学校の先生に革命がおこったお話@QUIZKNOCK×生成AI活用普及協会コラボイベント開催【イベント企画Tips付】
私が協議員をつとめている、生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)とQuizKnockがコラボし、全国の教職員さん向けイベント
「【生成AI×教育入門】生成AIを使える、教えられる先生になろう!」
を2024年3月17日(日)にdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAで開催。
私は生成AI普及協会協議員として、ワークショップのファシリテーターとして参加してまいりました!
【背景】なぜ学校の先生向けに今イベントを開催したのか?
ChatGPTを筆頭に、生成AIへの注目が高まっている昨今。
多くの企業が、学生の生成AI活用に肯定的な姿勢を示す一方で、利用している人は約20%に留まっているようです。
今、私たちがインターネットを当たり前に使っているように、これからは
誰もが生成AIを当たり前に使う未来
が訪れるでしょう。
しかし、先生達には「生成AIの使い方・教え方」を学ぶ機会がありません。
「生成AIって何に使えるんだろう?」
「本当に使って大丈夫なのかな?」
「生徒にどうやって教えればいいんだろう?」
そんな先生方の疑問や不安を解消し、
明日から生成AI活用を実践できるワークショップ型イベントを開催。
現場の教職員の方を学校の課題を生成AIで解決する方法を考えるワークショップも実施し、盛り上がりすぎて直近で最も熱いイベントとなりました!
そして本イベントが
👏 AbemaTVで流れました!👏
当日の様子
当日はQuizKnockを運営するbatonの田村さん、QuizKnockからfalconさんがリアルクイズノック!ということでクイズゲームを交えながら楽しく実践的に生成AIを学びました。
「とりあえずやってみよう」
という柔らかい雰囲気でワークをスタート。
GUGA 事務局の三浦さんと同じGUGA協議員のおざけんも。
イベントスタートはおざけんによる、いつも以上にパワーアップした生成AIについての講話からスタート。
毎度内容がアップデートされていて本当にすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=Ql86_9sG73g
最前線の人の話を生で聞けること、イベント直前までスライドを創りこむプロの姿勢等を見れることは、イベント参加の醍醐味。
いよいよ実践的ワークショップスタート!
今現場でリアルに感じている課題は何?
それらを生成AIで解決していこう
というテーマで議論をすすめていきました。
ラッキーなことに私のグループには、小塩先生がサポーターに入ってくださったので、一流の情報論講義や最新のChatGPT使い方まで学ぶことができました。
各グループの発表タイム
この様子がテレビ放送されたほど、驚きの結果に。皆さん普段子供たちに教えている感度高い先生方なので学ぶ力・アウトプットする力・好奇心も強い方ばかりで驚きの成果発表が続きました。
例えば私が担当したグループの考えたプロンプトは以下のようなものです。リアルな課題に対して、面白い結果ですよね。
イベントクロージング
勿論最後はQuizKnockらしくクイズで終了。
クイズは登壇者のおざけんが優勝するという流石の結果になりました(笑)。
イベント企画運営側からみたイベント企画ポイント
※これからAIをはじめとしたイベントやフォーラム企画をされたい方むけの情報です※
本イベントは半年以上からGUGA協議員を中心にQuizknockさんとも議論を重ねて作り上げてきたイベントです。
イベントを成功に導くためには、入念な準備と参加者のエンゲージメントが重要です。
このようなイベントが日本中にひろがっていくと技術導入やDXのスピード加速するはず。
ということで、以下にイベント企画実行の際に心掛けるべきポイントを紹介!
1.ファシリテーターと準備の大切さ
ファシリテーターはイベントの司令塔。
そして事前の準備がイベントの成否を分けるので、目的の明確化、参加者とのイベント前事前すり合わせ・意見交換、資料の準備など、細部にわたる準備が求められます。
また、予期せぬ事態にも柔軟に対応できるよう、プランBも用意しておくことが重要です。(ワークが盛り上がりすぎてしまった場合、どこのAgendaは削ってOKなど)
準備段階でのファシリテーターの努力が、参加者にとって価値ある体験を生み出します。
2.対話を促進する技術・ディスカッションが育まれやすい雰囲気・環境づくり
イベント参加者同士の対話は、イベントの質を高める上で欠かせません。
ファシリテーターやグループサポーターは、全員が意見を出しやすい雰囲気を作り出すために、フランクな空気づくり、話し合いが加速するような効果的な質問を用意し、活発なディスカッションを促す技術も必要です。
アイスブレークやディスカッションへのコメント、参加者一人一人に発言の機会を与えることでも、対話を深めることができますね。
加えて、物理的な会場のレイアウトから、開放的で肯定的なコミュニケーションスタイルの促進まで、幅広い工夫が必要です。
3.アジェンダの適応性
議論が白熱してしまったり、発表まとめに想定以上に時間がかかったりと、計画通りにイベントが進まないことも少なくありません。
そのため、ファシリテーターは柔軟性を持ち、当日の状況に合わせて臨機応変に変更できる能力が求められます。参加者の反応や興味、時間配分の必要性に応じて、アジェンダを調整することで、イベントの最終ゴールに確実に導くことが重要です。
これらのポイントを意識するだけでも、イベントを成功に導き、参加者にとって有意義な体験を提供することができると思います。
まとめ
教育業界に関わりをより深めていきたいと思っている私にとって、このようなイベントに関われ光栄ですし、この経験をさらに自分も手掛けていくイベントや授業にも活かしていきたいなと思うほど学びの大きい1日でした。
また、嬉しいことに横浜で活躍されている方々との出逢いも沢山あり、今後の活動がさらに楽しみになりました。
やはり色んな人と協力して何かをやることは楽しいし、得られるものも大きい。
これからも色んな人との協力関係を築き、仲間を増やしてIT業界を、教育業界を、そして日本全体を元気にしていきたいです!
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