ドバイで世界の経済格差をチラリと思う
私たち親子が宿泊したホテルからは世界最大級のショッピングモール「ドバイモール」を抜けてメトロの駅に直結しています。
専用通路は動く歩道もあって炎天下を歩かずにすみますが、けっこう歩きます。
メトロのシルバーカード(Suicaのようにチャージして使います)→20dh。14dhがすでにチャージされています。(2013年当時)
このメトロカード
を利用して、移動できました。
車両はイスラム国らしく女性専用車両があります。間違って乗ってきた男性観光客は、皆から睨まれ注意を受けていました。
このメトロも、実は世界一番長い、無人鉄道です。グリーンラインとレッドラインしか今のところないので、わかりやすいけど駅から降りて主要観光地まではタクシーになるところが多いので(全くタクシーがいないこともある)そこは不便かな?
私たち親子は多少足が痛くなりつつも頑張って下町風のオールドドバイを周り、スーク(市場)巡りと、地元のクリークの渡し船(アブラ)に乗り、博物館見物しメトロに又乗りホテルへと戻ってきました。
ゴールドスークは、とにかく、金!金!金で、
見てるだけで目の保養になりました。→何も買わず。
やはり、楽しかったのはモール(ショッピングセンター)
モールオブジエミレーツの中には、何とスキー場もあります。
外気温が高いドバイで人工スキー場なんて、
やはり、お金持ちの国ですよね。
5月の気温は35℃くらい。湿度も高いので私も疲れたけど母もグッタリだったと思います。
このヨットの帆のような形の建物は
ブルジュ アル アラブ
7つ星のホテルです。
遠くから見るだけで終わりました。
ドバイはとにかく新しいものと古い街と融合して不思議な国です。下町にいくと出稼ぎのインドや中東の国の人たちが工事現場で働いているし、まわりは砂漠ですが、高級ホテルはお金をかければ、それこそ夢のような生活ができます。
ショッピングモールでは
たくさんの食材。
あらゆるスパイスがあり
この土地の特産の椰子の実のデーツがたくさん売られていました。
でも、完全に出稼ぎに来ている人たちとの生活圏は別にありました。
裕福層(IT関係の大企業の社長や、世界中のお金持ちさん)はまったく、下の層には興味がないと思われます。
それはもちろん、そうかな?と思うのですが、
そういう層には関わることがないし、たとえ、すれ違ったとしても
「関係ない」
ことなんだと思います。
私も日本から少し働いたお金を使って、旅に費やしている、タダの観光客なのではありますので、えらそうには語れませんが、
世界には(日本にも)、搾取される側と、搾取する側があって、
私は生きている限り、
搾取される側なのかも?
ってチラリと思いました。
海外にも旅に出るし、
ちゃんとお給料をもらって、ご飯を食べられることはとてもありがたいのですが、その隔たりは、
大きいのかもしれません。
(そんなこと、昔からあるよ!)
と、もしかしたら私は無知だったかもしれませんが
そう考えると、
《住む世界が違う》
という現実は存在するということでしょうか?
そして、経済的な強者の世界の人は下の世界の人に関心はないけど、下の世界の人は、強者の世界に興味がある。
確実なことは、(しあわせ)と思う気持ちは
それらとはまったく関係がないということかな?と思ったりもします。
これからも、
どんどん開発が進むドバイで、格差や、真の幸せ、
お金とは何か?
贅沢とは、??
いろんなことを考えさせられたのでした。
おわり。
さて、次は日本国内の記事にします。
良かったら、又読んでくださいね。