アイドルオタク、遂に「自分の」イラストアクキーを作成する② コンセプトを考える→画像生成AI
イラスト、特に人物像をデフォルメしたものを作成するといった場合は通常、
・自分で描く
・周囲の絵心がある人に頼む
・SNSなどを通じて絵師の方に頼む
という方法があります。
私個人は、美術の成績が2だったので絵心は全くありません。イラストレーターの知り合いは何人かいるのでお金を払って依頼する方法もありましたが、今回はいま流行りの『画像生成AI』を試してみることにしました。
ブラウザのNovelAIなどもありますが、スマホで楽に作れると思い、私が女装写真の編集で使っている、この meitu というiPhoneアプリでご説明します。仕事での用途もあるので私は有料版を使っています。
実際の様子をスクリーンショットで撮りました
キーワードの入力にあたって、chibi anime girl という文言を先頭に置くとかなりイラストアクキーっぽくなります。
だいたいこんな感じで一回に4枚のイラストが数秒で上がります。この段階で大まかにどんなキーワードを打ち込むべきか、コンセプトを考えました。
そもそもイラストアクキーの醍醐味は なりたい自分を自分でプロデュースできること ではないでしょうか。
少し横道に逸れますが、女装うんぬん抜きに常日頃から「自分こそ最大の推しメン」だという考えを持っています。いつも推せる自分でいるために、仕事を始めとした日常生活を頑張ることができます。これはまた、自分自身を対象化する試みとも言えます。
どのような自分の姿が好ましく見えるか。この考えをベースとして、まず気に入った自撮りを選びます。
分析してみた結果、以下のキーワードを思い付きました。
・黒のベレー帽
・赤系統の服
・灰色の髪
これらのキーワードを打ち込んでリロードを数十回繰り返した結果、かなりハイクオリティなイラストができました。参考のために、最終候補と決定稿を掲載します
これは手描きです、と嘘を言ってもバレないのではないでしょうか。
決定稿のイラストが生成された瞬間、これだと思いました。ここに至るまで数多くのボツがありました。突拍子もないイラストが生成されることも多かったですし、求めてないのに得体の知れない物体を手に持っていたり。そこも含めて、こんにちの画像生成AIが持つ引き出しの数に驚きました。数ヶ月前とは全くレベルが違います。
この時点で50%以上の工程が終わりましたが、次回でPhotoshopを用いた微調整と発注の流れについてご説明したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?