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見慣れぬヨーロッパ野菜さんの簡単レシピ:コールラビとフェンネル

日本ではメジャーではない野菜を売り場で見かけると困惑します。「こいつらは、一体何者だ?!」「どうやって食べるんだ?!」「食べれる部分はどこなんだ?!」といった疑問が頭に次々と浮かびます。でも、ズボラでも、料理好きでなくても、とっても簡単に美味しく食べることができます!見かけたら是非、試してみてください。

フェンネルとは

ヨーロッパ(地中海沿岸)原産のセリ科の多年草で「ウイキョウ」とも呼ばれています。いわゆるスパイスハーブで、甘みにあわせてかすかに苦みも感じられるような、独特な香りと味わいが特徴です。香草や薬味が好きな人なら、ハマる確率は高いです。

種もスパイスとして使用されます。フェンネルの種(シード)なので「フェンネルシード」と呼ばれています。また、消化不良を改善する効果があり、利尿・発汗作用もあってハーブティーにもよく利用されています。(ダイエット効果もあるらしい!)

スペイン語ではHinojoといい、スペインでの旬は1月から4月ごろです。

フェンネルの食べ方

主に葉と、大きく育った柄の根元部分を食用として使用します。「魚のハーブ」といわれていて、魚と相性のよいハーブです。香りが独特ですが、根元部分は玉ねぎのように幅広く料理に使えます。

そんなわけで、自分がよくやる簡単レシピとしては、サーモンとのオーブン焼きです。

フェンネルは適当に切って、並べて、オーブンに投入するだけです。あー、簡単!

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しばらくすると、出来上がりです。200度で15分くらいだったかな?(適当なので、若干こげるのは毎回・・・。)

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ここでは、6人前くらいかな~?一度に全部食べなくても、作りやすい量で一度に作っちゃうのがズボラ料理の極意です。

フェンネルとサーモンはよく合います!(写真のサーモンは下記レシピの塩鮭)

コールラビとは

こちらも、ヨーロッパ北部原産です。アブラナ科の越年草で 和名はカブカンラン(蕪甘藍)というそうです。

全然知らなかったのですが、ビタミンCがオレンジより豊富らしいです。なぜか、じゃがいもの代用品としてイケると下記の記事では推してます。(日本人的にはじゃがいもというより、大根の代用でピンとくる感じ。笑)

スペイン語ではColinabo, colirrábanoといい、収穫は秋、初冬です。

コールラビの食べ方

みずみずしい野菜なので、生でサラダにしてもおいしいです。大根と似た感じで使ってます。

皮は基本的に食べない感じですが、結構厚くむぐので捨てるのももったいない・・・。有機栽培だったら、もったいない感マックスなので、細く切って味噌汁の具にしてます。(かつての勤務先の社員食堂のおばちゃんが、「えっ、それいれる?!」と思うような、あらゆる具材を大胆に味噌汁にいれていたところから、ヒントを得ました。)

フェンネルは玉ねぎみたいに、コールラビは大根みたいに簡単に食べれる野菜ですので、まだ食べたことのない人は、お店で見かけたら、ぜひ買ってみてください!おすすめですよ~。

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