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注射部位肉腫、手術完了!!!!!

可愛い我が家のプリンセス。
注射部位肉腫疑いの繊維肉腫と診断されてから1ヶ月ほど。
先週、やっと手術をしてまいりました…!!!

(診断と飼い主の選択については、ちょっと長いですがこちら↓)


CT 画像診断 報告書

腫瘍の転移がないかを確認するため撮影したCTの詳しい検査結果をもらいました。
(電話口では聞いていたのですが、検査結果出るまでにめっちゃ時間かかった…! 12日くらいでしょうか。結果わからないと手術決められないし、気持ち的にも仕事の調整的にもめっちゃヤキモキしました^^;)

【報告書の統括コメント】

・肩甲間部腫瘤(病理組織学的検査実施済:線維肉腫):その不均一な造影効果から悪性腫瘍を疑う所見で、報告にある線維肉腫を考えます。腫瘤は辺縁不整な分葉状を呈し、両側から淡い筋状の軟部組織 陰影が外側へ突出するような形態を呈しており、周囲脂肪組織との境界はやや不明瞭です。また、腫瘤は腹側で僧帽筋と近接していますが大部分で間に軽度に脂肪組織を挟み、積極的に筋肉への浸潤や癒着を疑う所見は認められません。また、肺やリンパ節への転移を積極的に疑う所見も認められません。

要するに、大きな転移はなし。腫瘍下の筋肉などへの目立った浸潤もなし。手術OK!!ということらしいです。よかった〜!!
詳しい画像はこちら↓

腫瘍以外のところも細かにコメントがついていて、
やや喘息持ちだったの!?とかの発見もありました。
CT、1回撮っておくのはおすすめかもです。10万するけど...^^;

いざ、手術。同意書

当日、担当の先生からどのような手術か?リスクは?もしもの時の処置を希望するか?などの説明とともに同意書を記入

やや食欲は落ちているものの、キュルルンといつも通り可愛い様子に、
「これから痛い思いをさせなければいけない」と本当に胸が苦しく、
帰り道は涙ながらの運転になってしまいました。

手術は3時間半ほどで、順調に終了したみたい。。。!
面会OKとのことで、もう一度病院へ向かいました。

いつも通りかわいいね。
同意書。
しょうがないとはいえ、最悪の事態の説明はやはりメンタルに来る。

術後、面会

手術の様子、現在の状態をサクッと聞きながら、
獣医さんが「術中の画像、見ます?」とスマホで記録写真を見せてくれました。みんなそうなのかな?
直接載せるのは憚られるためイラストで。

正直もう、見た瞬間「なんてことをさせてしまったんだ」と後悔でいっぱいでした。癌を放置する方が悲しいことになると分かっていても、小さな体にはあまりにも不釣り合いな傷….。いやあ、メンタルにくる。

ゲージなど術後の住環境のこと、
筋肉を切除したため運動機能の低下具合について、
3日ほどで退院できるが、術後の痛みによっては少し入院を伸ばすことなど
諸々の詳しいお話をしていただいた後、面会できました。

バンザイの姿勢、上が頭です。
鎮静剤が効いて、ぐてっと横たわ離り少しひんやりした顔をさすると、
ちょっとこっちを見てまばたきをしてくれました。
「(手術受けてくれて)ありがとう、(痛い思いさせて)ごめんね。」と声をかけました。

手術費

顔を見られ、一応ひと安心。
今回は幸いアメリカでしか取得できない「外科専門医」の称号を持つ先生が執刀してくださり、しかしその分手術費用は40万程になるかもと説明を受けていましたが…
27万弱。爪切り、エリザベスカラー代も含めて割と安い…?
CTが10万円弱だったから安く感じる(笑)
詳しい明細を知りたい方もいると思うので、明細書全て載せておきます。




手術、その後の流れ

メンタルの右往左往が激しい1日でしたが、何はともあれ手術を無事終えることができ本当によかった…
今後は、摘出した部位を検体に出し、その断面に癌細胞がないか確認します。
つまり「癌の根が取り切れているか」の確認。
もし検体断面に根が残っていたら、取り切れていないということ。
端的に言えば手術は失敗となります。

その場合、根の根絶を目指して放射線治療をするか、これ以上の治療は断念するか。
その判断を、2週間後の検査結果を受け取ったのちにすることになると思います。

ハラハラ….でも心配ばかりしていてもしょうがない!
ということで帰ってくる猫のために、家の模様替えを頑張りました!^^
自宅での経過についてはまた別記事でアップします。


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