Nairobi旅行記〜アラサー女子、アフリカバスひとり旅〜
はじめに
2024年4月2日〜4日にかけて、タンザニアのアルーシャからケニアのナイロビへ、バスで行ってきた。
2泊3日、アラサー女子の弾丸ナイロビひとり旅。つらつらと旅の記録を書き残していこうと思う。
また、日本からタンザニア、ケニアへの旅行を検討している方の中には、
「治安的に女性がひとりで行っても大丈夫?」
「陸路での国境越えって危なくない?」
などなど、いろいろな不安・心配を抱えていらっしゃる方も多いと思うので、少しでもそんな方の参考になれば嬉しい。
ちなみに、私の海外(東アフリカ)経験値、ステータスはこんな感じ。
⚫︎大学4年生の頃、タンザニアのダルエスサラーム大学に1年間留学経験あり
⚫︎新卒1社目は旅行会社、添乗員としてタンザニア・ケニアのサファリツアーに同行経験あり
⚫︎ケニアへの渡航経験は2回(1回目は留学中にタンザニア人の友人と合気道セミナーに参加するため、2回目は添乗員時代にサファリツアーに同行するため。いずれもナイロビ市内の観光はしていません)
⚫︎2023年9月からはタンザニアのアルーシャ在住
⚫︎使用言語は英語とスワヒリ語(どちらもある程度は話せますが、そこまで流暢ではありません)
⚫︎東アフリカ渡航のために打った予防接種は、黄熱病、A型肝炎、腸チフス、狂犬病(2回目まで)、破傷風。マラリアの予防薬は使ったことありません。数日の滞在なら、黄熱病だけで十分だと個人的には思ってます(ケニア、タンザニアの国境越えの時に必須)
※ある程度現地慣れしているからこその判断などもあるかと思うので、そこも考慮に入れた上で参考にしていただけるとありがたいです!
【DAY1】 アルーシャ〜ナイロビ
8:00 Arusha発
アルーシャ市内にある、Pablo Picasso Restaurantの隣のバス発着所から出発。売店とトイレがある。
バス会社がいくつか集まっていて、私が乗ったのはSpeedoという会社のバス。他にはImpala ShuttleとかRiver Side Shuttleとかのバリエーションがあるみたいだったけれど、正直どのバスのクオリティもそんなに変わらないように見えた。
チケットは当日でも買えるけど、前日までに買っておくと安心。50,000Tsh。お金を払うとレシート兼チケットを渡してくれるので、乗車時に見せる。席は決まってないので、好きな席かスタッフさんに言われた席に座る感じでした。
席が埋まったところで、いよいよ出発。
10:00 Namanga着
ちょっと時間がアバウトだけれど、大体1時間半〜2時間くらい走ったところで、国境の街ナマンガに到着。この国境からケニアに行くのはこれで3回目だけれど、1人で国境越えするのは今回が初だったのでドキドキ。
バスから降りろと言われて、荷物を持って下車。荷物を一列に並べたところに警察犬?がやってきて、2往復くらい匂いを嗅いで不審物が入っていないか確認していた。
問題ないと分かり、いよいよ出入国審査へ。建物に入る前にケニアの入国カードを記入するように言われる。職員さんはカードを渡してくるだけで、あたりにはボールペンとか何も用意されてないので、ペンを持ってなかったら地味に詰む。この時大きな荷物はポーターさんが移動してくれていて手元にないので、手荷物の方に入れておくといいでしょう。
セキュリティチェックを通ってからタンザニア出国カウンターへ。強面のお姉ちゃんが担当だったが、私の日本のパスポートを見て「こんにちは〜」と言ってくれる。顔いかついけど根は優しいタンザニア人あるある。顔写真と指紋スキャンを取られ、パスポートにスタンプを押してもらえたら出国手続き完了。すぐ隣のケニアの入国カウンターに移動する。
ケニアの入国にはeTA(電子渡航認証)が必要なので、事前に手続きしておく必要がある。私はRAHA KENYAのnoteを参考にしました。
eTA取得には大体2日間くらいかかる模様。ホテルの予約証明書やフライトのチケットをアップロードしないといけなくてやや手間がかかるので、早めに手続きを始めると安心。
ケニアの入国カウンターで印刷してきたeTAと入国カードが回収され、イエローカードの提示を求められた。もう一度顔写真と指紋スキャンが取られ、無事ケニアに入国できた!1人での国境越え、ビビってたけどあっさりしたものだった。
入国カウンターの真後ろに両替カウンターがあったので両替もここで済ませてしまう。ちなみに、1ケニアシリング=約1円。めちゃくちゃ計算しやすくて助かる!
