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【今日の英単語】 カナダ人と結婚して言葉の壁から気づいたこと

私は日系カナダ人の夫がいます。

私たち夫婦の会話は、日本語と英語が常に混ざっています。

夫が話すときは英語で、私が話すときは日本語です。
お互いに英語と日本語の聞き取りはできるのでこれで成り立っています。

私の夫は、シュールなジョークをポンポンと思いつく人です。

それと同時に、放送禁止用語となっているエフワード(f-word=f*#!)もかつてはよく聞きました。今では子どもたちへの影響を考えて、Swear words(暴言)のゼロ活動を続けて久しいです。

私たちはカナダのBC州バンクーバー近辺の都市で生活しているのですが、多民族だからか、運転するときのあたりまえなルールが個人間で違うようで、結構危ない運転手が多いです。

そのため、夫はよく怒っています。あまりにもひどい運転手に出会ったときは、今でもつい暴言がポロッと出てしまうようで、冷静になった後「嫌いにならないでくれてありがとね。Sorry.」と言っています。

若かりし頃の夫から、たくさんの暴言(Swear words)を学びました。(もちろん、私は使わないです。)

その当時を思い返せば、私は英語で育ってきたわけではないし、それらの単語の背景にある意味やニュアンスがいまいち分からなかったので「また勢いのある音が聞こえてくるから、また例の悪い言葉を使って怒っているんだな。」と右から左へ流していることも多かったです。

でも、もしそれが日本語だったら、きっと耳障りでイラっとしっぱなしだったかもしれません。

文化の違いもありますが、言語の壁が上手く機能している一例ですかね。おもしろいです。

◆◆◆ 今日のオモシロ単語 ◆◆◆

Swear(動詞)

意味は大まかに2つあります。
1. 誓う
2. 罵る(ののしる)、暴言を吐く

辞書などで、1つ目と2つ目以降の意味が全然違っていたりすると、1番最初のものから順によく使われるということなのかなと思ってしまいますよね。(そう思っていたのは私だけですか?)

でも、実際はそうではなく、
この「Swear(動詞)」も順番に関係なく、1.誓う、2.暴言を吐くという両方の意味が同じくらい頻繁に使われています。

1.誓うの例文:
I didn't take your cookies, I swear!!
キミのクッキーとってないよ、それを誓うよ!!
(本当にやってないことを[神に]誓うよ、というニュアンスです。)

2.罵る(ののしる)、暴言を吐くの例文:
What the f*#@ is going on!? - Hey, don't swear!
いったいどうなっているんだ!? ー ちょっと汚い言葉使わないでよ!

「f*#@」は汚い悪い言葉なので日本語訳には入れていません。
「f*#@」は怒りからくる感情的な勢いでつい入ってしまう音のようなものかなと第三者目線で思っています。

何だか2つの意味が違いすぎて、それぞれの意味に別々な単語をつくればよかったのに、と思ってしまうのは私だけでしょうか。英語って不思議です。

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