天災が起こる理由
現代科学は
災害が起こった
仕組みを説明する
けれども
なぜ起きたのか
真の理由を明かせない
この星に起こる
天変地異は
地球人類の想念が
原因なのだ
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こんにちは!
フジミドリです♡
【癒や詩絵物語】
道術家の私が、見聞きした現象で感じたことを物語と詩へ編み、朔川揺さんの柴絵に添えております。
創作の背景など、別サイトへ揺さんとお喋りしつつ、公開致しました。
では早速──
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彼の頭には、ある時から奇妙な思想が居座って、どうしても消せないのだった。
その思想とは。
人類は宇宙の法則によって創造された。出来過ぎなほど精巧である。偶然とは思えない。何かしらの意図があったに違いない。
つまり、意図したことが顕われた。
法則が創った人類もまた同じようにできる。意図したことが現実として顕われるのだ!
この思想によれば、現実として顕われた全ては、誰かの意図が引き起こした結果となる。天変地異でさえその例外でない。
一人ひとりの意図は小さくとも、何億何兆と積み重なるなら、いつか天をも動かし、悲惨な災害が起こってしまう。
どうすればいい──
彼は悩む。
世界で起こる不調和な出来事は全て、地球人の意図が現象化しているのだ。一体どうすればいいというのだろう。
何をどうしてよいかわからず、絶望の中で、彼は悶々と悩み続けるのであった。
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『たーしかに確かに。何かやる時は思ってからだもんな。行動の前に思いありってわけ。なら、思いが叶うってのはわかるよ』
『けどさ、誰が何を思うかなんてどうすることもできない。そもそも、本当は何を思っているんだか、わかりゃしないからなぁ』
『一人ひとりの思いが積み重なって集合意識か。そいつが天変地異を引き起こすんなら、もう甘んじて受け入れるしかないね』
『そもそも、自分が何を思うかだって自由にならないもんな。勝手に浮かんでくるんだから、どうすることもできないし』
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生きているのではない
生かされている
息を吐けば吸う
何を食べても
血は赤い
生まれてから死ぬまで
ただひたすら
心臓が脈打つばかり
生きているのではない
生かされているのだ
何をしてもしなくても
何を思っても思わなくても
ただあるがままに
受け入れてよい
生きているのではない
生かされているのだから
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お読み頂きありがとうございます!
ではまた💚
ありがとうございます🎊