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社労士試験に合格して何を考えどう行動したか①

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

私は、令和3年度の社会保険労務士試験に合格しました。

令和2年度の受験に続き、2回目の受験でした。

社労士試験の合格発表で合格がわかった後、どのように考えたか、何をしたかについて、書き留めたいと思います。


(1)合格するまで

私は、トータルで2年半ほど社労士試験の勉強をしました。

そもそもの社労士試験の合格を目指したきっかけは、「このまま今の職場で定年の60歳まで、さらに再雇用で65歳まで働くのか?」と考えたことでした。

勉強を始めた時点で45歳でしたので、「あと15年又は20年ここで働くのか?それでいいの?」ということです。

私は何の資格も何のとりえもないため、今の仕事を辞めて転職又は独立という選択肢はありませんでした。

ただ、定年後の再雇用は、諸先輩方の様子を見ていると、給与がガクッと下がるわりに仕事の内容は変わらないというのがわかっていましたので、定年までかな・・と漠然と思っていました。

再雇用を希望しない場合、生活のために定年後も働かないと生活できないので、どこかで働く必要がありますが、「定年までに何か資格でも取っておけば転職もしやすいのではないか」と考えました。

それに加え、たまたま、所属部署が人事労務系の部署になることが多かったため、何年かかけてでも、社会保険労務士の資格を取っておけば(この時点では登録制度なども詳しく知りませんでした)、どこかの事務所に拾ってもらえたりするのでは?(社労士事務所の求人についてもよくわかっていませんでした)と軽く考えました。

このように、深い考えなしに、社労士試験の勉強を始めました。

その時点で、社労士とはどのようなものかは、各種サイトで調べましたし、少しずつ、社労士の登録制度のことは一応調べたのですが、「まずは試験に合格しなければ。合格後のことは今は考えるべきではない。試験合格に集中すべきだ。」みたいな(今思うと変な)考えでした。


(2)合格がわかった日

令和3年度社労士試験の合格発表の日(令和3年10月29日)、私は登山中に試験HPで合格を知りました。

この日は、合格したことの実感がなく、今後はこうしようということは全く考えられませんでした。

まずは、自己採点で労一が1点だったため、合格するとは思っていなかったので、実感がわきませんでした。

それと、合格したことで、明日から社労士試験の勉強をしなくていいということ、明日は今まで我慢していたことのうち何をしようか?ということを考えたくらいでした。


(3)合格直後

翌日(土曜日のため仕事は休み)から1週間くらいは、朝も比較的ゆっくり起きて(勉強中は4時~4時半起き)、合格したという実感を少しずつ感じておりました。

ただ、合格後にどうするかはほぼ何も考えていなかったことと、子供の学費の関係から、現在の職場を辞めて即開業という選択肢はなかったことから、「合格したから、すぐこう動かねば!」という風にはなりませんでした。


(4)職場への報告

すぐに辞職するつもりはなく、勤務登録をして今の職場で社労士業務をするつもりもなかったため、上司や同僚にも合格したことは伝えておりませんでした。

ただ、今後、社労士の登録に必要となる「従事期間証明書」を先にもらっておこうと思っていたので、職場の担当部署には合格した旨を伝えておりました。

従事期間証明書は、社労士の登録に必要な書類で、2年間の実務経験を証明するものです。

実務経験がない場合は、事務指定講習を受講する必要があります。

私は2年以上の実務経験があり、また、この従事期間証明書は有効期間に期限がないとのことだったため、「さっさともらっておけば、いつでも登録できるな」と考え、合格後の11月下旬には入手しておりました。


この時点(合格直後)では、社労士の登録をすることは考えておらず、いつ登録をするかなど具体的なことは何も決まっておりませんでした。




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