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【気になった新聞記事】東大値上げ、理解求めた4カ月~「博士は見送り」で決着

北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。

北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。

先日の日本経済新聞で、「東大値上げ、理解求めた4カ月~「博士は見送り」で決着」という記事を読みました。


東大値上げ、理解求めた4カ月~「博士は見送り」で決着

東京大学が2025年度から学部授業料を引き上げることを発表しました。
これにより、現行の53万5800円から20%増加し、64万2960円となります。

今回の値上げは、物価上昇や人件費の増大に対応し、教育環境を改善するための財源確保を目的としています。

東大は、授業料による増収を約13億5000万円と見込んでおり、成績管理システムの充実やティーチングアシスタント(TA)の待遇改善などに充てる予定です。

しかし、この決定は学生や教員の間で大きな反発を呼びました。

特に修士課程・博士課程の値上げも当初予定されていたため、学生の間で「進学機会の格差を広げる」との抗議活動が活発化。

結果として、修士課程の値上げは4年間遅らせ、博士課程は据え置くという決定がなされました。

東大執行部は6月に学生との対話を行い、教育環境改善の必要性を強調しましたが、学生の理解を得るのには苦労したようです。

授業料引き上げは東大の財務状況を改善し、国の補助金に依存しない経営モデルへの移行を目指す一歩です。

感想など

このような大学の授業料改定は、長期的な視点からの財政運営に直結する重要な課題です。

今後、他大学、特に地方大学への影響がとても気になります。

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