寄付とそれでないものの狭間

去年までしていた寄付が出来なくなって今は止めている。

去年まで8年ほど毎月ユニセフとUNHCRと国境ない医師団に寄付をしていた、夫との離婚の時期にも働けばお金は作れるからと、セーブザチルドレンに一時的に○○万円寄付をした事もある。

数年前に仕事を辞めて、それらしい仕事もしていないので、毎月の寄付が大変になってきた。

「お母さん、自分が生活するのが先でしょ、ちゃんと稼げるようになったらまた寄付すればええやん。」娘に言われた。

その通りで自分の生活もちゃんとできていないのに(三女に生活費を出して貰っている)寄付をするのは烏滸がましい。

出来る様になれば又したいと思っている所に今度の戦争である、何かしたいけどお金はチョットしか出せない。

チョットのお金でも良いのでしょうが、自分の思ったところに(瓦礫になった家の再建とか)使われるかどうかわからない、解らないなりにそれで良いとは思っていた。

ネットの記事で面白いものが有った。

ウクライナのエアビーの登録物件の民泊用物件に予約が相次いでいるらしい、エアビーと言えば米エアビーアンドビーが仲介しているサービスだ。

ご存じの様にウクライナは戦火の真っただ中民泊など出来る筈はない、それでも予約が引きを切らないのは、民泊のお金が直接寄付に繋がっているからだろう。

こんな手が有ったのだ、民泊予約は寄付とは言えない。

寄付とは大きなところにお金を集めて、其処から必要な場所を見つけて下ろしていく作業、その中で本当に必要な部分に焦点を当ててお金を投入してゆくのだ。

そうじゃなく本当に直ぐに必要な人に必要なお金が手に入るシステムを誰かが見つけて、それをtweetしたらしい。

昔、井上ひさし氏の12人の手紙を読んだ時に、ああそうかと腑にいったことが有る、12人の手紙の中の一つでもう題名は覚えていないが、その手紙は自分の過去の間違いを書いていた。

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