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私の毎日を豊かにしてくれる秘書業務~勇気をもって断った先にあった景色は①~

以前働いていた研究室は、開設時からわたしは秘書として働いていた。

開設時の一年は、部屋の環境設定から、先生と共に職場のやり方や雰囲気に慣れる、研究室の雰囲気作りのほかに通常業務が加わってやるべきことがたくさんあった。

また先生は専門分野でとても注目されており、月の半分は国内外ご出張と多忙を極めていた。


私は、自分でいうのもなんだが、仕事を的確にあまり時間をかけずにで処理することができると思っていて、その時は2人分は働いていたように思う。


ある日、ご出張先からのメールで「すみません。この仕事をお願いできませんか?」と依頼があった。

元々完璧主義であり、当時取得した秘書検定1級でも上司の依頼は、「かしこまりました」とお受けするのがスタンダードのように書かれてあり、今までの私であれば自動的に「承知いたしました。」と返信するところ、少し迷いが生じた。頑張ればできなくはないが…、今の手持ちもいっぱいである。また先生に直結する仕事ではあるが、私とはワンクッションがある。

迷いに迷って

手持ちの仕事の状況をお伝えし「少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか。」と返信し、帰宅した。

その日は、金曜日だったので、週末、上司にそんなことをメールするなんてと悶々として過ごしていた...。

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