建物を出るとお土産を山ほど持ったマサイのママたちに囲まれる。セールスがめちゃくちゃしつこい…。ポーターさんがバスに荷物を積み込み終わるまでひたすら我慢。この時、ポーターさんにチップを求められたので1,000Tsh渡した(タンザニアの通貨でもケニアの通貨でもどっちでもいいとのこと)。安すぎるか心配だったけど、何も言われなかった。
なんやかやと時間がかかり、多分11時頃?にナマンガを出発。
13:30 Nairobi City着
国境を超えてからケニアの首都ナイロビまでも結構距離があるが、朝早かったのと国境越えが無事に終わった安堵から爆睡していて、気づいたらナイロビだった。
いくつか停留所のようなところがあり、何人かパラパラと降りていたが、私は終点まで乗っていた。
(↑この周辺で降ろされた)
降りた瞬間、「タクシー探してないか?」と声をかけられる。Boltを捕まえたかったので「まずはランチ食べてくるわ〜」とかわす。ちなみに、このバスの停留所周辺にバス会社のオフィスが集中しており、次の旅の目的地ダルエスサラームへのチケットもそこで買えた。私は50$支払ったけれど、ケニアシリングでも払えるとのこと。
ランチは道を渡ったところにあった「Big Knife」というお店でいただく。
グリル系の店かと思って入ったら、めちゃくちゃリーズナブルなファストフード店だった。
チキンラップとポテト、ミニコーラで399Ksh。やっす!!味も美味しかったです。
しかし、この店でwifiに繋げられず。(店員さんに聞いたけど、確認してくると言ったきり戻ってこなかった…)
ネットがないとBoltが呼べないので、仕方なくさっきのドライバーさんのところに戻る。
タンザニアではタクシー強盗の話を結構よく聞いていたので、ケニアのタクシーに乗るのもおっかなびっくりだったけど、ドライバーのサイモンさんは人懐こいめっちゃいい人で一安心。宿泊予定のゲストハウスまで3,000Ksh。
ボルトよりはかなり高かったと思うけど、ナイロビ市内を色々説明しながら走ってくれたのでよしとしよう…。
15:30 Raha Kenya Guest House
このナイロビ旅行中に滞在するのが、Raha Kenyaのゲストハウス!
Instagramで見てずっと気になっていたので、ナイロビ行きが決まってから即予約。しかも今回は贅沢にもシングルルームです。
内装がまじで可愛い〜!!wifiもサクサク、シャワーも熱いお湯が出て、設備面も大満足。
泊まっている他のゲストさんと交流の機会が持てたのも嬉しかったし、Instagramで拝見していた河野理恵さんにもお会いできて感激!!
明日は一日かけてナイロビの街を満喫するぞ〜!
【DAY2】 ナイロビ市内
10:00 Kazuri Beads Factory
ナイロビ2日目、観光は「Kazuri Beads Factory」からスタート。
「kazuri」はスワヒリ語で「nice」という意味。女性たちが手作りのビーズを作っている工房らしい。
敷地内におしゃれなカフェがあったので、ここで朝ごはんを食べることに。
「SPRING VALLEY COFFEE」というコーヒー屋さん。ここのコーヒー豆をこの後もあちこちで見かけたので、ケニアでは有名なお店なのかなぁ。
ホットカフェラテとクロワッサンで399Ksh。
…やっす!!!ケニア物価安くないか??タンザニアだったら同じくらい出してもカフェラテしか飲めない気がする…。
しかもラテもクロワッサンもめちゃくちゃ美味しかった。
しかしびっくりしたのは、「キャッシュじゃ払えませんよ」と言われたこと。
ケニアでは「Mpesa」と呼ばれる電子マネーでの支払いが主流で、現金払いはどこに行ってもあんまり歓迎されなかった。(クレカは使えるけど、「Mpesaはないの?」ってめっちゃ聞かれた…)
乗ってきたBoltも、現金で払ったら「お釣り持ってない」って言われたし。
タンザニアではカード払いできるお店の方が珍しいくらいなのに…。国境を超えただけで、こっちはめちゃくちゃ先進国…。
その後は工房の中をうろうろ。女性のスタッフさんが、英語で説明しながら一緒に回ってくれた。
革小物を作ってる工房や、
ビーズ細工を作ってる工房など、いくつかの工房に別れているみたい。
敷地内に厨房もあって、みんな朝ごはん(Ujiと呼ばれるポリッジみたいなやつ)を食べながら作業していた。
ところで…ビーズ作ってなくない??
