ゆっくり寝るって大事だよ
今日はツナ君の眼医者さんだ、出来るだけ早起きをしたいと思っていたが、コロナの影響で夜中に咳で起きていたのでいつもの時間になってしまった。
我が家のツナ君はヘルペスの治療中で、月に一度は名古屋のお医者さんに行っている。
ツナ君はお迎えしてからずっと保険を掛けていて、病院に行っても3割負担なので、近所のお医者さんには、まめに行っていた。
そのお医者さんが、眼の専門医が出来たので行ってみたら如何ですかと聞くので、手術とかで治るのならと、名古屋まで行く事にした。
とは言っても私は行かずにお留守番で、次女が連れて行ってくれる。
最初に行った時に、どの位お金が掛かるか解らないが、初診料だけで4万と聞いていて、保険も効くし大丈夫だろうと思ったら、保険を効かせても4万くらい掛かって、人間よりも大変だと感じた。
手術は必要ないが、月1で見に連れて行く必要が有って、次女は近鉄特急に乗って彼を連れて行く。
薬が高くてつきに1万位掛かるから、早く治って欲しいなと考えていて、その意味でもお医者さんは欠かせない。
行くと毛布にくるまれて、人間の眼の検査に使う器具で検査されるのだそうで、『なんでこんなことするの?』という目を向けているらしい。
「ツナ君嫌がらずにいい子で見て貰ったよ。」次女は帰ると大概この言葉を言っている。
けど、彼は納得してしてるわけじゃ無くて、ジト目で嫌をアピールしてくるらしい。
人間もね、出来たら行きたくないんだよ、彼には解らないけど、チョット呟いたりする。
今日はそんな日なので、次女は早めに起きていたので、申し訳ない気がしている。
次女は仕事の都合で普段から早起きで、一寸した家事をしてから出って言ってる、休み位は私も起きて一緒にしようと思っていたのだけど、一度遅く起きるのに慣れたら、起きれなくなっている。
結婚してから、もう長い間、家族よりも遅く起きる事は無い様にしていた。
結婚した時に、彼が遅くなっても待って無くていいとか、朝起きないなら勝手にパンでも食べるから気にしないでと聞いていた。
優しいし気にしない人なんだなと考えていたのだが、実はそうでは無かった。
一番下の子が2歳の時に、土曜日に寝坊した日が在った、起きたらいつもの時間よりも30分ほど遅かった。
しまった~、と考えても後の祭り、土曜日だから起きる必然性は無かったんだけどね。
うっすら目を開けると、夫がまだ小さい子供たちに話している、何話しているんだろうと聞いて驚いた。
「お腹空いた~、ご飯まだ?」と次女が夫に聞いている、すまん次女今日は遅かったからこれからだ、まあお父さんが出してくれるかも、淡い期待が膨らむ。
「お母さんはこう言う人やから。」フ~と大きい溜息を付いた後に出た言葉がこれだ。
えええー、今日は偶々寝坊したんやん、それをこんな鬼の首とったみたいに言わんでもええやん。
それからだ、私は家族よりも早く起きるのが習慣になった、どんなに自分の寝るのが遅くても、家族の中で1番に起きるのだ。
その頃は4時半か5時に起きて、ご飯の用意をして、家族を送り出して掃除をしてから仕事に行く。
仕事が終わると、速攻で買い物をして帰って料理をして、食べたら片付け、その間に家族に交代で風呂に入って貰って、最後に自分が風呂に入って、夜に洗濯をする時に本を読む生活が続いた。
自分的には、これはいい考えだと20年以上続けていた、私も仕事をしていたんだから、家事もして貰ったら良かったという気持ちは別居してから気付いた。
その時期は時間に追われて、思考能力が退化して居たんだろう、引っ越して初めて自分だけでしている必要は無かったなと感じた。
それでも長年の習慣ってのは怖いもので、誰よりも早く起きるのは止められなかった。
去年位に娘と喧嘩した時に、朝も早く起きて朝食の用意して、家事して、それで文句言われると思わんかった、と大声出した。
「だからさ~、寝とったらええんよ、前日に全部用意して於いて、自分でして出て行くから。」と次女が言った。
「そんな事言って、私が起さんと遅刻するやん。」と言い返すと、こう帰ってきた。
「遅刻するのも自分の問題なんやから、ええやんほっといたら、それよりも寝不足解消した方がええで。」確かにそう言われると、私は過保護過ぎたのかも知れない。
そんな訳で、今は私は毎日次女が仕事に行ってから、起き出す生活になっている。
寝不足は思考能力に影響が有ったのだと思えたのは、よく眠るようになってからだ。
結婚していた時期も、引っ越してここに越してきてからも、ゆっくり7時間とか寝たことはなかったが、寝てみると何だか頭がすっきりしている。
それで頭が良くなったかと言えば、自分では解っていないが、思考はクリアになった気がしている。
人間は、特に女性は7から8時間は寝ないと、身体に問題が出やすくなるとの研究結果も有るらしい。
人間クリアな思考状況で生きて行く方が、いいに決まっている。
ゆっくり寝るって大事だよな、頭に刻み付けている。
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