来るべき災害に備えて、我々ができること ~技術科の立場から~
もう少しで6月が終わる。気が付けば、これで「今年も半分終わり」である。まだまだ、今年を振り返るには早すぎるが、この半年間に起きたことのうち、我々の記憶に鮮明に残っているのは、元日の夕方に発生した「能登半島地震」ではなかろうか。被災された皆様には、お見舞いを申し上げる。
近年、日本では、防災や減災に関する意識が高まっている。今年は、梅雨入りの時期が全国的に遅かったようであるが、梅雨明けまでは、まだまだ油断は禁物である。この時期、予想外の大雨に見舞われることは珍しくなくなってし