制限された中でデザインを成立させるため、毎日頭から煙を出しながら働いていました(笑)

「シングルマザーだろうが息子にはそんなこと関係ない!」「両親のいる家庭より劣った教育や環境にはしない!」と自分を鼓舞し、
本人がやりたいという習い事はやらせ、色んなところへ遊びに行き、中高一貫の私立学校へ入学させたり、海外への交換留学へ行かせたり...、と息子にはかなり貢ぎました(笑)

※そのおかげか、息子は母親がデザイナーだということをずっと自慢に思ってくれていたようです。子供はちゃんと見ていてくれているものですね。

周囲の声には耳もくれず、転職活動に

前職に勤めて16年間が経過したころ、今世間を騒がしているウィルスの影響で、会社として新しいことに踏み込む余力がなくなり、

・このままではもうこの世界では生きていけない
・会社に頼るのではなく自分で道を見つけて行かなくてはいけないんだ

と、数年前からくすぶっていた気持ちに着火し、ちょうど息子も成人式を迎える年になったので「私も新しい人生を!!」と前向きな気持ちで決意しました

当初は、時間に縛られずやったらやった分だけ稼げるフリーランスになろうと考えていて、1年前に人材会社に登録し準備を進めてたのですが、ちょうど決意したタイミングで人材会社の担当者からセーフィーを紹介されました。その方に紹介されるまで、セーフィーという会社を知りませんでしたが、「有名企業で数多くのデザイナーを育ててきた優秀なデザイナーさんがいる」と聞き、その方(いまの上司)が気になったので応募してみました。

面接で実際に会ってみると、とてもアットホームな印象。その方は、誰もが知っている有名企業のマネージャーとしてデザインチームを牽引していた経験があるなどと「仕事の仕組み化」などで苦労した経験もあったので、「このひとの元で働いてみたい」と一目惚れ!

大川さん似顔絵

一緒に仕事がしたい一心で、最終面接には経営陣の似顔絵を仕込んで挑みました(笑)

セーフィー で、チームで成長する楽しさを実感

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無事内定を貰い、セーフィーに転職。入社後はデザイナー陣とディレクター陣がひとつになった部署「デザインセンター」で働いています

<実際に働いた感想>
志望するきっかけになった上司は情報の伝え方や仕事の進め方など非常に的確でわかりやすく、ディレクター陣の仕事の進め方も指示書一つ取っても多々学べることが。
優秀なメンバーに囲まれ、とても充実した楽しい毎日を過ごしています

<驚いた点>

企業ブランディングへの意識が社内全体に浸透している
・社員の自社への愛とリスペクトが感じられる環境
・コミュニケーションツールなど、業務やコミュニケーションが円滑に進むツールが多々導入されている
業務管理の仕組みもしっかりしている

等、驚くことが多々あり「私がいた世界はなんて小さな世界だったのだろう」と思い知らされました。今ではもっと早く行動すべきだったかなと思うくらいです。

これからの目標

社内での目標は、会社の目玉となるサービスのブランディングプロジェクトで活躍することです。
デザイナーとして、皆さんのアイデアをわかりやすくシンプルにビジュアル化し、世の中に伝え、セーフィーの認知度を上げていきたいです。

社外での目標は、女子大生になることです。
なにそれって思いましたよね?もちろん息子の話じゃなくて私の話です。
既に入学は決まっており、10月から心理学を専攻する社会人大学生になります!デザインと心理学は密に関係しているので、デザイナーとしてキャリアアップするために身につけたいと思っています。

ここまで読んでいただいて、なんとなくわかってもらえたかと思いますが、私は死ぬまで自分の人生を楽しみ、好きなことをし続けたい。
欲しいものもたくさんあるし、いつまでもかっこいいオシャレな女性でいたい!息子にも孫にも自慢されたい!
理想を追って生涯挑戦し続け、人生を存分に楽しみたいと思ってます

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一緒に成長できる仲間を募集中!

「若かりし頃の自分に教えてあげたい」「それができないので今の若いデザイナー志望の方に伝えたい!」と思いながら今回のnoteを書きました。

振り返ってみて改めて思ったのですが、学んだものは全てが財産になるのでチャレンジは何度でもした方が良いですね
人生は思っているより早く時間が過ぎていくので、若い人にこそ新しい世界をどんどん見て欲しいです。

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だからこそ、私はセーフィーの7つのカルチャーのうち「迷った時はやってみる」を大事にしています。

最後に、人が好きで向上心があり好奇心旺盛な方はセーフィーに合ってると思います。少しでも気になっていただけたら、まずはカジュアルからでもお話ししましょう!


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