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こ・ねくすと イベントレポート:あなたもできる!「仕事・家族・わたし」三方よしをかなえる秘訣 @御影公会堂

これからもっと増えてくる働く母とその家族が、もっとたくさんの「つながる」を通して、自分たちの働き方・生き方を見つけ、身も心も幸せに笑顔でハッピーに毎日を過ごしていってほしい、その想いから4月に立ち上げた団体、こ・ねくすと Co-Next。

立ち上げたときから、どうしてもやりたかった会でもあり、今年の活動の集大成として、先月開催した、”あなたもできる!「仕事・家族・わたし」三方よしをかなえる秘訣”の会。
遅くなりましたが、イベントレポートをまとめてみました。

このイベントに込めた想い

「働く母やその家族が仕事も家庭もプライベートも楽しめるための選択肢が提案できるような何かを始めたい」

そんな想いだけを持って会社を辞めたのが今年の2月。
想いだけで中身はほぼ白紙。なにをしていくのがいいかを固めるべく
たくさんの働くママとの話をするなかで、上がってきたのが、

「日々全然手が回らない。家事代行やシッターを利用したいけど、
なんとなくためらう」
という声と、
「なんとなく職場での居心地のむずかしさ」という声。

専門家でも何でもないわたしに今できることは、まずは自分の経験でどう乗り越えたかを、助けてもらった人と一緒に共有すること

ということで、私が長男小1の壁激突事件のときに救っていただいたマザーネットの上田社長と、13年という私のP&Gでのワーママ人生を温かく厳しくサポートいただいた徳永部長に話をしてもらいたい!と思い、今年の春からスケジュール調整などをして、5カ月越しでこの日を迎えることができました。

キャプチャ_facebook event photo

みんなで学んだ3つのこと

リアル働くママパパからの数々の悩みや相談に、ここに書ききれないほどのアドバイスをお2人からいただきました。参加後のみなさんのアンケートの中でも特に響いた!共感した!そうか!と気づきを得ましたというお声の多かったもの選りすぐり3つをまとめてみました。

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①「伝えること」をやってみる
「ロールモデルがいない。言っても変わらない」と自分の中であきらめてそもそも伝えてなかったり、はたまた、文句や愚痴という形で思うように言えなかったり。なんだか迷惑かけてると思ってしまって、何かにつけて「すいません」ばかりだったり。わかってくれてると忖度して流してしまったり。私たちはなにかと「きちんと」伝えることをやらないまま、「なんとなく」のもやもやをためこんでるのでは?ということが、見えてきました。
「じゃあそれはどうしてなのか?」というと、「自分はどうしたいの?なんで働くの?どう働きたいの?」という自分軸で伝えていないからなのでは?というお話を徳永部長からアドバイスいただきました。日々の忙しさで、どうしても「なんで、自分は働いているんだっけ?」という根っこのところが薄れてしまいがちです。一度立ち止まり、これまでとこれからを少し考えて「自分はどうしたいの?なんで働くの?どう働きたいの?」と考えてみることの大切さを教えてもらいました。

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②完全ではなく「ちょっとよくなる」解決さがし
今の状況がにっちもさっちも行かなくなったり、子どもの入学・進学を目の前にすると、どう完全に解決できるのか、すべてがうまく行くように準備できるかを探してしまいがちです。ここでも徳永部長、「完全に解決できる方法なんてないので、今よりも”ちょっと”よくなる方法を探してみては?」というアドバイスをしてくださいました。
根本的に解決!と思うと、苦しくなるけど、”ちょっと”解決する方法だと、見つけられそうな気がします。
まずは、まだ見ぬ未来の心配の前に目の前で燃えてる家事から解決することや、「できる・できない・やらない」を選んでみたり、まずは身近な5分間の解決法から探してみたりと、そういうところから探していくと、仕事も家族も私も三方がよしとなる方向が見えてきそうな気がします。

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③「優先順位」→「可視化・言語化」
キャリアも継続したいし、子供の成長もそばで見たい。おいしいご飯食べたいし、きれいな部屋で生活したい。自分の時間も欲しい。働くママもパパも、忙しいし欲張りです。どれもこれも大事だけど、その中でもどれが本当に大切なのかを一度見直して、優先順位をつけてみることが大事だよと、上田社長から教えていただきました。それを見直した時、あれ?実際と違う!となった時、それをどう確保するのかを考えると、よくなる糸口がみつかっていくのでは?とのお話でした。わたしの経験談ですが、長男小1長女3歳で旦那が通勤往復5時間の勤務地に異動となり、ワンオペで大変だった時にマザーネットさんに来てもらい、保育園のお迎えから食事から掃除洗濯を週2でお願いしていました。そうすると、帰宅後子どもとまったりゆったりの夕飯タイムに入浴タイム、そして、子どもを先にお風呂から上げた後のつかの間の一人入浴タイムを持てたのです。この時、「あ、私は子供と向き合う時間が欲しかったんだな。そして少しの間の一人の時間も欲しかったんだ」と気づくことができ、まるっと家事育児ひとくくりが優先となっていたものが細分化できて、本当に大事にしたいものを見つけることができ、その後毎週木曜は外食の日、月一ネイルなど、大切なものを確保していく方法を見つけることができました。あとは、確保するために色々な形で伝える・宣言することも自分も周りの人に対しても大切だという事を学びました。
いずれも、優先順位のち可視化・言語化は働くママパパには大切なプロセスであることを改めて発見でした。

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おまけ
今回の会も、子連れで来てOKです!ということだったので、我が家の娘も含めて計10名、下は1歳から上は11歳までの子どもたちもママパパと一緒に来てくれました。大きな部屋を、仕切りで半分だけ仕切って、後方で絵本や迷路、謎解きゲームやお絵描きなどをコアメンバーとスタッフと一緒に楽しみました。
3時間という今回の会。大人はあいだで10分ほどの休憩のみで、講演&パネルトーク&グループワークという盛りだくさんな内容だったのですが、子どもたちの方もとっても楽しかったようで、終わってからも「まだ遊びたい~!」という声が!
大人も、子どもも、学び、気づき、楽しみ、そして和やかに3時間を過ごすことができました。こういう大人も子どもも共に学びすごせる場が、こ・ねくすとの一つの価値になってきたのが、すごくうれしいです。

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2020年に向けて、こ・ねくすとの想い

2019年のこ・ねくすとの活動はこのイベントで終了し、ただいまコアメンバーで2020年に向けての活動を企画中です。

「仕事・家族・わたし」の三方よしをかなえたい働くママパパの日々のお助けごとと、なんとなくもやっとしているところの片付け、それを子連れで、家族で、一緒に来て、学び、気づき、楽しみ、和やかに過ごすことのできるイベント年に3回はやりたいなと思っています。

まずは、2020年の第1回目は3/8(日)です。場所は、これからですが、神戸界隈で予定です!

そして、どうしてもその場に来ることができない働くママパパにも届けていきたい!という想いから、音声・動画で配信にも挑戦!したいなと思っています。

が!コアメンバーにはそのあたりに長けた人材がおりません

もし、我こそはそのあたりサポートできるよ!という方がいたら、ぜひともお助けいただきたいです。なんとか、足を向けての参加はできなくとも、目や耳で届けていきたいと思っています。noteのコメントでも、facebookでもなんでも連絡いただけると大変うれしいです。

2019年もあと半月となりました。今年も1年本当にお疲れさまでした。

2020年も、一人でも一家族でもいっしょに「三方よし」をかなえていく活動を、こ・ねくすとでやっていければなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!


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