見出し画像

プロフィール

はじめまして。ママプレナーのSacraです。

新卒で東京の大手外資系コンサルティングファーム(旧Big5)に始まり、政府・シンクタンク・国際機関の正規職員を経て、結婚・出産などを経てフリーランスの経営コンサルタントとなり、2020年11月にアメリカでコンサルティング会社を立ち上げました。

海外生活歴15年(英国-フランス-スイス-アメリカ) + 仕事とプライベートで長期滞在した国は40カ国近く。年間数ヶ月は、仕事とプライベートを兼ねて、夫とベビーも連れて日本やヨーロッパに長期滞在しています。

コロナで引きこもり期間を生かして「グローバルに生きる」をテーマに海外転職・海外移住・海外生活等についてのブログも同時に始めました。

画像9

「グローバルに生きたい・働きたい」という世界中のお役に立てるよう 、私個人の経験に基づいた生きた情報発信を目指しています。

「海外で働く」というテーマでブログを書いていると、典型的な帰国子女だったのではと思われるかもしれませんが、日本の田舎で生まれ育ち、超庶民家庭出身で、ハタチまで海外に出ることもなかった、生粋の日本人です。

アラフォー国際結婚&高齢出産で子供が生まれて、夫も年間3分の1以上海外出張、精神的・肉体的な限界を感じて、今後どのような生き方がしたいのか、真剣に考える機会を得ました。

結果、色々な国での色々な経験を踏まえ、育児とキャリアの葛藤やジレンマも経て、現在のフリーランス→起業という方向にたどり着きました。

私自身の経験が少しでも、「グローバルに生きたい」皆さんの転職・キャリア形成・ライフスタイル変革のお力になれればとの思いが込められています。

これまで運よく、国境・大陸を超えて、大手外資系企業、政府、国際機関、非営利、(フリーランスとして)日米の中小企業で働く機会がありました。

当然その度に(文化慣習の違いも踏まえつつ)履歴書やカバーレターなどの応募書類を英語でゼロから準備し、多くの対面・ウェブ面接を受けてきました。

グローバルな転職・就職対策やキャリアアップについては経験から学ぶ機会が多く、ポイントやコツも習得してきたので、この辺もニーズに応じて情報共有していきます。

詳細のプロフィールは以下になります。お時間のある人のみどうぞ。

海外で働くようになった経緯

帰国子女でもなく相当な田舎育ちの生粋の日本人です。

元々は南国の自然豊かな土地(つまりど田舎)で生まれ、山や海や牛などに囲まれ、のどかな生活を送っていました。

小さい頃は、「ちびっこ探検隊」を結束して、裸足で友達と野山を走り回っていました。田舎の学校の健康保健の方針で、小学校生活も何故か裸足でした。

画像1

「グローバルに生きる」ことを目指し、海外転職5回

大学学部3年時に休学して1年の英国留学をし、いつか海外で働くこと(できればヨーロッパ!できれば国際機関!)を強く決意しました。

とはいえ、学生で英語もまだまだだった当時の私に、何の海外就職のチャンスもなく、プログラム終了時に帰国。

大学卒業後、まずは海外で働く為にどこでも通用するビジネスの基礎体力をつけようと、東京の大手外資系コンサルティング会社に新卒入社しました。

世間知らずの新卒だったので、昼夜・週末もなく、何の疑問も持たず1日15時間以上、忙しい時期は朝方までオフィスで働いて(個室の仮眠室がありました)、タクシーで一旦家に帰りシャワーを浴びてまた出勤といったこともやっていました(今は随分改善されてるようです)。

画像2

就職して5年目に運よく奨学金も得られたので、円満退職してヨーロッパにMBA留学し、その後現地就職しました(フリーランスとなって最初に契約をくれたのはこの会社の上司だったので本当に感謝しています。)

ヨーロッパやアメリカで、政府・国際機関・シンクタンク等で働き、年間30%以上は主に途上国(東南・中央アジアなど)の様々な国に出張していました。途上国に2−3週間の長期出張することが多く、訪れた国は40カ国位になります。

