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【観劇感想】即興音楽舞踏劇「砂の城」を観て

エン*ゲキ♯06即興音楽舞踏劇「砂の城」観てきましたーーー!

ありがとう〜

砂の城が見れる世界線……!

公式のHP↓


絶唱サロメで騒いでいる感想があるのでおわかりかもしれませんが、好きでして!

絶唱サロメの感想↓

https://note.com/sachiko_stage/n/n7d307c745420

ザ・池田屋!やスタピ等……過去作品も見させて頂いて!(感想書きたい)
池田純矢さんの書かれる脚本が!
池田純矢さんの生み出す演出が!
好きであると
観る作品が増えるごとに実感していたのです!
そしてやっとこさ、エン*ゲキシリーズを生で観ることのできる世界線に立つことができました!!
エン*ゲキシリーズに出会ったきっかけは、勝吾さんでしたが、
純粋にエン*ゲキシリーズというものが前述の通り好きになってまして!
エン*ゲキシリーズを観れる!
というだけでもめちゃくちゃ嬉しかったのに、
勝吾さんも出られるの!!
みたいなところもあり、ダブルハッピーなのでした。

そんなわけで。

取止めもない感じかつ以降ネタバレありです


何よりもテオくんがピアノで弾きながら歌う冒頭の歌が好きだった。

多分それは全てがそこにある気が勝手にしてしまうから。

終わらせたいと願う気持ちを知り始めた私にとって、一周回って救いかもしれないと思うほどには、好きだった。

私は、テオだと思うし、エウリデュケだと思うし…アッタロスでもあるし、宰相でもあると思うんですよね。

人間は多面的で、Bさんから見たAさんと、CさんからみたAさんはひょっとすると真逆かもしれないぐらい異なることもあると思うんですよね。それって属性は一つじゃないということを表している気がして。登場人物達は象徴的な存在ですけど、私自身の中には、自覚とか認知をしていないだけでそれぞれの登場人物達の要素を持ってるんじゃないかと考えてしまう。

それでも私にとってはこの作品、暴くというよりは、魅せられて美しくてという気持ちのほうが強くて。美しいのですけど、中身をみるとあらゆる場所で起こってる日常でもある気がして。

全体の感想を一言で言うなれば「人間」かなと思ってしまったり。
私にとって、どれかを否定することは、自分自身を否定することにもつながるというか、傍からみれば間違えているのかもしれないけれど、当事者としては意図していない瞬間のものもあると思っていて。わざとの部分と無意識の部分と……。
反面教師にするには掴みどころをまだ捉えられていなくて、難しくないですか?

噛み砕けていない人もそこそこいるのでご愛嬌。

でもまずは、勝吾さん!

はぁ……。好きだな。と思いました。
声のトーンを落としても聴こえるセリフ、素敵過ぎる……。
マイクを通さない声が聴けること自体豪華すぎる……。
紀伊国屋ホールで勝吾さんを観たのが初めてだったので、幸せでした。。。
勝吾さんの声に惚れてるところがありまして。。。
別にアイドルじゃないってわかってるつもりなんですけど、いらっしゃる!ということにまずテンションあがってしまって、あああっ。。。申し訳ないと思いつつ、幸せでした。自分勝手に幸せ享受してます。

即興音楽、歌というところに、焦点を当てますと、上手いな……と思ったのでした。
いや私、上手い下手って正直よっぽどじゃないと比較でしかわからないのであれですけど…
音が外れてると感じないところがすごい楽しかったです。変な雑念が入らなくて!
そしてリズムすら毎回違うのかと気付くも、どの回も変と感じない。
無理くり尺に合わせたみたいな感じではなくて歌として存在してる気がして、すごいなぁと思ったのでした。

🎶愛してる

のところとかの歌い方好き……。

愛してるという歌詞に想いが乗ってるように聞こえるのも最高だなって思いました!

これは、更にフェチ的な感想ですけれど歌詞に入ってる「大切」という言葉の発音の仕方が好きです。


エン*ゲキシリーズ!そして全体の感想

エン*ゲキシリーズは、シリーズでありながら毎回違う色を見せてくれるのがすごく楽しくて素敵だなって思ってたんですよね。(円盤でしか見れておらずでしたが)

インタビューで何度も聞かれていましたけど「即興音楽舞踏劇」って何それ!想像が出来ないけれど、エン*ゲキシリーズだよ?楽しいじゃん!というドキドキ。
からの、初日を観劇された方のネタバレ無しの感想見てて、少しの覚悟が必要そうなドキドキに変わったのでした。

蓋を開けてみれば!私的には面白かったので(わははみたいに笑える面白さではなくて、どんどん崩れて、修復不可能になっていく、いとをかし?魅せ方が美しいのもあるし、綱渡りみたいなドキドキ感もあるし)最高だなと思いました。

致していましたけど、その姿も私にとっては美しかったですね。上手いなぁと思いました。基本的に文字あるいはマンガ以上に動く、アニメやドラマ舞台でそういうシーンを観るの得意じゃないのですけど(恐らく私の想像を超えるから???)平気で驚きでした〜!
一線を越えて新たな関係を生み出して。。。ここらへん、私には当事者意識が欠片も生まれないのでわからないですけど、デリケートかつ無防備な姿を晒す行為でもあると思っているのでなんか求め求められたいみたいな感覚があるのかなぁと思ったり。
衝動に近い交わりなのかなと勝手に思ってたり。

私にとって愛ってものが、摩訶不思議な感覚過ぎてぼやぼやしてるので、引き出しがないっ笑

さておき、全体的にわかりやすさと美しさみたいな塩梅が最高だなって思ったんですよ。

残念ながら、私が分かってないことを分かってない可能性が充分にありますが。。。笑

額縁とかお気に入りですね。

私は、エウリデュケの理想像というか虚像みたいな感じで受け取ってたりするんですが、どうなんですかね。

ダンサーさんたちの生み出すものすごいなぁ。

とか、生み出されたものを見ているのが楽しくて!

みたいな感じで、ワクワク見てました!

でもでも、もっと各登場人物達にふかぼりしていきたいんですよ!
パンフレットとか脚本とか読み込みこんでからまた感想かけたら良いなって思ってます。

ひとまず、
東京公演完走おめでとうございます!


例の如くこんなシーンはない

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