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「しなやか」でいること

こんにちは、俵谷です。Zealsというスタートアップで働く社会人5年目の女性リーダーです。
今回は私が大切にしていることの一つ、「しなやかさ」について、また例の如く新卒の仲間たち向けにまとめていきたいと思っています。(これについては、もしかしたら面接のときとかに話した人いるかも。)

前回は思考とはなんぞやということについてこれまで考えてきたことをまとめてみたのですが、それとはまた毛色の違う、どちらかというとマインドセット的な話です。今回は短めかな。もしかすると見出しにするほど区切れるものがないくらいライトかも。でも、すごく大事にしていることです。

▼前回のnote

さて、本題です。

よく、成長する人の特徴とかで、「素直であること」が挙げられます。私も前までは、ずっと大事にしてきました。
素直な人の反対って、頑固な人とか、プライドが異常に高い人とか、そういうイメージでいるのですが、逆になぜこれが批判的に捉えられることが多いかというと、自分と異なる価値観や意見を受け取りにくいからです。この場合、その人自身の考えや価値観がもうガチガチに固定されていて、FBが入っていかず、そのため成長しにくいと言われます。個人的にも、これはそうだと思います。稀に超絶すごい人とか超絶優秀であり続ける人もいますが、基本的には最初だけ器用にやるけどその後伸び悩むタイプだと思います。
では素直な人はこの反対なので、自分と異なる価値観や意見を受け取りやすい、つまりFBが入っていきやすいです。特に新人のうちは周りから学ぶことが殆どなので、成長するにあたってFBをちゃんと自分のものにできるかというのは非常に大事です。だから、成長しやすいとかそういう風に言われます。私はこれに対しても概ね同意です。

でも、更にもっと良い状態があると思っています。それが「しなやかな状態」です。

しなやかというのはどういう状態かというと、「ブレない芯はあるがその周りは柔軟に変化し、それゆえに折れにくく丈夫な状態」です。素直だけだと、意外と「芯」がなくて学びが薄くなってしまいがちなのと、方向性が定まっていないので迷走しがちだなと、社会人生活を振り返る中で感じています。イメージにするとこんな感じです。

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先日、弊社Zealsの社長である清水が、こんなことを言っていました。

「僕らは、とてつもないスピードで変化を受け入れ、進化してきた。でもそれは、“日本ぶち上げる”という強くて不動のビジョンがあったからこそ、足が竦むようなリスクを取ってでも、これを成し遂げるための変化をしてこれたのだと思う。」(2021/4/2 clubhouseにて)

私はこれが一個人においても言えると思っていて、何か確固たる信念があるからこそ、折れずに柔軟に変化に対応しながら、前に突き進むことができると思っています。

では信念とはどんなものを持てばいいのか。それは、一つ一番大事にするものと、あとは大小さまざまある状態が良いと思います。

大小さまざま持つものから先に書くと、これは自分が良いなと思ったものであればなんでもよくて、「とにかく早く成長したい」「1日1%でも必ず成長する」「逃げない」「お客様と真摯に向き合う」とかとか。

ここで、先日別のnoteにて述べた「良いスタンスをたくさん自分のものにすること」が生きてきます。(下記の第二項)

良いスタンスをたくさん自分のものにし、それを自身の信念としながらたくさんの変化に対応し、自分の取る思考や行動をアップデートしていく。これが基本としてすごく大切なことかなと思います。

そして、もう一つの「一番大事にする信念」は、時間がかかってもいいし、どこかのタイミングで変更してもいいので、自分としっかり向き合って、見つけるのが良いと思います。将来の夢とか、成し遂げたいこととかでもいいと思います。就活をしたときに色々と自分の人生と向き合ったばかりの皆さんなら、きっと見つけやすいと思います。

ちなみに参考までにですが、私が一番大事にしている信念は、1年くらい前から「良いことをする」です。そのために、良いこととはそもそもなんなのかや良いことをするために何が必要なのかを、常にインプットしたりアップデートしたりしています。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございます。今週もおつかれさまでした!

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