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偉大な実践家 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

世間ではいわゆる篤農家とか、精農と言われるほどの人物は、ほとんど例外なく、非常な読書家だということです。これは二宮尊徳翁のごときは言うまでもありませんが、近くは明治の尊徳とも言われた、秋田の老農石川理紀之助翁のごときも、忙しい農家の暇をぬすんで、実に豊富な読書をされた人であります。否、石川理紀之助翁のごときは、ひとり大なる読書家というのみでなく、いろいろの著述までもしていられるのであります。翁の起床は、大抵午前一時、二時であって、それから夜明けまでの数時間を、翁は読書と著述に専念せられたということです。

修身教授録

石川理紀之助翁のことをあまりよく知りません。
調べてみると偉大な方です。
「寝て居て人を起こす事勿(なか)れ」など数々の名言を残している方でした。
知らないことを知ってそれをいつでも脳みその引き出しから出して使えるようになりたいものです。
記憶にどう残すかが課題ですね。
偉人となるような人は生きているうちから偉人だと思うのでいかにそのような人に近づき学ぶかが大切なのでしょうね。

疲れると眠りますが、横になると躰がなまるので、机にもたれて眠ることにしています。先ず光線をさえぎる為に黒い絹布を頭にかぶり、恰好は猫を手本にしてなるべく球体に近づくと、大抵五分くらいで眠りに入り、十五分後で覚めて心気一新です。

森信三一日一言

本日の森信三一日一言です。
仮眠をも徹底して研究しているとはさすがです。
座ったまま寝るというのは実際なれると出来ますね。
出来れば少し横になるということが昼からの仕事の速度に影響するのですが、ちょっと深く寝てしまう可能性がありますから気を付けたいところですね。
何事も徹底的にやるというのは大事なことです。

本日の伝記は

西岡 京治 (にしおか きょうじ)
「幸福の国」ブータン農業の父 【神秘の国ブータンで、一人の日本人が二十八年間、農業技術指導を行った。農作物の生産力を飛躍的に増大させ、若いリーダーの育成に成功した。一人の日本人の「無私の貢献」がブータンの未来を拓いた。ブータンを愛し、ブータンのために生き、ブータンのために死んだ西岡京治は、日本人の誇りである】

現代版の二宮尊徳翁、生涯をブータンに捧げた人だったんですね。
自分の仕事の仕方が正しいわけではないですね。
しかし、人から指導されたことをすぐに取り入れられないとうことは誰もが経験あることです。
尊徳翁ではないですが、やはり心田開発がもっとも必要でそこには捧げるような気持ちが大事なんだと感じました。
今日のテーマは捧げるです。

本日はここまでです。
ありがとうございます。

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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。