すると女性のスタッフさん、「ビーズ工房も行くといいわよ!私の弟の車を呼んであげる!」と言い出した。
ビーズファクトリーって名前なのに、どうやらビーズを作る場所は少し離れているらしい。
もともと予定してなかったし、弟さんの車に乗ると少し割高だったので断ろうかとも思ったけど、まあせっかくだし…とビーズ工房にも行ってみることに。
工房の向かいにはショップがあって、ここで作っている製品が売られていた。
「SAND STORM」ってブランドみたい。素敵だけど、やっぱりビーズ小物は少ししか売ってなかった。施設名が紛らわしいよ。
女性スタッフの弟さんの車が到着し、今度こそビーズ工房へ。
11:00 KOBE TOUGH
そんな事情で、直前まで存在すら知らなかった場所へ向かう。まあ、この行き当たりばったりな感じも一人旅の醍醐味ですね。
10分ほど走って到着したビーズ工房は、「KOBE TOUGH」という名前らしい。
KOBEとはスワヒリ語でウミガメのこと。カメの甲羅のように強い女性をイメージしたネーミングなのだとスタッフさんが説明してくれた。
工房内では、女性たちが手作業でビーズを作っている様子を、英語の説明を聞きながら見てまわることができる。
粘土を採取して、水と混ぜて泥状にして、形を作って乾かして…と途方もない時間がかかるみたい。
この写真は作っている途中のビーズたち。ビーズの柄も、女性たちが自分たちで入れているとのこと。
働いてる女性たちは、スワヒリ語で「Mambo〜」と挨拶すると作業の手を止めて挨拶を返してくれて、めちゃくちゃチャーミングでした。
この方は73歳でもまだまだ現役でビーズ作りをされてるとのこと。パワフル!!
さらに、工房を一回りした後には、全員が作業を中断してスワヒリ語の歌を歌ってくれた!!!
これだよ!私が求めてたビーズ工房は!!最初からこっちに来ておけば良かった感。
完成したビーズはネックレスやブレスレットに加工されて、工房の向かいのショップで売られていた。
かわいい〜!ネックレスひとつで30ドル弱くらいの値段でした。
買いたいと思ってしばらくお店うろうろしてたけど、私のファッションセンスではいかせなさそうだったので断念。
でもやっぱり買えばよかったかな〜〜!
すごく楽しかったので、ぜひまた訪れたい施設。Kazuriの女性スタッフさん、おすすめしてくれてありがとう!
12:00 Giraffe Center
次に訪れたのは、本日の観光の目玉「Giraffe Center」。キリンのえさやりができる施設です。
入場料は1500Ksh。ここもやっぱりキャッシュレス支払いだった。
手を洗い、えさを受け取って中に進むと…
いたーーー!!!
本当に至近距離で、手のひらに出したえさを長い舌で舐めとって食べていた。
めちゃくちゃかわいい!
施設内にはキリングッズを集めたギフトショップも。
ズーベニアショップ….。ダジャレかい😂
店内にはキリングッズがずらり。
私もGiraffe Centerのロゴワッペンを購入しました。
13:00 Amani ya Juu
本当はこの後ランチの予定だったけど、思いのほかクロワッサンの腹持ちがいいので観光続行。
次の目的地は「Amani ya Juu」。オリジナルテキスタイルを使った小物がかわいい雑貨屋さん。
いやいやいや…。センス良すぎやろ😂😂
タンザニアでは見たことのない洗練されたデザインの数々に私のテンション爆上がり。
このお店では、女性たちがものづくりを学びながら収入を得て、スキルが身につけば独立できるような仕組みが成り立っていると、工房を案内してくれたスタッフさんが教えてくれた。
年々テキスタイルの柄のバリエーションも増え、技術もどんどんレベルアップしているのだそう。
女性の社会進出を促進するというミッションも素晴らしいし、商品もお店の内装もかわいいし、私の好みどストライクのお店だった。
ここでは、お世話になったご夫婦への出産祝いとしてよだれかけを購入。
自分用にクッションカバーほしかったけど、サイズが合うか分からなかったし、そもそもクッションも買わんとないわ…ってことで断念。
でも本当にかわいかったので、ナイロビに行く方はぜひ!!
