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「好き」なのか迷ったら

今回の「好き」は人間関係について書いています。

付き合う前だったり、長年付き合ってきて刺激がなくなってきたり、結婚するかどうか迷ったり、人間関係で「この人のこと好きなんだっけ?」と迷うこと、あると思います。
私自身も20代後半の頃、とにかく彼氏がほしくて合コンに行きまくり、いろんな人に会いまくった挙句、「この人のこと好きなのか?もはや好きという感情が分からん」という状態に陥っていたことがありました。
そんな時に、自分の感情を整理するために編み出した考え方です。

同じように「好きの迷子」になってる方に、少しヒントになれば幸いです。

「好き」を5つに分けてみる

そもそも「好き」という漠然とした状態を、もう少し分解してみようと思った結果がこちら。

「好き」の5大要素

愛:
家族や友人に対しても抱く「好き」。利他的。
恋:
ムネがドキドキとする!という「好き」。アッパーもダウナーもある。 
相手に気に入られたい!となる。
情:
後ろ髪ひかれる「好き」。目の前というより思い出に対して抱く。
欲:
主に性欲の「好き」。もしくは相手がお金持ちの場合などは、
自分が得することへの欲望。
興味:
人間的な「好き」。めちゃくちゃ頭いい人や、とがった人に「この人おもろー!」となる感情。

初対面の時の「好き」にもパターンがある

初めて誰かと会った時に、この人「好きかも」と思っても、実はいろんなパターンがあると思います。

例えば、すごい面白い趣味を持っていたり、人間的に興味がわくパターン

人として興味ある「好き」

もっと話したい!一緒に仕事したい!とかなるタイプです。
異性の場合、このまま発展しないと、「友達どまり」とかになるわけです。

恋愛に発展するパターンだとこんな感じ

恋愛初期の「好き」

「恋」「欲」が入ってきます。人によってこの大きさはマチマチだと思います。

そしてこのハートマークが問題。

このドキドキはどっち、、、?「恋」と「欲」の混同

「好きかも!ドキドキする!」となった時、一瞬「恋」かな?と思いますが、実は「欲」でもドキドキするんです。だからこの2つは混同しやすい。
特にお酒飲んでいる時などは危ないです。

「恋」かと思ったら「欲」だったパターン

冷静になってみると、実は単なる「欲(主に性欲)」だけでドキドキしてたわ。ということもあります。
もしくはお金に目がくらんで好きと思ったとか。

「君のことが好きだよ」はどれ?

よく、「好きって言ってたのに遊ばれた!」という話がありますが、これも「好き」のすり替えが起きてるんだと思います。
言われた自分としては「恋」か「愛」だと解釈していますが、
相手からしたら「欲」一択。
でも会話は「好き」で成立するので、あとから「話が違うじゃないか!!!」となるわけです。

相手が言ってる「好き」って、5個のうちのどれだ?を考えてみると、すれ違いに気づくかもしれません。

関係が深くなってくると「愛」「情」が出てくる

付き合って何年か経ったりしてくると、徐々に「好き」の内容も変化してきます。

「愛」「情」が増してくる

このままの状態でいけばいいのですが、
長年付き合っていて、「もう好きかどうかわからないけど、別れられない、、」という状態になってる時がこんな感じ。↓

別れられない「情」だけ残ってるパターン

結婚するかどうか迷ったら

今年こそ結婚したい!と思って婚活をしていたり、
何年か付き合った人がいて「この人と結婚していいんだろうか」と迷ったりした時に、どの「好き」を参考にしたらよいのか?

人によっても違うとは思いますが、「愛」は長続きする関係には不可欠だと思います。それがあるかどうか確かめるには?

それは、「病める時」ベースで考えること。

健やかなる時も、病める時も は大事

これは私が大好きなアルテイシアさんの本で書いてあってすごく納得した考え方です。
結婚式でよく聞く「健やかなる時も、病める時も、、、」というやつ。

お互いに人生がうまくいってるとき(=健やかなる時)は、だいたい何やってても楽しいです。「この人といると人生が楽しい!」となるのも確かに大事な要素です。
が、例えばどちらかが風邪をひいたり、病気したり、仕事がうまくいかなかったりした時(=病める時)に、相手を支えようと思えるか?それを行動で示せるか?という部分で「愛」があるか図れるかなと思います。
これが無いと、長期的な関係は難しいと思います。

おわりに

5つの要素に分けてみるという考え方、これだけで人間関係の「好き」がすべて説明できるほど完璧ではないかもしれません。
ですが、感情の整理が必要な時、少しでも参考になれば幸いです。

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