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【就活体験記】SEの種類と違いとは(業界研究)

こちらの記事は続きです。
今回は業界研究についてまとめてみます。

https://note.com/sachi__bot/n/nfa0be428f147

業界研究

SE職の業界研究を行ったところ、SEにも複数種類あることを知りました。
主に以下が挙げられます。
※考え方に個人差があるため、あくまで参考までに

1. Sier(System Integrator)
2. SES(System Engineering Service)
3. 社内SE
4. ITコンサルタント

全体イメージ

1枚の絵にすると以下のようになります。
エンドユーザとは実際にシステムを利用する人を指します。その他については後述します。

就活体験記_NOTE

1. Sier(System Integrator)
SierはいわゆるITのなんでも屋さんです。

お客様の業務をヒアリング・分析を行い、ユーザーの課題や業務の自動化・データの分析等解決するようなシステムの企画、構築、運用サポートなどの業務をすべて請け負うため、上流から下流まで一気通貫した工程を担当する業務を行います。

SIer企業を選ぶ上で気を付けないといけないことは、企業がピラミッド構造のどの位置にいるかということです。

以下の図を例にすると元請け企業は実際にシステムを利用するお客様と関わる機会があり上流工程を担当することが多いです。一方1次受け・2次受け・・・と下段になるとお客様が1つ上の上段となるため、主に開発を中心とする下流工程となることです。

私は元請けのポジションにある企業に勤めていますが、開発は外注に出した方が低コストであるため、主な業務はお客様との調整やシステムの仕様検討・プロジェクト管理が中心であるため、開発をもっとやりたいという人は別の企業へ転職をしています。

ピラミッド構造

2. SES(System Engineering Service)

SESは客先常駐SEと表現されることが多いですが、正確にはシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種で業務に対して技術者の労働を提供するサービスを指します。

つまり、営業担当者が技術者がアサインできるプロジェクトを探し、マッチングされれば契約を獲得でき、企業に利益をもたらすというビジネスモデルになります。

契約を取らないと当然仕事がなく、自社の利益に貢献できないため、収入にも影響するため、IT初心者には厳しい職種であると思います。

3. 社内SE

社内SEは企業の情報システム部署のことを指します。
企業の経営戦略に則り、中長期計画の目標達成に向けた自社の経営課題や業務課題を精査し予算内で解決に導くことが業務内容です。

なるためには総合職で採用された後、配属される流れがほとんどかと思います。
また、中途採用でSE経験を即戦力として採用しているイメージもあります。
残念ながら文系で新卒採用で狙ってなるのは難しそう・・・?

具体的な業務内容として以下が挙げられます。
・PCやソフトウェアの問い合わせ対応(ヘルプデスク的な役割)
・IT機器のリース業務
・システムを利用するユーザーから不具合があった場合の問い合わせ対応
・簡単なプログラム開発(RPAが流行り?)

企業によってはガッツリシステム開発を担当している社内SEもいるようです。
また、新たにシステムを構築する場合はプロジェクトメンバとして参画することもあります。

4. ITコンサルタント

ITコンサルタントは「ITを活用して企業の経営・業務課題を解決する専門家」です。(SEと毛色が違うかもしれませんがあえて取り上げます)
お客様の経営戦略に沿ってIT戦略を策定し、システム開発の提案やシステムの最適化を通じて、企業の経営を助ける職種です。

友人に聞くとお客様へ提案を行うため、お客様が持っているシステムの構成や持っているデータをどのように活かせるかを考えるために基礎的なIT知識や提案する商材についての勉強する必要があるそうです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

改めて整理してみるとSEには種類があり、業務形態が大きく違うなと再確認できました。

就職活動をする上でSEの具体的な違いや業務内容というのは知ることは難しいと思いますが、入社後に想像していた業務ではなかったとミスマッチするのは辛いので採用担当者やOB・OG訪問に具体的な業務を聞き、認識合わせをしておくということは非常に大切です。

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