15:00 The Alchemist
次の目的地は徒歩20分とのことだったので、歩いて行ってみることに。
Amani ya Juuを出てしばらくは綺麗な道だったのだけど、大通りに出ると道のサイドにいかにもアフリカ!な露店が並ぶエリアが広がっていた。
なんか、タンザニアのダルエスサラームにちょっと似てる。
治安は決して良くないし、車通りも多くて危ないので、安全第一の人は車で行った方がいいかも。
でも、徒歩移動だと地元の人の暮らしぶりが見れていいよねー。
到着したのは「The Alchemist」。アフリカ小物のセレクトショップで、色々なテイストの小物が売られていた。
↑このお皿はあまり他で見たことないかも。カラフルでかわいい。
同じ敷地内にはバーやファストフード店がたくさん並んでいたので、ここでご飯を食べるのも良さそう。
私は歩いてる途中で我慢できなくてサンブサとチャパティ買っちゃったのでここでは食べない。
せっかくナイロビに来たのに、タンザニアにもあるものを食べている…🤣
16:00 House of Treasures
次の目的地は少し離れていて、ナイロビの街をちょうど対角線状に移動する。
節約のために、Boltではバイクを指定。バイクは車に比べて危ないけど、値段が半分近くになるので、ひとりの時はつい使ってしまう。
安全第一の人は車を使いましょう。
バイクでナイロビの街を走って思ったのは、やっぱり街も道もめちゃくちゃキレイということ。
タンザニアでバイクに長時間乗ると肌も髪の毛も砂っぽくなるけれど、ナイロビではそんなこともなく。めっちゃ先進国や…。
たどり着いたのは「House of Treasures」。
こちらも、センスのいいアフリカ小物が集められたセレクトショップ。
外観もおしゃれ!
↑中でも私が心惹かれたのがこのバッグ。
カラフルで肌触りのいいレザーのバッグにマサイビーズのストラップがついていて、さり気ないアフリカ感がめちゃくちゃ素敵だった〜。
横に映ってるちっさいポーチでさえ6,000Kshとかしてたので、多分相当上質なレザーなんだろう…。
予算オーバーすぎて手が出なかったけど、めちゃくちゃかわいかった…。
16:30 The Hub Karen
House of Treasuresの道路をはさんだほぼ向かいにあるのが「The Hub Karen」。
かなりデカめのショッピングモールで、建物に入るまでに2回くらいセキュリティチェックがあった😂
中はこんな感じ。
え?テーマパークかなんかですか??😂😂
タンザニアのアルーシャのショッピングモールなんて、めちゃくちゃさびれてて人もほとんどいないのに…。
スーパーでお土産用のお菓子を購入し、ナイロビ1dayツアーはこれにて終了。
モールの出入口そばにある「Art caffe」でホットラテをテイクアウトして、ゲストハウスまで20分くらいかけて歩いて帰った。
暗くなるまでには〜と思って少し急いだけど、私がゲストハウスに戻った18時頃はまだまだ明るくて、全然危ない感じがしなかった。
ゲストハウスまでの道は緑が多くて、歩いてて気持ちよかったな〜!
【DAY3】 ナイロビ〜
8:00 Nairobi City発
タンザニアに戻るバスは8時出発で7時集合。渋滞してたり車がなかなか来なかったりする場合があると聞いたので、少し早めにBolt呼ばなきゃな〜と6時半くらいから待機してたら、なんと初日のタクシーの運転手・サイモンさんがゲストハウスの入り口で待っていた!
