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仕事と育児の「共存」

こんにちは。ワカルク代表の石川です。

私は起業前、3人目の出産直前に、前職の職場で正社員から業務委託へと働き方を変えています。
子どもが2人までの時は、大人も2人で1対1で面倒も見れたし、何とか大人時間、大人の原理でも家が回っていた感覚があったのですが、3人となると、家の中の過半数が子どもになる。大人の原理が通用しなくなるので、根本的に考え方を変えないと、と思ったのがきっかけです。

時間的な制約というよりは、どちらかというと仕事と育児のマインドシェアを変えたくて、組織ミッションを減らし、プロジェクトコミットできるようにしてもらいました。

私の中で、「仕事と育児を両立させる」ではなく、「仕事と育児を共存させていく」という感覚に変わったのはこのタイミングからです。

「両立」と「共存」を辞書で引いてみると、

両立=二つの物事が同時に支障なく成り立つこと。
共存=二つ以上のものが同時に生存・存在すること。

デジタル大辞泉

とあります。子どもがいたら、「支障なく成り立たせること」は難しくなる。ただ、そこに「仕事と育児という2つのミッションが存在しているだけである」という感覚。支障があるのは当たり前、共存させながら生きていく、そう思えるようになってから、肩の荷がすっとおりて、より自由に生きられるようになったなと感じています。

以前、独身時代からお付き合いのあるお客様と、3人目が生まれた後、10数年ぶりに仕事で再会した際に言われた一言。

「毎日くるくるポン、ってわちゃわちゃやってるんでしょ。大変だけど楽しそうだよね。」

そうそう、私の子育ては両立ではなく、「くるくるポン」。「共存」なんてカッコイイ言葉でなくて、仕事も育児もごちゃまぜの「くるくるポン」。時々どっちも上手くできてないなぁと自己嫌悪に陥ることもありますが、そんな時は、この言葉を思い出して、自分の肩の荷を下ろすようにしています。

ワカルクは、ワーキングマザー比率が8割。Mtgをしていても、カワイイ子どもたちが画面に登場したり、後ろでけんかしている声が聞こえることも日常茶飯事。上手く両立させようとしなくていい。共存大歓迎!のスタンスです。

徐々に組織の人数も増えてきて、これからは、1人1人の働き方に寄り添いながらも、組織としてパフォーマンスを上げていくための仕組みや経済性の担保をどうバランスとって実現させていくか、1つずつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。

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