長期出張の合間の週末に、誕生日を迎えたり、象使いの資格(国家資格!)も取ったりしていました。

画像3

そういえば、一度、欧州出張中だった夫が、一旦アメリカに戻ってとんぼ返りで私の出張先のボツワナまで会いに来てくれたことがありますが、乗り換え3回、合計30時間以上の長旅でヨレヨレで目が遠くなっていました。(3日間の滞在で、暑さと時差ぼけで基本ホテルで死にそうになってました。)

気がつけば海外生活歴15年(英国-フランス-スイス-アメリカ)

初めてちゃんとしたお給料をもらって正規で海外で働いたのが、ビジネススクールに在籍していた時のインターンで、大手化粧品会社の本社(フランス・パリ)。

グローバル企業で英語もある程度通じるとはいえ、いきなりのフランス語環境に焦り、言語障害者のような自分に何かと凹みましたが、この3ヶ月で恥ずかしさや、情けなさから飛躍的にフランス語が伸びました。

ビジネススクール卒業後は、スイス・ジュネーブをベースに政府・国際機関・非営利のシンクタンクで合わせて4年ほど働いていました。

画像11

自宅からは風光明媚な湖や山々が見えたのですが、現実は1年のほとんどは「XXXスタン」が最後につく中央アジアの国々や東南アジアに最低2-3週間の出張ばかりしていました。冬は旧ソ連の極寒の中で震えつつ各省の大臣達とMTGをしていました。(⇩は、出張行きの飛行機の中から)

画像13

現地ホテルにスーツケースを置いて、数週間後に現地に戻ったりしていたせいか、現地在住だとよく思われてました。土地に馴染んでしまうのか、何故か現地の人に現地語で話しかけられることも続出。

その後、別の国際機関への転職をきっかけに2012年にアメリカ(東海岸)に移住し、今に至ります。

今度は、アメリカから3度乗り継ぎ(最後の飛行機はもはや小型プロペラ機)、35時間かけてよくアフリカに長期出張していました。こんな感じで歓迎のジャンプをされていましたね。

画像12

ただ、この頃は、アメリカにはせいぜい2−3年のキャリア修行の為、そのうちまた大好きなヨーロッパに帰る、と割り切っていました。

「海外で働く」ことに伴う人生の転機
アラフォーで結婚・出産、青天の霹靂でアメリカ永住へ

海外で働く期間が長くなってくると、人生の転機が必ずと言っていいほど意外な局面で訪れます。

当初1-2年の予定だったアメリカ生活も3年を過ぎる頃、ちょうどそろそろアメリカを出ようとアジアやヨーロッパの国際機関などの面接をパリなどで受けていたその頃、ひょんなことから現在のフランス人夫に出会います。

仕事大好きで自由気ままに生きていたので、今更ながら結婚の報告をしたときは、一生結婚しないと思っていたと、親や親しい友人に腰を抜かされました。

画像14

国際機関で求められる第三外国語スキルも考え、歴史や文化の重みを感じる(そして食べ物も美味しい)ヨーロッパが大好きだったので、フランス留学したのに、アメリカに永住することになるとは、人生わからないものです。

画像5

夫は年間30%は海外出張、結婚・出産後はフリーランスの道へ

こうして、新しい人生のチャプターが始まったのですが、海外で働く夫婦にはジレンマがつきものです。

フランス人の夫は毎月のように海外出張、いわば、私はシングルマザーのような日々が年間30-40%はコロナ前はありました。

子供を預けやすい国だったらこれまで通りなるべく夫の出張にもついていき、コロナ前は家族でちょこちょこ大移動していました。

例えば、娘が生後4ヶ月くらいの頃から、アメリカ国内出張はもちろん、日本(2回:東京・横浜・九州)、フランス(2回:パリ・フランス北部)、メキシコ(1回:カンクン)などなど。

娘が生まれる前は、ローマの夫の出張先のホテルに毎日缶詰めで締め切りに追われていたことも・汗(ホテルのボンゴレパスタは最高でした)

