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わたしの、はじまり。〜カウンセラーという仕事

どんなことにも意味や理由があって
むだなことなんて
だめなことなんてひとつもない
と思うようになった。

わたしのサバイバル術

小さい頃からなんだかどこか孤独で
必死で自分以外の誰かやなにかに
自分の居場所を見出そうとしてきたように思う。

ひとりぼっちになるのが怖かった。
ひとりぼっちだと、思われるのが怖かった。

マインドフルネスを学んでいたとき
尊敬する先生が
『私はこういう人間、というものなんてない』
と教えてくれた。

わたしたちはこの一瞬一瞬の存在でしかなく
これが自分だと思う自分は
今までどうやって自分を守ってきたかという
サバイバル術に過ぎない、と。

自分でいるために
誰もが自分を守る術を
知らない間に身につけてきている。

完璧であるために努力を重ねたり
愛されるためにあえて黙ることを覚えたり。

わたしは心に寄り添うことで
生き抜いてきたのかもしれない。

わたしの不安を拭うために

グループでいるのが苦手だった。

わたしがいなくてもいいんじゃないか。
本当はみんなどう思ってるかわからない。

そんなふうに不安をいつも感じていた。
(きっとそんなふうには
見えなかっただろうけど)

だからわたしはグループでいるより
特定の誰かと二人きりで
じっくり心のなかを話すことが好きだった。

みんなのまえだとあぁだけど
このこは本当はこんなふうに感じてるんだ。
それを知れると安心することができた。

心のうちを離してくれるということは
わたしは信頼されてるんだ。
わたしはいる意味があるんだ。

そう実感することができたからだ。

10代の頃からそうして
話を聞いたり自分のことを話したりする
機会を自分でたくさん作ってきて
そのうちそんな自分に自信が持てるようになった。

人の話を引き出すとか
親身になって共感するとか
相手が必要だと思うことがわかるとか
思考や感情を整理するとか
言語化するとか

そういうことはわたしが
わたしの安心のために
自然と身につけてきたこと。

わたしに安心を贈るということ

昔からの友人に
今カウンセラーをしているんだというと
みんな驚くけれど
さえにあってる、といってくれる。

自分が自分でいるために
自分を守るために重ねてきたことが
いまわたしの仕事になっている
いまのわたしの基盤になっている

これまでの人生からは少し
違う道の仕事だし
以前のような不安は
もうあまり感じなくなったけれど

わたしは自分の仕事がだいすきだ。
始めて、最高によかった。


わたしは、わたしの人生を生きる。
わたしの生き方を、はじめている。

これからもたくさんの人を
笑顔にしていきたい。 

そしてわたしも
たくさん笑顔と安心を
自分にプレゼントしていきたいと思う。

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