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「継続は力なり」は、マジ。

こんにちは、俵谷です。Zealsというテック系スタートアップで働く社会人5年目の女性リーダーです。

引き続き弊社の新卒の仲間たちに向けて、伝えたいことを書いていきます。前回は毛色を変えて私の現状のスキル課題について特に最近感じることを書いてみました。

今回は後輩たちに直接関わるような内容に戻して、実行と継続について綴っていこうと思います。

1. 「実行」って、めちゃ大事

これまで、僭越ながら色々なアドバイスを、できるだけ具体的なやり方と共に書くことに実はこだわってきました。それは、アドバイスがただのふわっとした教訓ではなくて、「やってみたい」と思ってくれた人が実際に「やれる」ようにサポートしたいと思っているからです。(だから、やり方に困ったり悩んだりしたらいつでも相談して欲しいです。)

なぜそういう風に思っているかというと、結局のところやらないと意味がないからです。当たり前のことと思うかもしれませんが、実行するというのはとても重要です。

ビジネススキルの向上について、よく戦略立案とかそういうもののハウツーが本にまとめられることが多いと感じます。それは、戦略を立てることが非常に難しく、重要なことだからで、それは事実としてそうです。しかし、美しい戦略プランを立てることに夢中になったり、それができればビジネスパーソンとして一流だ、みたいなそういう偏った解釈をする人をちょいちょい見かけます。あるいは、そこまではいっていなくても、実行部分を軽視する人は実際それなりの数いると思います。
戦略は重要ですが、机上の空論では意味がないし、机上の空論でない戦略をちゃんと立てられたとしても、結局実行しないとその戦略自体には意味がないと思います。(戦略立案の過程で考えた内容がアセットになることはありますが)実現可能でありながらもストレッチした戦略を、スピーディーに実行し切ることが理想かなと思っています。
そして、それはどのレイヤーでもそうで、入ったばかりの新卒であろうと誰であろうと、会社として出そうとする成果目標を達成するための戦略を、その一人一人に期待する成果分実行することによって会社全体の結果につながります。なので、どの立場にある人でも「やるべきことをちゃんとやる」はすごく大事です。

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戦略だけでなく、これまで私がnoteで書いてきたような習慣であったりも、結局のところやらないと意味がありません。私のやり方が圧倒的に正しいと思っている訳でもないし、無理にやれとは言わないけれど、どんなことも「聞いたことがある」「見たことがある」だけではもったいなく、自分のものにして行動や習慣に落とし込んでいくことが大切だと思います。

ここで、実行力の上げ方についていつも通り説明がしたいのですが、GRITという本が恐らく説明してくれていると思うので、時間があるときに読んでもらえたらと思います。というのも実は私この実行力というものだけはなぜかもともと持っており、何か努力して習得した覚えがないので、うまく説明できる自信がありません。自信過剰とか自慢したいからとかではなくフラットな目線で伝わってほしいのですが、多分私が社会人としてそれなりに活躍できているのは実行力があったからだと思います。逆に言うとこれ以外ほとんど何も持っていなかったので、成果を出してこれた理由がそれ以外思いついていないです。

2. 実行し続けることで複利効果を得られる

さて、上記で述べたように実行力が私の唯一の武器だったのですが、実行力があると、何かを「し続ける」ということもできるということがわかりました。それは先日noteでまとめた振り返りシートという施策を通じて知ることになります。

私は前職で新卒入社して日々邁進していた最初の半年間で、全社MVPとして事業部から推薦していただけたり(あくまで推薦してもらっただけ。最終的に2人まで残ったみたいなんですが、もう1人の方の成果が凄まじくて実際の表彰はいただけませんでした)、事業部内のMVPに選んでいただけたりと、実はかなり高く評価していただけていました。理由としてはもちろん第一に成果をあげていたことはあったのですが、評価面談の時に当時の上司から「この振り返りシートを半年間続けられたのは本当にすごい。これがあったからこそ成果を出し続けられたのだろうと思う」という言葉をいただけて、それで何かをコツコツ続けるということは、評価に値するくらい難しいことなんだということがわかりました。ただ同時に、私自身は「半年間続ける」ということを実行しただけという感覚でした。なので、実行力があれば何かを継続して行うこともできるんだなということがわかったという感じです。

こんな感覚だったこともあり、当時は継続力に対して評価していただけた理由があまりピンときていなく、「言われたからそうなんだなー」くらいにしか思っていなかったんですが、最近ちゃんと理由を理解できました。それがタイトルにある、「実行し続けることで複利効果を得られる」ということです。複利の意味は下記です。

複利は利息の計算方法のひとつで、簡単に言うと「元本についた利子に対して更に利子がつくこと」を指します。
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このように複利は元本に対してついた利子がさらなる利子を生むことから、最終的な利子総額が単利に比べて大きくなります。これを「複利効果」といいます。
(https://www.crowd-realty.com/glossary/fu/fukuri/8/ より)

簡単な例えとして、「雪だるまのようなもの」だと捉えてもらえるといいかなと思うのですが、雪だるまは、まず小さな雪玉を作って、それに雪をつけていきます。雪をつけたその雪玉にさらに雪をつけて、さらに大きくしていきます。するとみるみる大きくなっていって、押して転がせるくらいに大きくなっていくので、転がしてもっともっと大きくさせていきます。こんな感じで、雪にさらに雪をつけることを繰り返して加速度的に大きくなっていくので、複利効果の例えとして使われます。

ここで振り返りシートの例に戻すのですが、振り返りを習慣的に続けていくと、以前振り返った内容に対して自分の考察がされていったり、以前振り返った内容があったからこそできる考察があったり、そういったことがありました。これが毎日のようにあるのであれば、それは確かに速いスピードでの成長につながることがわかります。恐らく当時の上司は、継続して実行していける力があれば今後ももっと伸びていって成果を出していける、そういう土台があるということに評価をしてくださったのかなと思います。

ちょうどつい先日、弊社執行役員の大介さんから下記コメントが。まさに、という感じですね。習慣=継続して実行していること。COO遠藤ももちろん振り返りの習慣があります。(しかも質量共にえげつないです。)

少し話を変えます。私には尊敬する方がたくさんいるのですが、そのうちの一人で、社会人歴が私よりも長い方が「1日1%でも成長する。これはずっと俺が心がけていること。1日1%って少ないように見えるけど、1日1%成長を続けていたら1年で3778%(1.01^365)成長することになる」と言っていました。
これはまさに複利的な考えで、まさに日々成長し続けることの大事さを感じました。
ちなみにその方は確か社会人歴8年くらいなので、8年間毎日1%ずつ成長しているんなら、今すごいことになっていますよね。うん、すごい。(語彙力)

こんな感じで、日々いろいろなことを考えながらも、実際にそれを行動に移していく、これを是非大切に、明日も頑張っていきましょう!是非1日1%成長、良いスタンスとして取り入れてみてください。

今回は以上です。お読み下さりありがとうございました。明日も1%成長できるよう、がんばりましょう!

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