労組満足度向上術(3/16)タックマンモデルをお伝えした。
書記長になり、なぜ1年で組合員の満足を向上させることができたのか?今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。全部で16個のポイントに絞って全16回にわたってご紹介したいと思います。
ポイントその3 タックマンモデルをお伝えした。
労働組合の支部での活動の主体は、執行委員や代表委員です。
この委員を小さなワーキンググループに分けて活動を割り振って全体の活動を組み立てていきます。
例えば、このワーキンググループは家族も巻き込める活動を作りましょう。とか。キャリアを取り扱いましょうとか。そういった感じです。
ワーキンググループは結成と解散をするため、チームビルディングが重要な要素になってきます。そのためにタックマンモデルを予め委員にお伝えすることにしました。
タックマンモデルとは・・・チームは4つの成長段階を経て、成果が出せる状態になることを示したフレームワークです。
詳しくは下記のリンクを見てもらえればいいかと思います。
チームの形成において意見の対立は避けられないこと、そしてその対立を経ないと統一した方向に向けないことを伝えてきました。
少し伝え方が弱かった部分は感じていますが、これはこれから委員として解任され、一般の組合員に戻り、またふとしたときに思い出し、仕事の中で役立ってもらえばと思っています。
労働組合での活動は、社内のあらゆる部署から人が集まる場所。
同じ会社に勤めているので価値観や思いが似ている部分もありますが、それでもやはり、人は人。色々な価値観を持っています。
それらをぶつけて、共通項を探したり、上位概念化してまとめたり。することが大事です。そうした経験を早めに経験できることが、労働組合の活動の良さです。
それを実感できる組合活動を仕込み、マネジメントしていくことが、組合活動の満足度を高めていくためには欠かせないと思います。
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