今日の1冊;あやしい美人画 /松嶋 雅人
こんにちは。
今日の1冊は「あやしい美人画」です。
暑い日に図書館に行きましたら、ちょっと背筋がぞぞぞとくるこちらの本が目に飛び込んできたので手に取りました。
―「あやし」―
それは、人々の心を乱し惑わせながらも魅了するもの。
妖しく、美しい美人画の世界でした。
恨めしさ、嫉妬、その目に宿る狂気、官能・・・。
内面を映し出すその目に、吸い寄せられ、脳裏に焼き付く強烈な印象を残す。
上村松園の「焔」はぞっとするけどため息のでるような美しさで悩殺されました。
それにしても、そんな目で・・・・あ~怖いじゃないの。
美術館に行きたくなってきたなぁ。
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