画像7

結婚・出産後、新しい生き方・働き方を模索する上で、大組織を去り、自分自身は出張のない働き方を選び、自然の流れでフリーランス(ほぼデジタルノマド)になっていきました。

おかげで、 普段は在宅か、近所のシェアードオフィスやカフェで働きつつ、スケジュールが許せば、子連れで夫の出張先についていって、ホテルの部屋やロビーで働いたりすることもしばしばです。

ちなみに2歳の娘のパスポートはなかなかすごいことになっています。結構色んな国で預けられているので、2歳にして類まれな社交性が身についている模様・笑。

夫の年に数回の日本出張の際は、娘を日本の保育園に「プチ留学」させ、自分もクライアントとのミーティングや仕事も入れたりしつつ、最後に九州の田舎に帰省して、アメリカに戻る、といった感じです。(日本の保育園に預けた直後は、お辞儀を多用し、礼儀正しく聞き分けの良い子になります・苦笑)

「海外で働く」→「ママプレナー」を目指して日々精進中

起業したばかりですが、海外で働くママとして、フリーランスから、最終的にはママプレナーに進化したいなと思っています。

ママプレナーとは、「ママ(mom)+起業家(entrepreneur)」の複合語で、欧米ではメジャーなコトバになってきています。

私の意味するママプレナーとは、「家族・子育てを最優先しつつ、自分自身のビジネスをうまくこなし、楽しみながら自分らしく生きているママ」のことです。

画像8

通常の定義では、「育児と事業の両立」とされていますが、私の最優先事項は家庭と育児。

これを基準に、(子供が小さいうちは)以前のような長期海外出張がなく、主に在宅もしくはどこでもデジタルノマドできるような案件のみを受けています。

娘が生まれて2年が過ぎ、後悔のない本当に自分らしい生き方を確立するにためにも、本業(経営コンサル業)を拡大しつつ、大好きなビジネスパートナーや素晴らしいメンター達のお力もかりつつ新規事業を開発中です。

「海外で働く」「グローバルに生きる」を目指す日本人を応援したい。

「海外で働く」「グローバルに生きる」ことをテーマにしていると矛盾だと思われるかもしれませんが、私は完全な国粋主義、日本が大好きで、離れれば離れるだけ、日本や日本人の素晴らしさを日々心から感じています。

画像10

(オットの祝詞・猛特訓を経て、結婚式も神前でした!世界10カ国以上、遠くは南アフリカから親友たちが駆けつけてくれました。)

このサイトは、自分らしい生き方を模索し、奮闘している世界中の日本人の方々のお役に少しでも立てればという思いから生まれました。

育児に仕事に奮闘するパパママ達や、私のようにひょんなことからアメリカに移住することになった日本人の方々に、自身の経験を共有しながら、一緒にがんばっていきたいとの思いもこのサイトに込められています。

私の経験に基づき、海外就職・移住情報はもちろん、新しい働き方や多様なライフスタイルの例をご紹介しつつ、有益で楽しめる情報をお届けしたいと思います。

そのうちフランス人やアメリカ人の友人とも共同で起業する予定なので、海外起業を目指す方々にも、何らかのお役に立てれば嬉しいです。

私自身も、まだまだ自分の理想とするママ業とキャリアのバランスに辿り着けておらず奮闘中です。

世界中で仕事に育児に奮闘しているママ・パパさん達と、国境を越えてタッグを組み、この貴重な経験を楽しんでいきたいと思います。

画像11

また、特に国際結婚して育児中のママ達には、多言語育児やアメリカ教育事情などの国際育児情報のシェアもしつつ、一緒にがんばっていければと思っています。(ちなみに、うちは家庭内は基本フランス語、私が娘に話しかける時は日本語オンリー、両親共に英語ネイティブではないので、英語は保育園や近所のお友達から覚えてきてねという状況です・笑。)

ニーズに合わせて有益な情報を提供したいので、こちらまでどうぞお気軽にご連絡くださいね。

どうぞよろしくお願いいたします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?