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中古のおうちを選んでよかった3メリット

1.じぶんでリノベーションができる

 結婚1年目で1人目の子供ができた時に築36年の中古物件を買いました.中古物件といえども、リフォームを手がけている不動産屋さんだったので、外壁から内装(壁紙や床)・玄関扉・玄関の靴箱・キッチン・トイレ・洗面所・お風呂など、とても綺麗になっていました.
 ただ、36年前の生活に合わせた作りになっているので、和室に床の間や仏間があったり、のび太くんのうちのにあるふすまや押し入れがあったりと、現代の生活では必要のないスペースや、使いがってのわるい収納がありました.
 そこで、できるだけ収納を増やせるように、またデッドゾーンを利用価値のあるものにしようと考えながら生活しています.DIYが好きな私は、アイディアが浮かぶたびにワクワクと、次の休みに向けて構想を練っています.
 新築物件やアパートだと、壁を壊したり、ドリルで穴をかけたりがなかなかできませんが、中古物件の場合は思う存分それができます.階段下の空間を掃除道具の収納部屋にしたり、押し入れを壊して子供達の部屋にしたり、床の間をわたしの仕事場にしたり、仏壇が入る場所を奥さんの収納棚にするなど、利用しやすい形に組み替えることができます.

 また昔のおうちの庭は、新築物件に比べて広いため、駐車場だけでなく、リノベーション次第では子供達が遊べる空間になったり、BBQやガーデニングを楽しめる場所にできたりします.我が家は、この中古物件を買ってすぐにとりかかったのが、居間の窓から続くバルコニーの作製でした.洗濯物を干す場所となったり(今現在は乾燥機使用中だが)、子供達が水遊びをしたり、BBQをする場所になっています.
 ということで、中古物件では、日々のDIYを楽しみながら、おうちが発展していく楽しみがあることが大きなメリットです.

2.キズがついても、穴があいても気にならない(むしろ味になる)

 子供が活発になってくると、壁や床に絵を描いたり、シールを貼ったりというのが日常茶飯事となりますが、所詮、中古物件だと考えると気にもならなくなります.子供達ものびのびとできますし、親もあーやってるやってるくらいで、イライラもありません.これが新築やアパートだと「壁に書いちゃダメ!」とか、さらには鉛筆やクレヨンを持たせないとか、家を思うあまり、子供に窮屈さを与えてしまうかもしれません.むしろ子供が初めて描いた壁の落書きやキズは味になっており、思い出の一つになるかもしれませんし、室内のデザインのひとつとして調和するかもしれませんw.  
 そして、わが家では家の中でもできるだけ体を動かせるように、ボルダリング(壁を登るやつ)を取り付けたベニア板を取り付けたり、居間と和室の間のふすまを取り外して、走ることのできる場所を作っています.和室にはジャングルジムとブランコがありますが、地面が畳なので落ちても、フローリングよりも衝撃が少ない環境になっています.最近始めたスケートボードも家の中で遊ばせています(2人のスケボーが高かったので、できるだけ使って欲しいという親の願いも兼ねてます)


 ということで、中古物件だと子供をのびのびと育てることができる環境になりますし、少なからず親のストレスも軽減すると思います.

3.若いうちにローンの返済ができる

 我が家の中古物件は土地代・建物合わせて1300万円でした.その地域の地価にもよりますが、1300万のうち、800万前後が土地、500万前後が建物代となるのだと思います.最近、日本の場合は、地価は下落傾向で徐々に価値がなくなっているのが現状です.一方、建物においても、新築においても中古においても価値が大きく下がるのが日本の不動産の現状です.我が家は建物もさるところながら、土地を優先してこの物件を選日ました.病院や買い物ができるスーパー・コンビニ・銀行・郵便局が比較的近いこと、高速のインターが近いことが、立地条件としてありました.
 現在の新築物件(土地付き注文住宅)の相場全国平均で4,397万となっています.住宅ローンは年収の30〜35%とされていますが、それを基準に考えるとローン返済は25年〜35年かかることになります.しかもその間にも、家のメンテナンスが必要になりますので、ローンを返しながらも、屋根や壁などの手直し、内装のリフォームなどが必要になってきます.
 一方、中古でも同じことがいえます.新築よりも安く購入することができますが、古い分、メンテナンス料が高くなる可能性があります.ただし、住宅ローン自体は月72,000円の返済で15年で完済となります.ローンを組んだのが35歳でしたので、ローンが完済となるのが50歳です.その頃の日本経済がどのようになっているのか、住宅事情がどう変化していくのかはわかりませんが、我が家としては早くローンを返し、老後に向けた貯蓄をしていきたいと考えています.
 そして、家族を支えてくれているこの家をいつまでも大切にしていきたいと思います.

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