文句を言える人って、理想がたくさんある人なのかもしれない

先日、子どもと同じクラスのママとランチをした。ちょっと気が乗らなかったのは、幼稚園のやり方や特定の先生に対する不満をたくさん聞かされるのだろうな、って思っていたから。

いつも話題になることは。
昨年の担任の先生は厳しかった。今年の先生は優しくていいよね!
うちの幼稚園は働く人のことを考えていない。他園は〇時まで預かってくれるのに、変ですよね。

いやぁ・・同意を求めないでほしい・・・。

あまりにも幼稚園の方針に文句を言う(ように感じる)ので、ここを選んだのはあなたじゃないの?って言いたいくらいだし、自分で幼稚園作りなはれと思うほどだったけど。

今回驚いたのは、他園についても同じようにあれこれおっしゃったこと。
A園は教育に力を入れ過ぎている
B園は行事が多すぎる
C園は先生が厳しいらしい

その点、うちの幼稚園は遊び重視で自由なところがいいよね。

えっ・・・このママ、何にでもそうやっておっしゃるんだ。

とにかく驚いた。私は「子どもが楽しく通っているし、それでいい」としか思っていなかったので、他園について考えたこともなくて。ただただ驚いた。

そして見方が変わった。文句を言っているのじゃない。
理想をたくさん描ける人なのかもしれない、と。

私はこれはそういうものなんだ、で様々なものを受け入れたり、ときに諦めていたり。文句は言うものではない、自分で選んだものなのだから。って抑えていたかもしれない。それ以上を望んだり描いたりするのをSTOPしていなかっただろうか。衝撃を受けた。
もちろん、何にでもそうした目で見ることが良いとはいいきれないんだけど。こうして見方が変わるとなかなか面白い。

だからといって、今の幼稚園、先生に不満があるわけではないのだが。先生方が知恵を絞ってくださっているのもわかっているので。

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