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さよちゃんは、私の憧れ!(^^)!

◆ 久しぶりの梅干しづくり…思い出した祖母のこと


先日、水泳の保護者の方から梅干しを貰った。
その時、ふと思い出した。亡き祖母『さよちゃん』のこと…。

19歳の時だったかな?梅干しを作った私。なかなか思うように行かず、「なんでだろう?」って悩みながら、最後は祖母頼み(笑)

さすが祖母…,もうダメだろと諦めた梅干しが、美味しい梅干しに仕上がっていた。ただ、塩分は…私のミスで強め(笑)そんなエピソードもある。

◆ あの頃の祖母は「私の心を察していた」と、今頃気が付く私。

小学生の私が楽しみにしていたことは、浜松に住む祖母の家へ、遊びに行くことだった。今だからわかるけど、祖母は、気づいていたんだろうね!

私が行くと、いつも笑顔で迎えてくれて、優しかった。子供ながらに『わ~いつもこうだよなぁ~』って、感心していた。

どこの家庭でも当たり前なのかな?こんな光景…。

 ・ 縁側に人が集まる。
 ・ 玄関にも、人が居る。
 ・ 祖母が中心となって話が弾んでいる。
 ・ 玄関はいつも全開(雨の日以外(笑))。
 ・ ゲートボールをしていると、いつも審判をやっている。
 ・ 自分の部屋で着物を縫っている。
 ・ 冬場は、編み物をしてセーターを編む。
 ・ 朝晩、畑に行く。
 ・ 採れた食材で、料理をする。
 ・ 毎年、味噌を作る。
 ・ 梅干しも作る。
 ・ 正月は、鏡餅からすべて手作り。
 ・ 時間が来ると、必ずお昼寝をする。

なんてね(笑)。
「祖母は、どんな人だったか」と考えるだけで、これだけのことを思い出す。
その影響を受けているのか、私も野菜作りや漬物をしたり、らっきょやショウガを漬けるのも、味噌・梅干し・着物を着ることも大好きだ。

そして…自分が安心できる場所でもあった。

◆ そんなさよちゃんとのお別れ…。

祖母が亡くなったとき、多くの方が集まって、多くの方が涙を流した。
そして、私と同じぐらいの孫が大粒の涙を流して見送った記憶。

お葬式の時「祖母は、幸せ者だな~」って思っていた。そして、私も「こんなお葬式をしたいな」と思っていたし、今もその気持ちは変わらない。

歳を重ねるごとに、お葬式へ行くことも増えて来たが、どうしても当時の『祖母の葬儀』と比べてまう。

祖母のお葬式は、やっぱり盛大だった。これは、まさに人徳!!
お葬式って、『その人の生き様が映し出される』と思っている私。
そして私たちは、『毎日棺桶に向かって生きている』。
(これは、私の思いです。)

◆ なぜ、こんなことを今、書いているんだろう。“死”ということの大切さ。


死ぬってことを話す時、私は、いつもこう言います。
「自分は死ぬまで半人前で、死んだあと、自分が一人前だったかを決めるのは、他人が評価することで、」と。

人生1度切りだから、どう生きるかは、自分次第。でも大切なことは、『どんな形であれ全うする事かな?』なんて。

一度諦めようとした人が言う事じゃないかもしれないけどね(笑)。でも、その一度だけ。死ぬことと向き合ったから、思うこともある。祖母の死から現在までに、関わった多くの方たちの死から得たこと。

だから、私にはとても大切なことなんです。

◆ そんな優しかったさよちゃんを傷つけた記憶…。

祖母が、入院したことがある。私が18歳ぐらいかな?両親が離婚して、新しい生活が始まった頃。一人で向かったのか?弟が一緒に行ったかは定かでないが、急いで病室へ向かったことを覚えている。

病室で私は、母の愚痴を漏らしていた。「祖母ならいいか」と安易に思って、母親への怒りから、不満をペラペラと。

その時の祖母の表情は、記憶にないが、今でも鮮明に残っている、力のない祖母の声「私の育て方が悪かったんだよね。ごめんね。」と…。

その言葉を聞いた時、80歳を過ぎた祖母の心を傷つけてしまった罪悪感。
いつも守ってくれていたのに、なんて馬鹿なことを言ってしまったんだろうと。結局、最後の最後まで「ごめんなさい」が言えなかった。

ばーば、本当にごめんなさい。

そして、今こうして振り返ることで、自分は『愛されていたんだ』ってことに、気が付いた。愛されているなんて、今の今まで思ったこともなかったから…。


◆ 素敵なタイミング。明日は母の元へ、そして祖母の元へ


こんなタイミングで明日は母のいる浜松へ。そして祖母の墓参りへ
母と仲良くなったのは、ほんの数年前。こうして毎月母の元へ行くようになったのも、昨年末ぐらいからです。

明日は、また昔話をするのか、いやいや今回も祖母の話をしてこよう。

毎度、母には言うんです。
私が尊敬するのは祖母で、祖母のような歳の取り方をしたいんだと…。
それだけ、自分を支えてくれた大切な人。
何も言わずに、ただ笑ってくれていた。私の逃げる場所(笑)

◆ 絶対にいるから探してほしい!目標となる先人を!!


身近な人でもいい、遠くに生きている人でもいい。
必ずどこかに、自分の目指す生き方をしている先人がいるはずです。
それは、寄ってきてくれるのではなく、自分から探しに行かないと出会うことはありません。

なぜ、こんなことを言うのか…。それは、自分が苦しかった時に、節目節目でそのような方を探したからです。心のよりどころが欲しくて、現実から逃げる為の手段として、目標の人になりきることで、乗り越えた経験があるからです。

どうか、楽しく生きる為に、自分の目標とする人を見つけてみてください。
そして、その人の生き方をコピーするぐらい真似てみてください。

仕事の仕方も表情も、しぐさも、声の出し方も…。その瞬間から自分の生き方が大きく変わりだすから、一度だまされてみてください( ´艸`)。
解らなかったら、連絡をください。サポートは致します…。
でも、依存は困りますよ(笑)私にも自分の人生があるからです。

私は、また節目を迎えます。少しずつ歳を重ねながら、最後は祖母の様な女性になる為に輝こうと思います。いえいえ祖母以上にです(笑)

一人でも多くの若者が、楽しい人生を送ることができることを願って…。

祖母のことから、びっくりする文章になってしまいました(笑)
長文でした。ありがとうございました。

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