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なぜ飲食の世界に足を踏み入れたのか?

はじめまして、池田圭介といいます。僕の経緯は言葉にするとものすごくシンプル。義務教育を終え力士に。引退したのは30歳。これだけでもう30歳ですよ(笑)今は飲食店で働いてます。

ま、これはものすごくシンプルに経緯だけを言ったものなのでこの中に色んな出会いや出来事があったわけです。今回はまず、なぜ今飲食業界にいるのか。を書きます。

中学2年生の時に地元にマクドナルドではない、当時はめずらしい1食1000円近くするハンバーガーのお店FIRE HOUSEというお店がありました。

中学2年生の自分には贅沢な値段のハンバーガー。存在を知ってから友人を連れ意を決して入店してみることに。まず入店するなり肉の脂が焼けた香ばしい、めちゃくちゃいい匂いに包まれたのを今も覚えています。そして床がやけに無骨な雰囲気のやばい板材が使われているのが目に飛び込んできた。後で知ったけどこの素材はあえてアメリカから古材を仕入れて使用してるらしい。もしかしたらウエスタンがこの床を踏んでるかと思うとロマンに溢れている。

それはいいとしてメニュー表を見て少々びびった中学生。当時食べ盛り、マクドナルドでおやつバーガーを買うのも躊躇していたのにほぼ1000円前後のメニュー表。とりあえずよくわからないからスタンダード。でもチーズは欲しかったのでチーズバーガーをお願いしました。

程なく思ったより早くバーガー到着。「え、はや!?」そう思いました。当時はケータイもなく写真なんて撮ることもない。下にひいてある袋に包んで早々ガブリ。

「なんじゃ、こりゃ!?めちゃくちゃうめぇ!!」

これです。ここからです。今の僕の夢が小さく湧き上がった瞬間は。マクドナルドやモスバーガーのハンバーガーしか知らない中学生に衝撃が走りました。一口かぶりついただけで目を見開くほどの驚きや感動があったのです。その時、中学生ながら思ったのは「アッツアツ!しかも何?この肉肉しい感じ!パンもクソうめー!FIRE HOUSEすげー!!」です。塩胡椒がっつりジューシーな肉肉しいパティに、だけで食べてもうまいバンズ。野菜やマヨネーズなど、バランスよく狙ってるハンバーガーにやられた訳です。

今も定期的に行く本当に大好きなお店。FIRE HOUSEで食べて以来ハンバーガーが大好きになり、色んなハンバーガーを食べてきたけど今でも当時の思いを色褪せることをさせない不動の激うまハンバーガー。店を出てすぐに「こんな店がやりたいな!やりたくないか!?」と友人と話をしていたのです。

なんだか書いていたら長くなってしもたので、この後はまた次に書くとします。

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