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2019年に出会えた景色2 (一年を振り返る花画像 〜 初夏の花編)

 前回の投稿で、このコーナー『2019年に出会えた景色』の第一弾として、春の花画像編 👆 をアップしましたが、本日は第二弾、初夏(梅雨どきを含む)の花画像編です。

 前回の記事では、この手の画像投稿をするに至った経緯や心境、約一年間ノンストップで四季の花々や景色を追い続けてきた動機について、何やら とりとめのない文章で長々と書いてしまいましたが、作品としてとうに昇華された過去の言葉などとは違う 現在進行形の言葉で、自分の話を人様に向けてストレートに語るには、まだ少しリハビリが足りていない気がしてきたので、今後この『2019年に出会えた景色』のコーナーでは、前回のような個人的かつ内的な話は添えません m(_ _)m (← やはり けっこう疲れた 💧)

 ここから先の投稿は、動機やきっかけが何であれ、結果的には素直に心地よく過ごせた この約一年間の「明日なき今」の記録を、より写真主体でお届けします。書き添える文章は、なるべく各写真と直接関係のある事柄だけに絞りますので、皆様もここからは気を楽にしてご覧くださいね (^^;)💦

 それでは今回は、奈良県にある馬見丘陵公園の菖蒲の画像からスタートです 👇

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 この時期、馬見丘陵公園では、毎年人気のフラワーフェスの一つ、花菖蒲まつりが開催されていて、園内には 約100種類、3万本もの菖蒲が咲き誇っていました。

 この日は日差しが強すぎて、主役の菖蒲たちが早くも萎れかけていましたが、それでも充分に心満たされる光景でした ✨ 様々な色形の菖蒲がある中、個人的に一番気に入ったのがこれ 👆 『水の光』という品種名のついた菖蒲です。まさにその名にピッタリな、透明感のあるしっとりとした花で、思わず見惚れてしまいました ✨

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 ・・・・・・でもね。心ひそかに一番ウケたのは、こちらの菖蒲なんです 👆

 ── え? 何がウケたのかって?

 ネームプレートをご覧ください!
 なななんと! 『紫明』と書いてあるではありませんか (○_○)!!

 『紫明』と言えば ・・・・・・ 私が2012年に出版した社会派ミステリー小説PHASE(フェーズ)に登場してくるカルト教団の教祖と同じ名前です!爆

 まさかこんなところで、あの教祖に出くわそうとは!(゚Д゚;) 面白すぎて、思わず知人友人にこの画像を送りまくってしまいました💧 もちろん、皆大受けしていましたよ (^ ^;)

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 ところで、6月に見られる花の代表格は、もちろん菖蒲だけではありません。梅雨時クイーンの紫陽花も、園内に咲き始めていました。

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 特にブルーの紫陽花はかなりの本数咲いていて、ほぼ満開でした。・・・といっても、紫陽花は確か、土が酸性寄りかアルカリの方が強いかによって、色が違ってくるんですよね。ある意味で、どっちも同じ???

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 そうそう。この日、個人的に、主役の菖蒲よりも紫陽花よりも強く心惹かれた花が、こちらの花、キンシバイでした 👇 

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 花オンチの私は、遠目に見ると一瞬ヤマブキと見紛ってしまいましたが、桜やチューリップの時期に咲いていたあのヤマブキが、未だ咲いているはずがない・・・ということで、近寄ってネームプレートを確認すると、キンシバイと書いてありました。

 確かに、よく見ると明らかに花の形状が違いますね (^^;) そして心なしか、ヤマブキよりも眩しい黄色。菖蒲園の周りで、いかにも脇役っぽい感じで咲いていたのですが、花に関しては黄色系に弱い私は、すっかり虜になってしまいました。他の多くの人たちが菖蒲に釘付けで、このキンシバイに背中を向けながら菖蒲撮影に夢中になっている間、私は一人反対側のキンシバイに見入っていたわけです。

 本当に眩しくて、美しかった ✨

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※ そんな馬見丘陵公園で、この 2019年6月9日に撮った写真をまとめたフォトアルバムはこちら ▼

📷 花菖蒲まつり(菖蒲画像)

📷 花菖蒲まつり(その他の花々)


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 さて、お次は、6月13日に行った六甲の花画像です(^_-)-☆

 まずは六甲山高山植物園に咲き乱れるヒマラヤの蒼いケシ 👆

 植物に詳しい幼馴染の友人曰く、これはかなり育てるのが難しい花だそうで、こんな風に一面の群生が見られるのは非常に珍しいことだそうな。私はいつも大阪にある元花博記念公園、鶴見緑地公園内の「咲くやこの花館」で、ほぼ一年中咲き続けているこのケシの花を見ていたので、友人からその話を聞くまで、これがいかに貴重なことかわかっていなかったんですが (^^;)、頭で理解できていなくても、やはり心惹かれましたね ♬   その色合いや美しさをカメラにおさめるのは更に難しく、イマイチこれというショットが撮れませんでしたが。

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 他にももちろん、色々咲いていましたよ。花オンチの私には名前もわからない花から、私でもわかるメジャーどころまで(笑)

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 薔薇も複数種咲いてましたが、特に印象に残っているのは、ちょっと妖しげなこの赤黒い薔薇 👆 なんか、ゴシックな感じがしてカッコいいなと🥀 名前がいかにも!って感じで、友人と二人でウケていた憶えがあるんですが、その名前が思い出せない!! ネームプレートを撮影しておくべきでした m(_ _)m 💦

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👆 こちらはニッコウキスゲ(ヘメロカリス)の群生。ご覧の通りの黄色系で、これも私好み ♬ 前回来たときには、もっと視界いっぱいの見事な群生が見られたのですが、今年は少し早い時期に来てしまったので、まだほんの3〜4分咲き程度、という感じでした。

 次はまた、このニッコウキスゲが満開になる時期を狙ってみようかな。

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※ この2019年6月13日の六甲のフォトアルバムはこちら ▼

📷 六甲2019 花アルバム

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 それにしても、やはり写真として残し、当時を振り返ることのできる状態にしておくのって、大事ですね。前回の投稿でも触れたように、このところは本当に出かけっぱなしの走りっぱなしで、せっかくあれこれ撮ってきても、写真の整理をする暇が全くなかったのですが、今は咲いている花も少なく、公園植物園が一年で一番殺風景になる時期。クリスマスイルミやイベント開催などで、人工的に彩りを添えることで、どうにか客寄せしようと各地の公園植物園で工夫されていますが、やはり季節ごとの花々の麗姿ほどには、私を惹き付けてはくれません 💦

 それになんと言っても、寒い!❄️🐧 水族館や博物館なら、中は暑いくらい暖房がきいているので、冬でも特に問題ありませんが、公園植物園は温室以外は冷え冷えの吹きさらしで、体を壊しかねません 💦

 そんなわけで、さすがの私も、ずっと動きっぱなしだった足がピタリと止まり、ようやくこうして溜まりに溜まった写真の数々を、整理・公開する時間が持てたのです。私にとってのアウトプットの季節がやってきたのでしょう。約一年ぶりに。

 ではでは、これからも、自分一人で見つめて振り返るだけでは勿体なくなってきた写真の数々、この目で見てきたこの世界の断片を、ほんの一部分の切り抜きではありますが、続々UPしていきますので、お楽しみに (^_-)-☆


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