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【気になった新聞記事】DX活用、大学院生を中小企業に派遣 課題解決狙う 北海道大学が試み

北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。

北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。

先日の北海道新聞に、「DX活用、大学院生を中小企業に派遣 課題解決狙う 北海道大学が試み」という記事がありました。

DXで地域中小企業を支援する北大の新プロジェクトに期待

この記事は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を研究する大学院生を地域の中小企業に派遣し、企業の課題解決を支援するというものです。

このプロジェクト、初年度から全道22社が参加し、北大の想定を上回る大成功を収めているようです。

例えば、札幌市中央区にある手作りせっけんの製造販売を手掛ける「サボン・デ・シエスタ」では、専任のDX担当者が不在でDX化が進んでいませんでした。

しかし、このプロジェクトを通じて北大の大学院生4人が派遣され、顧客分析を通じた営業戦略の提案が期待されています。

学生たちは、地域貢献を目指しつつ、自身の分析力を高め、将来の研究やキャリアに役立てるという意欲を持って取り組んでいます。

この共同研究型インターンシップでは、学生が数カ月から1年程度、北大と連携実績のあるIT企業の指導のもとで企業の経営課題解決に挑戦します。

今年1月から受け入れ企業を募ったところ、約40社から応募があり、その中から22社が選定されました。

学生たちは74人が参加を表明し、希望や能力に応じて派遣先が決定されています。

現在は事業拡大や社員定着率の向上に向けた分析に取り組んでいるところです。

北大がこのプロジェクトを始めた背景には、道内企業との関わりが少ない北大生の多くが道外で就職しているという問題意識があります。

地域企業との接点を持つことで、道内就職の可能性を広げると同時に、研究中心の大学院生や若手指導教員に実地経験を提供する狙いもあるのです。

感想など

このプロジェクトは非常に素晴らしい取り組みです。
DXの導入が遅れている中小企業にとって、デジタル技術を駆使したデータ分析や業務改善は競争力を高める重要なステップです。
しかし、リソースや専門知識が不足している企業が多い現状を考えると、このような大学との連携は非常に効果的です。

また、学生にとっても実地経験を積むことができる貴重な機会となります。
理論だけではなく、実際のビジネス現場で得られる洞察やスキルは、将来のキャリアに大いに役立つでしょう。
さらに、地域貢献を目的としたプロジェクトに参加することで、社会的責任を感じ、地域経済の発展に貢献する意識も育まれます。

このプロジェクトの成功は、他の地域や大学でも同様の取り組みを促進するモデルケースとなるでしょう。
今後も継続的に支援を拡大し、地域全体のDX化を進めることが期待されます。

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