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2年越しの初めまして

noteというツールは、気づいたら瞬く間に広がっていた。

限られた方の記事しか読んでいないけれど、すっきりとした画面にのびのびと綴られた言葉たちは、デジタルなのにアナログに近いあたたかさがあるような気がして惹き込まれた。

文章を生業にする端くれとして、自分もここで自由に書いてみたい。
そんな気持ちでアカウント登録だけしたのが、どうやら2年前。
その間も好きなクリエイターさんや友人の記事はときどき読んで「スキ」を押していたものの、「よし、書こう」となるタイミングは訪れなかった。

重い重い腰をあげたのは、リアルな友人の一人である通称「まーさん」がきっかけだ。
普段ごく普通…いや普通でもないけれど、ひとまず職業としては‘普通のサラリーマン’である彼は、コロナ禍になって地元の良さに気づき、地域の飲食店へ通うようになった。

そしてその感想をフェイスブックの地元グループ(数千人規模でメンバーがいる)へ書き込むのだが、一時期は毎日のように精力的にアップしていた。
当初は知り合いですらなかったので、「すごいなーこの人、通いまくってるなー」くらいの認識でいた。どうやら行動範囲から察するに、家も近所だろうというのは予想がついていた。

程なくして、日替わり店主が腕をふるうシェアキッチンで、初対面を果たすことになる。
フェイスブックに公開されている顔写真そのまんまの、人の良さそうな丸顔のおじさんは、すぐに「あの人だ」と分かった。
ちょうど友人の営業日だったこともあり、レジでオーダーが終わった頃合いを見計らって声をかけてみた。

「あのー、○○さんですよね? 初めまして、◎◎です」

きょとんとした顔でこちらを見ている彼との会話に、「あぁ、会ったことなかったの?」と友人も加わった。
「二人が知り合ったら面白そうだね」の言葉に後押しされるようにアカウントを交換し、1年後には自然とよく遊ぶ地元仲間になった。

まーさんはほのぼのとしたオーラとは裏腹に、実に好奇心旺盛で行動力の塊だ。
気づいたら工作を始めていたり、子ども関係のワークショップ講師を務めたり、なんならちょっとしたイベントを主催するまでになっていて、春にはさらに大規模な催しを開くという。

そんな彼が、本業であるサラリーマンの仕事も繁忙期のはずなのに、ブログを始めたというからビビった。
ちなみにそれはnoteでもなんでもなく、もっと前からある「はてなブログ」である。

どんなブログか気になった方はこちらを。

●そらとみどり
https://soratomidori.hatenablog.com/

‘普通のサラリーマン’だったおじさん(ちなみに私と同い年だ)、がんばりすぎじゃね?という気持ちと、なんかこのままだと負ける、というか置いていかれる気がする…
そんな焦りから、私も遅まきながらnoteを動かしてみることにした。

ただ、お互いB型だし、いつまで続くかはわからない。
長くなったので今日はこのへんで。

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