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ストレングスファインダー資質こぼれ話② 同じ言葉≠同じ意図 強みを知るとよくわかる

Gallup社認定ストレングスコーチ、Awesome!の西岡幸子です。

はじめに

伝えたはずなのに、どうも相手がわかってくれない。
良かれと思ってやったのに、相手の反応がいまいち微妙で、逆に困惑。
こういう経験は誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。

強みを通してその特長を知ることで、同じ言葉でも、それを意図することや捉え方が大きく違うことを理解することができます。
ここでは、いくつかの資質を例にお話していきたいと思います。

「効率的」のその背後

「効率的」という言葉を聞いて、まず何を思い浮かべるでしょう。

効率的に進めるためには、ルールが必要と考える方もいれば、
決まったルーティンが必要と考える方もいます。
また、複数の要素を同時進行していくことで効率化できると
考える方もいるでしょう。

このように、「効率的に進めよう」の背後に様々な側面があることが見えてきたと思います。

公平性や規律性、アレンジ資質は「効率的」に進めていくことにフォーカスしますが、そのアプローチは下記のように違っています。

公平性:スキルや経験に関わらず、誰もが効率的に
進めていけるためのルール整備

規律性:効率的に実行していくためには、日々取り組むべきことを
タスクに落とし込んで、ルーティン化

アレンジ:ちょっとしたすき間時間やリソースを駆使して、
同時並行的に進めていくことが効率的

お互いの強みを活かして取り組むために、「効率化のためにこの方法で」と決めるのではなく、お互いの効率化アイディアを尊重し可能にする余白と時間を意識しておくことで、短期的だけではない効率化を実現することができると思います。

さいごに

今回は「効率化」という言葉にもさまざまな背景や意図があることを、資質の特長を通して紹介してみました。
他にも、「改善」や「フェア」、「コミット」など同じ言葉を使っていても、資質が違うと意図することが違っていることはよくあることです。

「あの人にはいつも伝わらない」「わかってるっていってるけど、思った反応じゃない」などが気になることがあれば、一度その言葉の背景をすり合わせることを意識してみると、案外身近に解決策はあるかもしれません。

資質を共有している方同士であれば、資質の特長を交えて話してみるときっと理解が深まるはずです。

今日も資質に感謝!

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