【気になった新聞記事】女性管理職、「幸せ」の理由は~積水ハウス、やる気引き出す2年研修
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の日本経済新聞に、「女性管理職、「幸せ」の理由は~積水ハウス、やる気引き出す2年研修」という記事がありました。
女性管理職、「幸せ」の理由は積水ハウスの研修にあり
積水ハウスの調査結果
積水ハウスは、2023年に全社員を対象に「幸せ度」調査を実施しました。
この調査は慶応義塾大学大学院の前野隆司教授の監修で行われ、2万3117人が回答しました。
質問項目は「私は自分の人生に満足している」「最近2週間は、熱狂した気分であった」などの全114問で、回答を100点満点で算出しました。
結果、積水ハウス単体の女性管理職155人の平均スコアは71.72点で、女性一般社員(65.59点)を上回りました。
また、男性管理職(70.73点)や男性一般社員(65.96点)よりも高い結果となりました。
この調査結果から、女性管理職の「幸せ度」が非常に高いことが分かります。
女性管理職の育成プログラム「ウィメンズカレッジ」
なぜ女性管理職の「幸せ度」が高いのか、その背景には、積水ハウスの女性管理職育成プログラム「ウィメンズカレッジ」の存在があります。
このプログラムは2014年から始まり、毎年20人近くの女性が参加しています。
プログラムでは、業務時間を活用して2年間かけてマネジメントのスキルや考え方を学びます。
初年度は様々な企業の女性管理職がどのように課題を解決したかをケーススタディーから学び、2年目には各自が業務内容に応じた課題をテーマに設定し、解決状況についてプレゼンします。
最後には社長に対して成果報告の機会も与えられます。
このように、時間をかけて実力をつける研修が、女性管理職の自己肯定感や意欲につながり、高い「幸せ度」にも寄与しているのです。
リーダーの声
デザイン企画グループの足立リーダーは、管理職としての喜びを語っています。
彼女は、就任前は仕事が増えると考え「大変だろう」と思っていましたが、実際には部下に仕事を任せることで「予想以上の成果物が出てくる」と感じています。
また、部下とのコミュニケーションが増え、「ありがとう」という機会が増えたことが、「幸せな気持ち」に繋がっていると言います。
感想など
女性管理職の育成とサポートが、個人の幸福感と組織全体のパフォーマンス向上に大いに寄与していることが分かります。
特に、女性管理職が直面するキャリア中断のリスクを考慮した育成プログラムは、非常に効果的です。
管理職になるための意識を高めること、そして部下とのきめ細かなコミュニケーションが、女性管理職の高い「幸せ度」に繋がっていると考えられます。
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