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読書の意義 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

諸君らにして真に大志を抱くならば、人から読書を奨められているようでがいけないと思うのです。すなわち人から言われるまでもなく、自らすすんで何を読んだらよいかを、先生にお尋ねすべきでしょう。読書はわれわれ人間とっては心の養分ですから、一日読書を廃したら、それだけ真の自己はへたばるものと思わねばなりません。肉体の食物は一日はおろか、たとえ一食でもこれを欠いたら、ひもじい思いをするわけですが、心の養分としての読書となると、人々はさまで考えないようでいるようですが、諸君らの実際はどうでしょうか。そこで諸君は、差し当たってまず「一日読まざれば一日衰える」と覚悟されるがよいでしょう。

修身教授録

一日読まざれば一日衰える。
そんな日もあるわけですからそれは衰えるわけです。
出来ればどこかでそのような日がないようにしたいものですが、まだまだそんな日があるわけです。
一日のルーティンにするためには朝だけが重要だと感じます。
コントロールできるのは朝のひと時をどう過ごすかに尽きます。
如何に充実の
朝を過ごすことが出来るかが重要ですから、夜更かしなどはもっての他となるわけです。

本日の森信三一日一言は

天性資質にめぐまれた者は、二割五分前後を割いて他に奉仕すべし。これは本来東洋の伝統思想たる「恩」の思想に基づくものであるが、それをマルクスの搾取観を媒介して、現実的に甦らせた真理ともいえよう。

森信三一日一言

マルクスの搾取観は、資本主義が労働者の労働を通じてどのように富を生み出し、その富がどのように分配されるかを分析するものであり、労働者と資本家の間の不平等な関係を明らかにするための理論的枠組みです。彼の理論は、資本主義の批判や社会主義の理論的基礎として広く影響を与えました。
このように、マルクスの搾取観は資本主義経済における労働と資本の関係を深く理解するための重要な概念です。
なんとも難しい話になってきますが、マルクスを今詳しく学ぶことがあるのでしょうか。
プーチンさんや習近平さんを見ていると富が集中しているようにしか思えませんね。
天性資質というのは何も能力的なものだけではなく、生まれについても言っているのでしょうかね。

本日の偉人は

古橋 広之進 (ふるはし ひろのしん)  
水泳で三十三回の世界新記録 【戦後の日本の復興は、古橋広之進の活躍抜きに語ることはできない。彼の活躍は、敗戦で、意気消沈した日本人に勇気を与え、祖国再建の気概を抱かせた。嘲られ、虐げられてきた在米日系人にとっても同様で、古橋の活躍により彼らは胸を張って街を歩けるようになったと言う】

今の自分たちはこの戦争経験をした方々のおかげでなりたっているのを忘れていることが多くなっているのでしょうね。
がんばって日本をよくしようと考える人たちのシンボルだったんでしょう。
みなぎるものはやはり愛国心の醸成など人のために自分を生かすことなのでしょうね。

本日はここまです。
ありがとうございます。

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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。