Boltのアプリが使えなかった時に備えて連絡先をもらっていて、バスの時間も伝えてはいたのだけど、正直値段的にはBoltの方に乗りたかったので、前日はリマインドの連絡とか一切しなかったのだが、覚えていたらしい。
東アフリカ、ポレポレマインドの人が大多数の中、たまにめちゃくちゃキッチリしてる人がいて対応が難しい😂
タクシー代3,000Kshも取られたけど、バスの時間にはしっかり間に合った。しかもバス出発まで時間を潰せるようにと、早朝から開いててwifiも使えるカフェも紹介してくれた!めっちゃいい人サイモンさん…。
Java House…。ケニアにいるのにジャワ??😂
ナイロビ市内にいくつもあるチェーン店らしいが、本当にジャワのコーヒー豆を使っているのかは謎。
微妙に残ったケニアシリングを使い切るべく、一番安かったエスプレッソ(200Ksh)を購入。ここは現金支払いでもOKだったし、軽食のメニューも美味しそうでした。
バス発着所のすぐそばでwifiも使えたので、次回ナイロビに来ることがあれば、到着後すぐにこのカフェに入ってBoltを呼ぼうと強く誓った。
サイモンさんはいい人だったけど、多分Boltの倍くらい取られてる😂😂😂
バスの出発時間になったので、カフェを出てバスに乗り込む。
来た時はほとんど寝てたので気がついてなかったけど、ナイロビ市内から国境まで結構距離ある…。
国境ではタンザニアの入国カードを渡され(こっちではボールペン貸してもらえた)、来た時と大体同じ手順で手続きが進んでいく。
と、ここで問題が。今回、ケニア滞在中にタンザニアのeVISAがおりたので、ビザのページをプリントアウトできていなかった。スマホの画面を見せたのだが、やっぱり印刷してないとダメだったらしく、下の階に行って印刷して来いと言われる。
行ってみると、小さなオフィスにPCとプリンターが置いてあり、壁に貼られたemailアドレスにeVISA承認メールを転送したらスタッフのお姉さんがプリントアウトしてくれた。
前回タンザニアに入国した時はたまたまプリントアウトしていたので分からなかったが、紙媒体で見せることが必須だったらしい。
現地で印刷してもらうこともできたけど、時間もかかるし国境で変な心配することもないと思うので、出国前に余裕がある人は必ずプリントアウトすることをおすすめします。
ちょっとしたトラブル(?)はあったが、無事タンザニアに再入国(ちなみにこの時も大きい荷物を運んでくれたポーターさんにチップを払った)。
この後は出発地点であるアルーシャを越えて、タンザニア一の大都市(首都ではない)、ダルエスサラームに向かう。
気が向けば、ダルエスサラームの旅行記も書きたいな。
まとめ
今回のナイロビ旅行、正直、予想の5倍くらい楽しかった!
実は過去2回の渡航でケニアにあまりいいイメージがなく、「ナイロビは治安最悪」「ケニア人はタンザニア人と比べてフレンドリーじゃない」という印象を抱いていた。
しかし実際に行ってみると、観光地ばかりを巡ったからか治安が悪いと感じるシーンはほとんどなかった(強いて言うならThe Alchemistまで歩いていた時に、謎の草?を持ったお兄ちゃんに「これ何か知ってるか?」と聞かれた😂😂😂)。
移動時はUberやBoltを使うこと、明るいうちにホテルに帰ること、人混みは歩かないことを徹底すれば、女性ひとりでも十分観光可能だと感じた(もちろん用心は絶対にしていた方がいいですが!)。
タクシードライバーのサイモンさんをはじめ、出会う人もみんな優しかった。
まあ、タンザニア人と比較すると少々ビジネスライクに感じられたこともあったけど、日本人にとっては程よい距離感なんじゃないかな(タンザニア人は人懐こすぎてたまにウザい時もある😂😂)。
そのほかにタンザニアとの違いとして感じたことは、みんな英語がうまいこと、キャッシュレス決済が浸透していること。
タンザニアのBoltドライバーさんはスワヒリ語も話せないとコミュニケーション困難なことが多々あるが、ケニアのBoltドライバーさんはみんな英語話してくれた!日本人観光客にとって、これはかなりのメリットですね😂
一方、便利でもあり不便でもあるなと感じたのは、電子マネーMpesaによるキャッシュレス決済がめちゃくちゃ普及していること。
今回は観光が1日のみだったので現金とクレカで乗り切れたが、もう少し長く滞在する人であれば確実にMpesaを導入した方がいいと思う。
現地の通信会社でSIMカードを購入した上でMpesaを設定するらしいのだが、それって英語が苦手な人や海外に不慣れな人にはなかなかハードルが高いのではないかと。
キャッシュレス決済に慣れている人にとってはすごく便利なことでもありますけどね。現金いくらくらい両替すれば足りるのかって悩ましいし、余っても困るし…(私の場合は、タクシー代が高くついたせい(笑)で現金が足りなくなり、ショッピングモールのATMでケニアシリングを引き出した)。
そんな感じで、タンザニアとの違いも感じることができたし、ケニアに対する悪い印象も払拭できたし、本当に行って良かった!
アルーシャからならナイロビって結構近いし、陸路での国境越えも案外簡単ということが分かったのも良かった(ケニア行きのハードルがめちゃくちゃ下がった)。
ゾウの孤児院とかキベラスラムとか、まだまだ行ってみたい観光地がナイロビにはたくさんあるので、機会があればもう一度行きたい。あとはケニア沿岸部のモンバサにも行ってみたいなあ!
以上、タンザニア在住アラサー女子によるナイロビ旅行記でした。
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