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仕事も子供も大事だよ

毎日インスタをしていて、私の場合は猫と朝食を上げている。

人に依って興味のあるものが違っているけど、インスタで綺麗なお菓子とかが出てくると、興味があるんじゃ無いのかな。

私も和菓子洋菓子問わずに好きだし、見るだけで目の保養になるから、お菓子やお店を見ると、ヘ~どこどこ??近所??とか調べたりする。

SNSって調べたりすると興味あるものがずっと出てきて、これもあれも食べたいと感じて、行くべきか行かざるべきか、それが問題だと考えている。

お菓子屋さんが、沢山有り過ぎると考えているのは、私だけなのだろうか??

歯医者さんほどでは無いにしろ、意外とお菓子屋さんは見かける、コンビニにもお菓子は売って居るので、和菓子洋菓子問わずに調べてみたら、お菓子屋さんというのは何処にでもあると言っていい。

三女の彼氏(今は夫ですが)はパティシエの学校に通って卒業したらしく、そんな話を教えてくれた。

それでその後お菓子屋さんになったのかと言うと、そうでは無く、パン屋さんに就職したらしい。

パン屋さん、良いじゃ無いですか、粉もんのお店は潰れにくいらしいで、本当かどうかは知らんけど。

「でも、パン屋は辞めたんですよ。」と言ったので、何で????ええやんと思って聞いてみた。

「何で辞めたの??」この言葉に娘達にはデリカシーが無いと後で叱られたが、解らんもん仕方ないやん。

「仕事が大変だったんですよ、朝早くから仕事始めて、遅くまで仕事をしても土日は無い、これから結婚とか考えられんでしょ。」彼氏が答えた。

パンの業界ってそんなに大変なん??だって女性でパン職人だったり、パティシエだったりもしたりするでしょ。

私は居酒屋でバイトしていた時期も有るから、従業員が沢山いるパン屋ってそれ程厳しくないんじゃないかと、考えていた。

違うの??合って居るの??疑問は残ったままでね。

5月13日に女性パティシエの働き方を考えるシンポジウムが飼いさあされていたらしい。

現在、女性のパティシエ志望者は多いらしい、三女の彼氏の妹さんもやはりパティシエをしたくて、学校に行きたいと言っていたらしい。

そこは大変だからと家族に反対されて、違う道に進んだらしいのですが、家族にパティシエの学校を出たものの、忙しすぎて夢破れている人が居ても、やはりパティシエは夢ある職業のようだ。

女性のパティシエ希望者や製菓を学ぶ学生は多いのだが、実は30代の女性パティシエは少ないのだそうだ。

シンポジウムの参加者へのアンケートでは、切実な声が寄せられている。

「結婚、出産した後の仕事のやり方に不安を感じています。働く時間帯や給料、子育てとの両立」

「出産でキャリアを失うのではないか、戻る場所がなくなるのではないか、働く時間が減って給料も減り、生活できないのではないかと同世代との会話では必ず出ます。また、役職をもらうことも難しい業界だなと感じます」

「産休・育休、時短勤務の制度がなく、退職せざるを得なかった」

この世界では未だに結婚出産という人生の大事な時期と、キャリア形成の為に技術と経験を積む時期が重なる。

この仕事と自身の人生との両立は、パティシエという個人経営が多い業界だからこそ、余計に厳しいのかも知れない。

私が短大の頃は、男女共同参画というのが言われだした時期で、大学の学生はキャリアを目指していた時期だった。

私は短大だったからと言って、キャリアは要らないと考えていたのではない。

その頃の学校の噂でこんな話がまことしやかに語られていた。

『短大の人の就職率は高いけれど、会社に入って仕事を覚えるか、覚えないかの内に、結婚の話が舞い込んでくる。

その結婚の話を会社が喜んで、結婚退職を勧めてくる、会社はどうでもいい雑務をさせる為の女の子を求めていて、そこでキャリアを築いて欲しいとは思っていない。

だから、面接で結婚しても出産しても頑張りますって言うと、面接官にドン引きされるらしいよ。』

昔の話だから、その時代背景もあるし、実の所それぞれの会社で考え方が違うので、全てがこうでは無いと思う。

だけど、その時代から40年ほども経って、まだこんな風にキャリアと自身の人生設計で悩んでいる人が居るのか。

何だか溜息が出る。

三女が学んだ女子大は、違う考え方をしていた。

「女性は自身の人生のイベントで、キャリアを積めなくなる場合もある、我が校、それでもなお仕事を続けられるように、学生を研鑽させていきたい、そこは男性よりも厳しいのですから。」言葉は違っていたかもしれないが、そんな風な言葉を話していた。

この考え方も素晴らしいし、パティシエの方も出産が有っても、今居る所でキャリアを積みたいと言うのは素晴らしいと思う。

でも、出来たら結婚しても子供が出来ても、キャリアを積める環境を社会が構築するべきなんだろうと思っている。

大学の何が有っても仕事できる自分に成りなさいも、如何したらこの好きな場所でキャリアをきづいたら良いだろうと考えるのも、女性個人の肩に荷を背負わせすぎている。

本当はこんな時こそ政治の役目なんだよね。

変な子育て支援なんて言って無いで、もっと考えて欲しいな。



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