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パタパタ絵本「たまごがさき?うんちがさき?」

はじめまして!さえこといいます。

#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門  に友人と自主制作したパタパタ絵本を応募します!このnoteで完結&作品自体は3分ほどあれば見れちゃうので、ぜひ見てってください〜!!


パタパタ絵本『たまごがさき?うんちがさき?』


▼実際に読んでみました

▼広げるとこんな感じ

▼あとがきはこちら

作成の経緯

●谷川俊太郎さんとやなせたかしさんへの憧れ
娘に絵本を読み聞かせるうちに、私自身が谷川俊太郎さんとやなせたかしさんの大ファンになりました。

お二人が生み出すものたちは純粋な子どもの心が反応し、かつ大人も素敵なものだと解釈できると感じていて、そういうことができる人になりたいなと憧れを抱いてます。

ただ、憧れているだけでは近づけない。どうしたらお二人のような大人になれるのか、自分なりに今できるものを形にしてみたいと思いました。

(まだまだあるお気に入りたち)

●概念「WE ARE WHAT WE EAT」の入り口をユーモアに乗せて届けたい
私は農家に嫁いだので、農業について自分なりの視点を育てたくてaiyueyoという食や農に関心がある人たちが集うワークプレイスで5年ほど活動しています。

食や農への理解が深まったり、生産者と知り合って尊敬するようになるうちに、「食べるものを選ぶこと」は自分や家族の健康だけではなく、人間が持続可能に暮らしていくためにもとても大切だと感じるようになりました。

年齢・性別・信条などを越えて共有したい概念だからこそ、絵本という形で、ユーモアに乗せて表現してみました。

作った人


絵本販売のデビュー戦のマルシェ、aiyueyo主催の「愛食フェス」にて


【ことば/構成】さえこ (右)
家は農家。3歳と0歳との暮らしの合間で農業のお手伝い、地域の活動、創作活動、aiyueyoの活動をしてます。

【絵】ミユ(左)
育休中だった会社員。アパレルの仕事してます。

私たちは中学の吹奏楽部の同級生で、今でも楽器を吹いて遊ぶ仲です。

・さえこがシンプルに絵本を作ってみたかった
マルシェで販売するチャンスを見つけた!
・ミユが育休中だったので、製作時間がとりやすい!

この三つが重なって『たまごがさき?うんちがさき?』は形になりました。

80冊旅立った!子どもも大人も反応◎

5/25に下北沢で開催したマルシェ「愛食フェス」で買ってもらったり、知人にあげたりして、現在80冊は誰かの家に迎えてもらっています。中には幼稚園に寄付してもらったケースも!(嬉しい〜〜)

感想をいただきながら、確かな手応えを感じてます。一部紹介!

●繰り返し読んでもらえてる

たまごがさき?うんちがさき?📕は💩がマイブームの息子に大ハマり🤣なにこれ繰り返しやん!と気付き、何回も読んで〜!!と言われてました

3歳と0歳のママさん

2歳息子が永遠にリピートしてるよ!「もういっかーい!」さえもないです🤣

2歳のママさん

4歳が鬼リピですー!😍
一回読むと終わらない🤣

4歳と1歳のママさん

子ども視点での発見

広げて一枚絵になるのが面白いらしく、ビロ〜〜〜ンと広げて楽しんでます!

3歳のママさん

娘が続けて読んで2回目折り返して半分まで読んだところで「ん!?繰り返し!?つながってるの!?すごい!!」と循環に気づいてくれて本当に最高でした!!!!!!
そうなんだよ。循環なのだよ!!と私が得意げに!!

6歳と0歳のママさん
(これは私が目撃した反応)

●大人の価値観も変化

「確かに❕人間もうんち食べてる❕」というのが最初に思った感想です。
うんちってクサイし処理が大変だけど、うんちって大切なもの。

見る目を変えることができたと思います。読みながら、気候変動のことが頭をよぎり、土(微生物)の力で地球を守りたいなと思いました。
牛さんのCO2のことも思い浮かびましたし、これから生きていく上で考えたり、大切にしていくべきことが詰まってるなぁと思いました😄💞

6歳のママさん


120%楽しむための裏話

●絵本の牛さんにはモデルがいます
うちは農家なのですが、隣は牛飼いさんです。お隣さんの牛糞とうちの藁を物々交換しているので、うちの畑には牛糞堆肥がたくさんあります。

牛糞も堆肥化すると臭くないんですよ〜

(ミミズがたくさんいる牛糞堆肥の上で遊ぶ娘)

●絵本の中に虫を散りばめています
虫探しでも遊べますよ!成長するウジ虫くんも探してみてくださいね☆

●空の色にも注目!
朝〜晩。背景には時間が流れています。分解するには、循環するには、時間が経つことも必須だもんね。

●根っこにも顔がある!?何かをパクパク食べてる!?
野菜も栄養を「食べている」という概念は、過去に執筆担当したこちらの記事からもらっています!

●曲を作ろうとしている
わたしの密かな夢のひとつが、令和の紙芝居屋さんになることです。子ども向けに演奏巡業できるように童謡を作ってみたいし、そのための大型パタパタ絵本も作ってみたい…!

あと、大人も子どもも笑えるようなノリの良い歌を作ってアニメーションをつけてみたい…!(イメージは大好きなロバート秋山の『TOKAKUKA』)

●現在手元に200部ほどあり、活用先探し中!
何件か追加でマルシェに出店してみようかな、うちの農産物とセットにして「絵本&リアルにうんちを食べて育った野菜セット」としていくつか販売しみようかな…と、漠然と考え中です。使ってみたいシーンや相性がよさそうなシーンのアイデアも募集中。

「たまごがさき?うんちがさき?」を一緒におもしろがってくれる人に出会いたい!

本当は、前述の「愛食フェス」での販売の後に出版社さんに持ち込みをしてみようと考えていたんです。しかし、いざ調べてみるとどこの出版社さんも「持ち込みは受け付けていません」と明記されていたのでやめました。コンペに応募してみればいいのだろうけど、パタパタ絵本という時点で規格外、そして絵本作家になりたいという訳でもないんだよなぁ…という心の声。

だけど、できればもう少ししっかりした素材で製本してみたいという欲があるのも事実です。

(現在のは街の印刷屋さんに相談しながら厚紙を選んで折々してました)

さて、この後どうしよっかな〜
と思っていたところ、 #創作大賞2024 の企画を見つけました。

できることからマイペースに進めていくつもりではあるのですが、せっかくnoteの企画があるので乗っかって、一緒におもしろがってくれる人に出会えたり、何かの縁に繋がったらいいなと思っています。

良縁こいこい〜〜!!

#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門


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